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2024年11月の読書メーターまとめ

オダ
読んだ本
4
読んだページ
1200ページ
感想・レビュー
4
ナイス
69ナイス

2024年11月に読んだ本
4

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

オダ
1,000万円がかかったクイズ大会決勝戦で問題文が読み上げられる前に芸能人枠の選手が正答するという事態が起き、決勝戦で敗れたクイズプレイヤー:僕は“ゼロ文字押し”の謎を解くために調査を行う……という中編。読者の共感性を刺激する事に長けた作品だった。早押しや問題文の読み上げに関するクイズの定跡について触れられているくだりは漫画『ちはやふる』や『ナナマルサンバツ』を思い出し、そういう話あったなぁ……と楽しめた。
オダ
2024/11/22 17:49

『君のクイズ』、まじで本文が易しいんですよ。情景描写とか全然なくて主人公の主観しかないから、この本は「主人公の中に入って! 主人公の目で見て! 主人公の頭の中を覗いて!」「そうしたらホラ……自他の境界、ふやけてきたでしょ!」を仕掛けている。もはや共感とは名ばかりのハックだ

オダ
2024/11/22 17:49

しかしこれくらい純度の高い真似をされると「確かに……主人公の喜びは俺の喜びで、主人公の悲しみは俺の悲しみだったかもしれないな……」「アホが小説を楽しむってのは……元来そういうものだった気がするぜ!」とも思えてならなかったが、こういう言葉はよくないと思われます

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
4

オダ
正義感の強い青年:木瀬くんはかつて家庭教師をしてくれていたお兄さん:真壁と再会し、結婚間近の彼が脅迫被害を受けていると知る。意を決して真壁の代わりに探偵会社を訪ねた木瀬くんは、中学時代に素人探偵として腕を鳴らしていた北見先輩と再会、調査を開始する。結論として「無限の推進力で突き進む狂人がこっちに向かってくるのは……怖すぎる!!」「こっち来んなや!!」みたいな感じになりました。
オダ
2024/11/27 22:31

なんか『流浪の月』で擁護されまくっていた存在をヴィランにして「どうだぁ!! 怖いだろぉ!!」と仕立てたらこんな感じになるのかもしれないなぁ……調理法でネタの味の出方とか違うもんだなぁ……みたいな気分になりました

オダ
2024/11/27 22:31

破滅が約束されているお話をずっとしているので「早く早く!!」「まだ最悪フェーズ来ないの!?」と焦れながら読んでたんですが、8割方読んだあたりからの最悪コンボ、しっかりキマッていたと思います。「あなたが見たかったのは……この怪人ですかぁ!?」「そうでぇす!!」

が「ナイス!」と言っています。
オダ
1930年代、イギリスの弁護士の妻として何不自由ない中流階級家庭を育んできたよき妻でありよき母:ジョーンは末の娘のお見舞いの為にバグダッドへ行き、その帰り道、トラブルにより砂漠の宿泊所で足止めをくった事で気づきたくなかった認知との邂逅を果たす……。極々狭い自己の世界で自身を完璧であると自負して生きてきた人間が何もない土地で強制的に過去を省みる事で「私は、完璧ではなかった?」と数々の回想に襲われてアイデンティティの崩壊に直面する様は、読者に対しても自省を促す力を持っていた。今とても気持ちが悪い。
オダ
2024/11/25 22:47

泣きたくても涙が出ないみたいな気持ちにさせられているが、兎にも角にもスカダモア家には俺が考える真の家族の絆があった。それはそのようにあれと努める事で形を成し、被害者意識が絆となり、自己愛の強さが加害性となる

オダ
2024/11/25 22:48

泣きたくても涙が出ないみたいな気持ちにさせられているが、兎にも角にもスカダモア家には俺が考える真の家族の絆があった。それはそのようにあれと努める事で形を成し、被害者意識が絆となり、自己愛の強さが加害性となる

が「ナイス!」と言っています。
オダ
1,000万円がかかったクイズ大会決勝戦で問題文が読み上げられる前に芸能人枠の選手が正答するという事態が起き、決勝戦で敗れたクイズプレイヤー:僕は“ゼロ文字押し”の謎を解くために調査を行う……という中編。読者の共感性を刺激する事に長けた作品だった。早押しや問題文の読み上げに関するクイズの定跡について触れられているくだりは漫画『ちはやふる』や『ナナマルサンバツ』を思い出し、そういう話あったなぁ……と楽しめた。
オダ
2024/11/22 17:49

『君のクイズ』、まじで本文が易しいんですよ。情景描写とか全然なくて主人公の主観しかないから、この本は「主人公の中に入って! 主人公の目で見て! 主人公の頭の中を覗いて!」「そうしたらホラ……自他の境界、ふやけてきたでしょ!」を仕掛けている。もはや共感とは名ばかりのハックだ

オダ
2024/11/22 17:49

しかしこれくらい純度の高い真似をされると「確かに……主人公の喜びは俺の喜びで、主人公の悲しみは俺の悲しみだったかもしれないな……」「アホが小説を楽しむってのは……元来そういうものだった気がするぜ!」とも思えてならなかったが、こういう言葉はよくないと思われます

が「ナイス!」と言っています。
オダ
「古龍作品はスゴい」「面白いのは間違いない」と聞いてはいましたが状況が動く度に新キャラが出ては退場を繰り返してそ、そういう……と思ってたら!! 最終章に至っては2ページにつき5人増!? もう数え切れないほどの新キャラ!? 頭がッッ。状況が動く度に新キャラが現れる!! いま剣の名手×2、気功の達人×1、武道の達人×1が一度に出てきました!! みたいなノリが最終章では数ページおきに起きるみたいなとんでもない代物だった。最終章はずっと「たすけてくれ!!」と思いながら読んでいた。
オダ
2024/11/22 00:27

『マーベラス・ツインズ』1巻を読んでとりあえずわかったんですが、俺がピッコマで連載を追っている『二度目の人生、俺は至尊になる』はこれ完璧に『マーベラス・ツインズ』の後発作ですね。運命の相手が存在しない小魚児が新キャラに殴り殴られ300話突破してるwebtoonです……

オダ
2024/11/22 00:27

『マーベラス・ツインズ』1巻、「武侠小説って……ラノベなのか!?」という気持ちにさせられました。頭がどうにかなりそうです。とりあえずこの1巻のラストの引き、古龍せんせいは勢いで書いてて実際この引きからどう続けるかという先の事は考えてなかったんじゃないでしょうか。そんな気がします……

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/10/19(4453日経過)
記録初日
2012/05/23(4602日経過)
読んだ本
1106冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
392593ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
1106件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

とりあえずTwitter始めてから読んだ本を投下。

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