不可解過ぎて色んな方の読書レビューを拝見して気付いた。「幸せを追い求めすぎると不幸になるものよ」。ひょっとしてこのセリフは、プロローグとエピローグの都の娘の青さ(未熟さ)を表しているのでは?と。娘は都に対して厳しい目線を向ける。日本の狭量さに対しても。でもそれは、娘(みどり)自身の「拘りの強さ」から来るものではないか?最後までコドモのように見えた都は、実はやっぱり逞しくなっていたのかもしれない。そんなふうに思った。皆さんの読書レビューのおかげだ。
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