最初から引き込まれた読書だった。ウメはこの先どうなるの？という想いで、ページを捲る手が止まらなかった。辛い経験もあったけれど、ウメの周りにはウメの生きていく糧になり財産になった人々もたくさんいた。そして、そんな人々との別れもあり、後半は切ない気持ちの連続だった。良い読書ができた。

追ってるシリーズ本のひとつ。同じく追ってる宮部みゆきさんの三島屋変調百物語に似た感じなのだけど、こちらのおいち不思議がたりも面白い。自分の推理が当たってるのか、犯人が気になって一気読み。そんな気がしてたのよ、やっぱりね。

最初から引き込まれた読書だった。ウメはこの先どうなるの？という想いで、ページを捲る手が止まらなかった。辛い経験もあったけれど、ウメの周りにはウメの生きていく糧になり財産になった人々もたくさんいた。そして、そんな人々との別れもあり、後半は切ない気持ちの連続だった。良い読書ができた。

『ひいなの埋葬』が好み。作中に出てきた、ビクトリア女王の遺伝の話は事実なのだろうか？気になる、調べてみよう。

赤川次郎さんの作品を読んだのは、ずっとずっ～～と昔の子どもの頃以来です。一人の少女の成長物語なのですが、家族間に重たい話が次々と起きます。そんなに簡単に済ませていいの？と思うほど、割りと軽い展開でさくさく進んでいきます。今の感覚で読むと、全体的に懐かしい雰囲気のある小説でした。

西園寺ってやっぱり…「彼」がモデルなんでしょうか？西園寺が登場してからずっと、私の脳内では「彼」の姿に変換されていました。博識な莉子の鑑定で、自分の知識が少しでも増えていけばありがたい。

「墓守りのレオ」が良かったので、他の作品も読みたくて本書を読みました。またしてもシリーズ本に手を出してしまった。児童書だけど大人にも面白い。主人公の希子（多分主人公と思う）が辛い経験をどう克服していくのか気になるので、次も読む予定。

表題のヤマトタケルが面白かった。（梅原猛原作）「ヤマトタケル」は名前を知っていた程度だったが、面白いストーリーだった。梅原猛著のヤマトタケルも読んでみたくなった。

久しぶりに篠田節子さんを読みました。年齢を考えると、ちょっと乙女でお人好しな主人公にイラッとする部分もありましたが、徐々に自分を生きていこうとする主人公の姿に応援する私がいました。親の介護のこと、大人になってからの周囲との人間関係、読みながら頷くばかり。特に水泳の上達方法は具体的で、篠田さん選手コースのスイミングに通ってるのかな？と思ったほど。

大奥という特殊な職場で働く女性たちの話。何とも優しい話ばかりで、穏やかな読後感です。いつの時代でも、どんな仕事でも、働くことは大変だ。