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2024年3月の読書メーターまとめ

ともひろかただ
読んだ本
2
読んだページ
624ページ
感想・レビュー
2
ナイス
19ナイス

2024年3月に読んだ本
2

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ともひろかただ
戦後、零落していく元華族の娘。その母と弟、また弟が私淑する太宰モデルの小説家という4人を中心に進行する太宰の中編小説。戦前の美意識の象徴でもあるような美しい母、戦後に貴族的地位を疎ましく感じる者のアウトローにもなりきれない弟。戦前戦後の価値観の大転換に翻弄される一家でもあり、それでも生きよという太宰なりの『堕落論』かもしれないなあ。文章は美しくもユーモアもありおもしろい。「この世にはこの世の限度というものがある、自分だけの主観的真実に純粋に生きることは無理なのだ」という太宰の生き様を解説した文章
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
2

ともひろかただ
戦後、零落していく元華族の娘。その母と弟、また弟が私淑する太宰モデルの小説家という4人を中心に進行する太宰の中編小説。戦前の美意識の象徴でもあるような美しい母、戦後に貴族的地位を疎ましく感じる者のアウトローにもなりきれない弟。戦前戦後の価値観の大転換に翻弄される一家でもあり、それでも生きよという太宰なりの『堕落論』かもしれないなあ。文章は美しくもユーモアもありおもしろい。「この世にはこの世の限度というものがある、自分だけの主観的真実に純粋に生きることは無理なのだ」という太宰の生き様を解説した文章
が「ナイス!」と言っています。
ともひろかただ
さだまさしの歌の歌詞のような短編小説集。葛飾区四ツ木にできたカウンターバーに夜な夜な集まる人たちが持ち寄る趣深い話。新進女優と映画会社の幼なじみ、交通事故を起こした男、切ない自殺未遂、心に残るエピソードが集まる。文章もさださんの語り口調に似て読みやすい。ちと登場人物が多いような気も。面白く読みました
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/01(4133日経過)
記録初日
2013/01/01(4133日経過)
読んだ本
358冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
103044ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
358件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
URL/ブログ
http://www.facebook.com/katadatomohiro
自己紹介

通勤電車の中で読んでいます

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