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2024年9月の読書メーターまとめ

Shoko
読んだ本
12
読んだページ
2299ページ
感想・レビュー
12
ナイス
318ナイス

2024年9月に読んだ本
12

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Shoko
ネタバレ図書館本。息子くんは13歳になっていた。イギリスの教育事情、人種差別や摂食障害についてスピーチする国語のテスト、男性でも女性でもないノンバイナリーな教員たち、歌うことで人種の垣根を越えたソウル・クイーン…。周りで起こる様々なことを見て、経験して、「ぼく」は繊細で優しい少年から、強くて慈愛に満ちた青年に変わっていく過渡期にある。一つの物事についてじっくり考えるその姿勢は、大人の方が見習わなきゃいけない。災害時の避難所で職員がホームレスを追い返したというニュースから、その職員がそんなことをしたのは→
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
12

Shoko
少しずつ集め、読む杉浦日向子作品。この作品は文明開化期の日本に生きた若き書生たちの姿が生き生きと描かれる「閑中忙あり」がメイン。束の間のタイムスリップを楽しみました♪
が「ナイス!」と言っています。
Shoko
ネタバレ野火ー!!良かったー!( ;∀;) 小夜と野火が辿り着いた幸せの景色に感涙。呪者と霊狐、どちらも辛い悲しい役を負わされた2人が運命的に出会う場面から、すっかり物語に引き込まれてしまいました。上橋菜穂子さん初読み。帰省の時に母の本棚から、著者の本をごっそり借りてきた。これからゆっくり『精霊の守り人』シリーズを楽しみます。
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Shoko
図書館本。著者は当時40前の会社員時代。悩み多く、もがいていた時だったとあとがきにありました。クヨクヨしがちなそんな時に、冷静に自分や周囲を見つめて、自分の課題を見つけたり、自分をいなしたり、なだめたりする様子に共感。「仮面まじめ」はまったく同じ(笑)。つまりは労力の削減で。私も学生時代、不良の人たちの、反抗=制服を改造するとか、先生に逆らったり、隠れてタバコを吸うとかいった、逆方向への真面目さに「エネルギーすごい!」と思っていた。「衝動と願望の区別」の章の、インターネット検索についてもすごくわかる。→
Shoko
2024/09/26 22:15

→ 微かにでも知りたいと思ったことはスマホで調べるけど、キリがないし、目は疲れるし、片っ端から忘れる。本当、調べる事柄はもっと慎重に選んで、その分、本を読む時間を増やそう!

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Shoko
ネタバレ図書館本。最果タヒさん初読み。題名がカッコよいなと惹かれて。「何かを好きになるっていうのは、その「何か」だけじゃ発生しないことであって、その人自身が抱えてきたものの爆発なのだから。」何を選ぶかはそこまで重要でなく、なぜそれが好きなのかってところまで話せて初めて、その人の内側が垣間見えるっていうのは、なるほどと思った。著者が好きなものを語るエッセイ集。モノローグが好きっていうのは、私も同じなので共感。音楽、バンドが多めだったけど、疎くてほぼ知らなかった。吉増剛造の名前は覚えておいて、いつか詩を読んでみたい。
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Shoko
ネタバレ若竹七海作品を読むのは3冊目。渋谷猿楽町署の刑事・一条風太と、モノに残っている残留思念を読むことができる井伏美潮のコンビが事件の謎を解く連作ミステリ。面白かったけど、なんだか似たような話が多かった?ような気がして、いまいち印象がぼやけている。同じ短編集でも『暗い越流』の時みたいなドキッとする瞬間はなかった。でも、一条と美潮の関係はうまくいくみたいで良かったな。
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Shoko
なんとなく題名だけは聞いたことがあって、てっきり小説なのだと思っていた。そうか、英国には死刑制度がないのか。殺人の刑罰は終身刑という英国で殺人を犯して服役中、あるいは仮釈放されて社会の中で生きることとなった10人に取材した衝撃の告白録。幼少期の話や、キレてしまう自分の衝動性を恐れる気持ちなど、さもありなんと思うことも多かった。そして訳者の沢木耕太郎もあとがきで指摘するように、多くの殺人が、綿密に計画された特異な行動によるものなんかではなく、台所のコップを取り落とすようにして行ってしまったものだということ。
Shoko
2024/09/14 14:00

