☆☆☆母の恋人が家に入り浸り、妹律に辛く当たる事に気付いた姉の理佐。律を連れて家を出てお世話になった蕎麦屋夫婦。そばの実を石臼で挽くのを見守るヨウムのネネ。近所の画家のおばあさん。周囲の大人たちに恵まれ守られながらの40年にわたる姉妹成長記。出会いと別れを繰り返し、他人にも優しく見守る姿勢はペイフォワード。ネネがかわいすぎる

☆☆☆このシリーズも気づけば第19弾。年1で読まなきゃ（堀田家のみなさんに会わなきゃ）春を越せないはずがこの時期に。今作もLOVEで溢れてた。親世代も年取るが、研人や花陽がすっかり大人になって感無量。表紙から予想通りの展開で、またまた親戚気分で幸せに。隣地にできるクリエーターズビレッジの完成は次作かな？

特別養護老人ホーム【森あかり】の職員や入居者の日常。元お笑い芸人で新米職員の星矢が本当に優しい。3Kと言われる職種でがんばる人たち。職員も入居者も人間らしく生きたいだけ。施設長や医師の過去も今に繋がる。星矢の相方はまさかすぎたけど、すべてがリアルで、5年後パートを読んで、介護にきちんとあかりが照らされることを願う。

☆☆☆☆いよいよ本戦スタート。1区天馬から始まり復路のキャプテン隼斗まで、タスキが繋がるのか。順位も記録も残らない学生連合チームだが、それぞれに走る理由があり想いがある。取材不足を助けるベテラン辛島アナの実況に何度も泣かされた。レース後のそれぞれの人生も照らし続ける。あっという間だった

☆☆☆母の恋人が家に入り浸り、妹律に辛く当たる事に気付いた姉の理佐。律を連れて家を出てお世話になった蕎麦屋夫婦。そばの実を石臼で挽くのを見守るヨウムのネネ。近所の画家のおばあさん。周囲の大人たちに恵まれ守られながらの40年にわたる姉妹成長記。出会いと別れを繰り返し、他人にも優しく見守る姿勢はペイフォワード。ネネがかわいすぎる

☆☆☆☆甲子園を目指す高校球児と、彼を応援する母。若い監督、父母会、謎ルール。親目線の話なので、野球大好き！仲間！絆！！みたいなのではなく、嫉妬、お金、伝統、すべて息子のため。全寮制で子は先に親離れするけど、親にしてみればそんな簡単に割り切れない。航太郎くんがほんといい子。大阪で親友と言える香澄さんと出会えてよかった。後半は泣かないの無理だった

☆☆大学時代の仲良し6人組。結婚するから、自分を好きだろう親友に告白させて振ろうって、まぁなかなかに酷いこと考える千鶴は、絶対に友達になりたくないタイプ。さっさと婚約を伝えればいいだけ、読んでて共感できずイライラ。響貴がなんで良い人いないのか不思議。誕生日のデートプランは素敵。

☆☆☆☆前作で捕まった自称スズキタゴサクの裁判中、テロリストが乱入し法廷を占拠。死刑囚の死刑執行ごとに人質を解放するという彼らの狙いは？交渉役の高東と相棒の類家が立ち向かう。法廷内では倖田が人質に。犯人とスズキが繋がっていると思ったが見事に外した。スズキの不気味さがパワーアップ。次作があるのか、類家たち新たなチームになるのか、楽しみ

☆☆☆東京虎ノ門に本社のある中堅イーコマース企業パラウェイ。ここに勤める男女やその関係者の連作。物流倉庫から本社に異動した桐人は睡眠障害に悩まされているが、同期のあとをつけて入ったプラネタリウム。『星空のキャッチボール』仕事と家庭の両立に悩むマーケティング部マネージャーのワーママ恵理子。その悩み自体が性差別では？『森の箱舟』いじめられっ子がボクシングと出会う『タイギシン』など。謎の革ジャンイケオジの光彦がいい味出してる。シゴデキぽい直也の失脚後が直也らしくて安心。

☆☆夏休みが終わる直前、クラスの人気者だった山田が車に轢かれて死んだ。二学期初日、悲しみに暮れる教室のスピーカーから山田の声が。クラスだけの秘密で山田との変わらぬ交流が始まるが、山田の過去や部活を辞めた本当の理由が分かったり、クラスメイトの温度差も。進級後どうなるか気になり一気読み。和久津の必死さに引いてしまったが、男子校のノリが愛おしくてかわいい。

☆☆☆箱根駅伝の名門校と言われて久しい明誠学院大学陸上部。卒業を控えた主将、隼人は 連合チームに選ばれる。そこで出会った仲間たち。みんな事情も背負うものも違う。さらに箱根駅伝の放送局のスタッフたち。ベテランアナウンサーと若手、プロデューサー、局長の思い。いよいよ本戦、というところで下巻へ。気になるーーーー