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江國 香織(3)千早 茜(2)東野 圭吾(2)伊坂 幸太郎(2)犬怪 寅日子(1)市川 沙央(1)くわがき あゆ(1)高瀬 隼子(1)白石 一文(1)寺地 はるな(1)20%江國 香織13%千早 茜13%東野 圭吾13%伊坂 幸太郎6%犬怪 寅日子6%市川 沙央6%くわがき あゆ6%高瀬 隼子6%白石 一文6%寺地 はるな著者グラフ上位10名
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ろっか
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喫茶店で殺された女性とある少女の存在。加賀と松宮の捜査によって見えない事実が次々に繋がっていく。事件の手がかりがない状態から聞き込みや推測を重ねて犯人にたどり着く様がおもしろい。もしかして?と考えていたことがひっくり返され、読むスピードがどんどん早くなっていった。思春期の萌奈ちゃんが抱える悩みや、真次の残りわずかな命をふきこんだ遺言状。それそわれが年齢や性別、血縁も超えて愛し愛されていることを眩しく感じた。「たとえ会えなくても、自分にとって大切な人間と見えない糸で繋がっていると思えたらそれだけで幸せだ」
0255文字
ろっか
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「今日の晴れを喜び、明日の雨を嘆くなかれ」人口爆発により子どもを1人しか産めなくなった世界。不倫が正当化され倫理観をカバーするための代替伴侶というありえないシステム。「良い家庭を持つことと、良い夫婦でいることは全然違う」家族の形や夫婦のありかたを考えさせられるストーリーだった。だんだん頭がこんがらがってくるが、最後に説明があったのでありがたかった。終わり方はあまり好きではないけれど、こんな未来がないとは限らない。「人間は愛することを欲する動物ではあるけど、それ以上に愛されることを欲する動物なんだと思うよ」
0255文字
ろっか
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「夢を見るものはうつつを見やらず」ハヤカワSF大賞受賞作。男性だけ死の間際に羊に変身する一族に仕えるアンドロイド。その肉を捌き血族に食べさせることを使命としている。不思議な世界観に違和感を抱きながらも永続的な語りに引き込まれていく。アンドロイドの「わたくし」の話し方や表現が機械的でありながらどこかに人間性を感じさせる。名前が独特で巻頭の家系図を見ながら血筋を確認して読み進めた。「生命の出す音はいつも乱雑さが整理されている。生命の内側には常に混沌や渦や泥があり、しかし出力されるのは整理された何事かなのだ」
0255文字
ろっか
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「多くの時間を費やして、ふんだんに日常をあてがって、異様な空間に慣れたのか、お互いの曲がった感情が少しずつ薄れていったのか、それなりに私たちはうまく収まるようになってきた」なかなか複雑な家庭環境なのに穏やかに物語は進んでいく。佐和子と直の兄妹仲の良さがとてもいい。家族で囲む食卓の裏には様々な事情があって常に平和とは限らない。家族の形はたくさんあるけれど、確かに静かに日常を支えてくれる。「人は時々、いつもと違うことをする。それは知らない間に、何かの予感が身体の何処かにあって、そうしてしまうんだと思う」
0255文字
ろっか
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「一つ散りて後に花なし冬牡丹」一つ一つの話を読み終えて、その後に待つ写真を見るたびに「!?」と驚いた。こうだろうなと思っていた想像が写真1枚でひっくり返される。一章がなかなか理解できず読み進めるうちに謎がとけていった。終章で仕掛けられた伏線がするすると回収され、ネタバレを読んでさらにすっきり。願いが叶う滝という設定もおもしろかった。「二つの炎と、立ち上る細い煙を見つめているあいだだけ、心にほんのわずかな平静が訪れるのはどうしてなのか」
0255文字
ろっか
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「人には立場があり、それによって様相は変わること。そして、立場に持続性はなく、容易に反転する可能性もある」父親が殺害され辛い幼少期を過ごした小林姉妹。大人になってからも裕福な生活はできず苦労がついてまわる。妹までも殺され保険金殺害の疑いをかけられていることを知り、姉の美桜は真相を突き止めようとする。よくあるミステリーと思いきや狂気が漂い、どんどん加速していくストーリーに夢中になった。「宇宙に散らばる星は、自ら明るく輝く星と、その影を受けて暗く沈む星とに二分される。いわば、虐げる側と虐げられる側とに」
0255文字
ろっか
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願いが叶うクスノキの番人をすることになった玲斗。叔母の千舟からいろいろなことを教わり、今までの人生を振り返りながら成長していく。どうして皆が予約をして祈るのか?満月と新月の関係性は?クスノキの謎を解こうとする玲斗と一緒に考えをめぐらせながら読んだ。祈念に訪れる人々の伝えたい思いや受け取る覚悟、正しいことだけではなく負の感情もあること。その分良いことだけではなくリスクもある。遥か昔から代々続く番人が守ってきた意味が分かり感動した。千舟と玲斗の心の距離がぐっと縮まるラストがいいい。続編の女神も読んでみたい。
0255文字
ろっか
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「誰でもみんな自分の働き方が正しいと思ってるんだよね」初めての作家さんだと思っていたら他の本も読んでいたことに気づき、その本棚を見てなるほどーと思う。もう少しほのぼのしたお仕事小説かと手に取ったがまあ怖い。なんていうか本当にありそうな人間関係。でも芦川さんみたいな人いるなと、善意の押し付けというか自己満足というか。押尾さんみたいにはっきり自分は出せないし、きっと二谷さんのように曖昧に私はごまかしそうだ。「結局我慢する人とできる人とで世界がまわっていく。世界。この世界。わたしが生きて手の届く範囲の世界」
0255文字

読んだ本
844

読んでる本
2

積読本
6

読みたい本
12

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/23(4512日経過)
記録初日
2009/01/01(5934日経過)
読んだ本
844冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
240462ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
756件(投稿率89.6%)
本棚
249棚
性別
年齢
45歳
血液型
B型
現住所
大分県
自己紹介

偶然手にとった本が

不思議と心に響き

きっと今だった

と感じられるのはほんのわずか

自ら選んだその世界に浸る


好きな作家さん

江國香織 村上春樹 銀色夏生

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