そして、取り返しのつかないその瞬間のことを、繰り返し繰り返し思い出さなくてはならなくなるということがよく分かった。

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Shoko
図書館本。私たちは様々な発酵の恩恵にあずかっているのだなぁ。ワイン、パン、日本酒、漬物、腐葉土、藍染、きのこ、醤油、味噌、納豆、黒酢、鰹節、チーズ…。下水処理でも微生物が活躍しているんだ。発酵ってすごい! 『りんごだんだん』の小川忠博氏の写真絵本。「納豆菌は、100度の熱や乾燥などの厳しい条件でも生きのびる、とても強い菌なので、他の発酵食品を作る人は、「発酵を混乱させるから」と、作業前日は納豆を食べないそうです。」
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Shoko
ネタバレ図書館本。素朴な温かみのあるものや、洗練されたオシャレで都会的な雰囲気を持ったもの、動物モチーフのついた愛らしいものなど、様々な表情を持った英国ポタリーの数々。民藝運動が、英国ポタリーに関連しているとは知らなかった。バーナード・リーチが日本から陶芸の技術を持ち帰り、作陶を始めたのが、英国でスタジオ・ポター(個人陶芸家)が本格的に活躍する契機になったとのこと。我が街近辺にもバーナード・リーチに所縁のある窯が!湯町窯、舩木窯、出西窯、訪ねてみたい。
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Shoko
図書館本。貘さんの詩を読む。「求婚の広告」は何度読んでも笑ってしまう。心をほぐしてくれる詩。そのひたむきさを知ると、驚いてしまうのだけれど、詩を読むと、必死さとか辛さみたいなものはほとんど感じられず、心がほぐされるような気がする。不思議な詩。
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Shoko
図書館本。『ルリユールおじさん』を思い出しながら読む。パリに滞在中の絵描きの僕が、恋人?Yに宛てて書く手紙と、街や人のスケッチ。ルリユールおじさんに出会い、その仕事ぶりや人柄に惹かれて、パリでの滞在が長引く僕。パリの街のスケッチが素敵。無数のギャラリーや美術館で展覧会やコンサートが毎日毎日開かれているのに、さらに区役所でも展覧会を無料で開催とは、なんとも羨ましい!美術や文化に対する考えが違う。パリではそれは贅沢ではなく、必須のものなんだろうな。『ルリユールおじさん』もまた読みたくなってきた。
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Shoko
ネタバレ図書館本。息子くんは13歳になっていた。イギリスの教育事情、人種差別や摂食障害についてスピーチする国語のテスト、男性でも女性でもないノンバイナリーな教員たち、歌うことで人種の垣根を越えたソウル・クイーン…。周りで起こる様々なことを見て、経験して、「ぼく」は繊細で優しい少年から、強くて慈愛に満ちた青年に変わっていく過渡期にある。一つの物事についてじっくり考えるその姿勢は、大人の方が見習わなきゃいけない。災害時の避難所で職員がホームレスを追い返したというニュースから、その職員がそんなことをしたのは→
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Shoko
図書館本。下処理なしで丸ごと冷凍して良いとは驚きでした!里芋、じゃがいも、ごぼうなどは冷凍保存で皮がむきやすくなる。火の通りが早く、味がしみ込みやすくなる。もう、たくさんもらっても困らない!
レモングラス
2024/09/07 13:05

丸ごと冷凍していいのですね。ビックリ‼️火の通りも早く、味がしみ込みやすくなるなんて嬉しすぎる!ご紹介ありがとうございます♪

Shoko
2024/09/07 13:49

レモングラスさん、ビックリですよね!私は早速、里芋を冷凍してみました♪

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/10/30(4410日経過)
記録初日
2012/06/24(4538日経過)
読んだ本
1658冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
289839ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
1619件(投稿率97.6%)
本棚
294棚
性別
血液型
O型
自己紹介

読書記録のために始めた読書メーターですが、最近は、皆さんの感想を見て、読みたい本がどんどん増えていきます!

読みたい本を探すのも、本を読むのも大好き(^^)
いろんな本を幅広く楽しみたいと思っています♬

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