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2024年9月の読書メーターまとめ

しゃお
読んだ本
11
読んだページ
3480ページ
感想・レビュー
11
ナイス
268ナイス

2024年9月に読んだ本
11

2024年9月のお気に入り登録
2

  • ミカママ
  • なおぴー

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • ミカママ
  • なおぴー

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しゃお
1930年代の中国を舞台にした探偵小説。謎解きミステリでは無く、地に足がついたハードボイルドの王道のような物語。主人公の女私立探偵の決して過度には描かれないながらも、自分自身の道を歩む姿がなんとも凛々しくも魅力的。行方知らずに少女を探した果てに浮かび上がる真実と少女たちの心の内はどこか物哀しくもあるけど逞しさも感じとれて良かった。この時代特有の風俗や考え方、富裕層かた貧困層までの描かれ方も雰囲気が出ていて読み応えあった。また彼女の物語、読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
11

しゃお
いるだけで周りの人の推理力が増すという特殊能力「ワトソン力」を持つ警視庁の刑事の和戸。非番の日に遭遇した事件でもその能力により周りの人が推理合戦し、解決に導いていく様子が楽しい。7つの事件はそれぞれしっかり伏線からの解決が見事に本格推理として、しかも気軽に楽しめます。主人公の和戸が、本当にいるだけなのも可笑しいけれど、たまには活躍する様や個性を見せてくれるとより楽しくなると思うんだけど、それだとこの作品の本質から外れてしまうかなw 最後は「え?!」という終わり方。続編も読んでみます!
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
四つの恋愛小説を収めた短編集。それぞれ違う味があって、痛々しくもあり、爽やかでもあり、もやもやしたりと。どの主人公も純粋な気持ちだけに、余計に目を覆いたくなるような姿を見せます。でも、最後はどの主人公も自身の考えで前を向こうとする姿は清々しくもありました。著者の他の作品も読んでみたくなりました。
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
ぐいぐいと惹き込まれ終盤は一気読みでした。「変わっている」と言われるサリーのその悲惨で痛々しい生い立ち。虐待のおぞましさと連鎖する負の要素に胸がムカムカして読みにくくなりそうにも。しかし、周りの人の優しさもあってサリーが人生を明るく前向きに生きようとする姿がとても鮮やかで清々しく、彼女を思わず応援したくなり夢中になって読み進めました。そんな中で暗い影を落とす出来事が。生きていればやり直す事もできる。サリーが再び前向きな人生を歩んでいる事を願ってやみませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
「人生の最後に食べたいおやつは?」理想のホスピスで人生の最後の時を過ごそうとする雫が、そこで生きる事と死ぬ事に前向きに向き合っていく様子が描かれています。それは時に涙なしでは読めなかったですが、死を恐れる必要は無く受け入れるようにもしかしたら自分もなれるんじゃないか、そう感じました。もしそんな風に最後を迎えれたらそれは幸せな事かも。たとえ亡くなったとしても、その魂を身近に感じ取れたら…。
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
『いまはただ瞳を閉じて』に続く〈マッケンジー家の三きょうだい〉シリーズ二作目。心身共に辛い目にあった経験を他の人にもさせないように講演や執筆活動を行っているケネディ。前作の主人公スターとは違った強さをもつ彼女に強く惹かれるレイエス。その彼の語り口は軽口も多く読んでいて楽しくニヤニヤ。また、二人が惹かれ合うも相手の事を想い一歩引いている様子も微笑ましかったですね。今回はレイエス達の父親パリッシュの哀しみと強い決意が印象的で、それだけに家族を想い、レイエスを認める姿が強く印象に残りました。次の完結編も楽しみ!
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
