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2024年10月の読書メーターまとめ

ろっか
読んだ本
6
読んだページ
1392ページ
感想・レビュー
6
ナイス
72ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ろっか
「細く長く愛するか、太く短く愛するか、愛なんてもんはさ、所詮どっちかしかないだろ?」ツバキ文具店のシリーズ3作目。ぽっぽちゃんを始め、反抗期のQPちゃんやマダムカルピス、お久しぶりのバーバラ夫人。なつかしさにほっこりする。知的ヤクザや謎のお隣さんも気になりワクワクしながら読んだ。何より驚いたのは先代の過去。連絡手段が手紙しかなかった時代、恋文は時間が経っても色褪せることなく残る。伊豆大島の椿を見てみたいと思った。「ふーっとたんぽぽの綿毛を飛ばすように、これからも私は、希望の種をこの世界にまき続けたい」
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

ろっか

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2024年10月の感想・レビュー一覧
6

ろっか
「走り続けている限り誰にも邪魔されない、もう戻ってこない一瞬の永遠」守り、守られて。犬は、魂の伴侶だ。海外で番犬として飼っている虎。小学生のまどかは全身で虎を信じ共に過ごし育っていく。鮮やかな色彩と相反する暗い影がよぎる庭。そわそわとする海外の危なっかしさと獣の本能が日本とは違う当たり前を思わせる。雷のように背中の毛を逆立てて飼い主を守る虎。信頼関係で繋がる関係がなぜか痛々しく感じた。「私の選べなかった道は鮮やかで甘美な痛みに満ちている。殺せば良かった。殺して一緒に死ねば良かった。それくらい愛していた」
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ろっか
「いろんなところへ行ってきて いろんな夢を見ておいで そして最後に 君のそばで会おう」銀色夏生さんの自選詩集。「もしもふたりが会えるなら もしもあなたとわかるなら」巻頭のみ書き下ろしで、みるみる詩の世界に引き込まれていく。大好きな詩やなつかしい詩がつまっていてうっとりした。いつも図書館で借りているので全部集めたくなってしまう。時々読むからこんなに心にしみるのだろうか。「永遠は ひとすじの 流れのようなもの 永遠をみおくる 岸辺のふたり」
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ろっか
「大人にしかできない依存もあるのだと、夫に出会って知ったように思う」江國さんの新婚生活から3年間のエッセイ。夫婦であるがゆえの理不尽さやはがゆさ、安心感をほがらかに描いている。『雨』と『ごはん』、『風景』が好き。ひとつひとつの言葉や言いまわしが好きでつい微笑んでしまう。江國さんのように好きなものと嫌いなものをしっかり持って、自分のことを上手に甘やかしたり時にはあきらめたりする生き方は素敵だ。「出会ったとき、人はお互いが持っているそのちがう風景に惹かれるのだ。それまでの時間、一人一人が積み上げてきた風景」
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ろっか
「細く長く愛するか、太く短く愛するか、愛なんてもんはさ、所詮どっちかしかないだろ?」ツバキ文具店のシリーズ3作目。ぽっぽちゃんを始め、反抗期のQPちゃんやマダムカルピス、お久しぶりのバーバラ夫人。なつかしさにほっこりする。知的ヤクザや謎のお隣さんも気になりワクワクしながら読んだ。何より驚いたのは先代の過去。連絡手段が手紙しかなかった時代、恋文は時間が経っても色褪せることなく残る。伊豆大島の椿を見てみたいと思った。「ふーっとたんぽぽの綿毛を飛ばすように、これからも私は、希望の種をこの世界にまき続けたい」
が「ナイス!」と言っています。
ろっか
「秋の朝、音楽は私たちの心身に降る」雨と暮らす江國さんのエッセイ。タイトルに惹かれて借りたら雨はペットの犬の名前だった。一緒に音楽を聴いたりお散歩をしたり、時には病気になったり。時間がゆっくりと贅沢に流れていく感じが好き。いろんな曲がでてきてほぼ洋楽であまり分からなかったけれど、同じ空間で音楽を共有している江國さんと雨は素敵だなと思う。最後に写真があってなんだか嬉しかった。「半分濡れたコンクリートに裸足で立った。こうやって、私はまたつい、強くなってしまうのだ」
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ろっか
「火事は最初の五分、選挙は最後の五分が勝負」もうすぐ民王Rのドラマが始まるので読んでみようと手に取った。難しい政治ものかと思いきや。かなりのドタバタ劇でとてもおもしろかった。読みながらついニヤニヤしてしまう。ただのコメディではなく、総理大臣の苦悩やスキャンダル、与党と野党の闘いなどがぎゅっとつまった一冊。父と息子の関係がだんだんと変わっていき、お互いを認め合うようになるところに感動。民王のドラマも見てみたいな。「俺たちが、俺たちであるために、乾杯しよう!」
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/23(4383日経過)
記録初日
2009/01/01(5805日経過)
読んだ本
833冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
237548ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
745件(投稿率89.4%)
本棚
246棚
性別
年齢
44歳
血液型
B型
現住所
大分県
自己紹介

偶然手にとった本が

不思議と心に響き

きっと今だった

と感じられるのはほんのわずか

自ら選んだその世界に浸る


好きな作家さん

江國香織 村上春樹 銀色夏生

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