意外に複雑というか、考えながら読んだせいで思いのほか読み終えるまで時間がかかりましたが、最後の怒涛の謎解き場面も含めて楽しめました。家族の誰もが人を殺しているという言葉そのものがめくらましみたいな感じで、ちょっとほっこりさせられたのが何よりも意表をつかれたかも。あやしいと思った点はやはりと言った感じでしたが、それを繋げ切れなかった自分がちょっと悔しかったですw 読了後に色々確かめたくなること受けあいの謎解きミステリー。果たして何もかもがフェアだったかどうかも読み終えた人同士で語りたくもなります。
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
シリーズ9作目(通算11作目)で神奈川県警編2作目。今回は横須賀で起きた殺人事件で米軍が関係している恐れがある事から、その関係性を考慮した捜査が必要に。とはいえ竜崎の原理原則主義はその壁を越えるもの。この辺り、関係各所との調整や責任、利害関係などを考えて竜崎に迫る者たちに対するあしらい方がやはり痛快で読んでいて楽しいですね。鼻持ちならない同期の登場で事件の関与への疑いも出てきたり、息子の邦彦のトラブルがあったりと盛沢山な内容ですが、あっという間に読み終えます。紫の薔薇も微笑ましいエピソードでしたね。
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
話しが全然進まないので、途中で挫折しそうでしたw とはいえロックが地球を救うというその設定だけで美味しい。その上にESCにグラムロックをベースにしたコメディとなれば、最後まで読んで確かめずにはいられません。さて、自分の貧相な想像力では脳内で可視化しきれなかったのもあり、群像劇のような映画になればすごく面白い物になりそう。しかしデジベル・ジョーンズ&絶対零度の活躍はもっと見たかったなぁ。クセが強くて読むのに時間かかったけど、刊行予定の続編が翻訳されたらまた手に取るかも。
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
あらすじ読んだだけで辛そうだと寝かせていた本書。読んでいてやはり胸が苦しくなり辛い想いをするけれど、まごうことなき〈愛と許し〉そして〈再生〉の物語で、溢れる愛に涙せずにはいられませんでした。最愛の人を自身の過ちで失い服役したカナ。一度も抱く事が叶わなかった娘に会いに戻った町で出会う、最愛の人の親友。愛と憎しみに揺れる心の機微や、ただただ愛し愛されたい、許されたいと願う想いが、甘過ぎないロマンスとして描かれる事で主人公を含めそれぞれの立場になり、一緒になって考えます。果たして自分だったらと想像した結果は?!
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
1930年代の中国を舞台にした探偵小説。謎解きミステリでは無く、地に足がついたハードボイルドの王道のような物語。主人公の女私立探偵の決して過度には描かれないながらも、自分自身の道を歩む姿がなんとも凛々しくも魅力的。行方知らずに少女を探した果てに浮かび上がる真実と少女たちの心の内はどこか物哀しくもあるけど逞しさも感じとれて良かった。この時代特有の風俗や考え方、富裕層かた貧困層までの描かれ方も雰囲気が出ていて読み応えあった。また彼女の物語、読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
しゃお
『モカと幸せのコーヒー』の続編。モカに再び会え、優しいその世界に浸れます。ちょうど作者の刀根里衣さんの原画展とサイン会があり、会場で先行販売されていたので購入。刀根さんにサインもしていただけました(≧▽≦)
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/06/01(6049日経過)
記録初日
2008/06/01(6049日経過)
読んだ本
1748冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
631467ページ(1日平均104ページ)
感想・レビュー
1652件(投稿率94.5%)
本棚
25棚
性別
血液型
O型
外部サイト
URL/ブログ
http://ameblo.jp/rasimaru/
自己紹介

ハードボイルドや冒険小説をメインに、ミステリやファンタジー小説なんかも時々読んでます。

こちらに登録してから新しい作家さんにチャレンジする事も多くなったと思いますし、読書意欲も以前より強くなってるなと実感中です。

ちなみに「ナイス」は基本的に自分が読んだもので何かしら共感を得たり、なるほどそういう考え方もあるのかと思ったものに付けております。

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