登場人物は３人の母親。一番チャランポランで適当なユカが、最終的に幸せな結末となっているのは、何だか切ない。真面目で完璧主義な母親が虐待してしまうのは、残念だけどわかる気がする。育児って理想通りにならないよなぁ

最初は他の作品と比べておとなしめかなと思ったけど、後半はやはり怒涛の変態ぶり。後半の加速ぶりはえげつない。加速し過ぎて、終わり方も唐突過ぎるんですわ(笑)

登場人物は３人の母親。一番チャランポランで適当なユカが、最終的に幸せな結末となっているのは、何だか切ない。真面目で完璧主義な母親が虐待してしまうのは、残念だけどわかる気がする。育児って理想通りにならないよなぁ

「空飛ぶ広報室」や「図書館戦争」など過去に読んだ作品を思い出しながら楽しんだ。作者さんは、自分の小説を映像化する←これを更に小説化するという面白いことを行ってらっしゃる。お得意のベタ甘な恋愛要素は少し控えてますけど、それでも甘いっちゃ甘いのよ。佐々さんは、強面男性の心の支えです。

横溝正史っぽさは確かにあるのだが、多分今後主人公的な存在となっていくのであろう藤田警部補に、金田一耕助のような魅力があまり感じられない。本当に今後この人が中心となって事件が解決されていくのだろうか？と疑問を感じてしまう。でも、金田一耕助も実際は事件発生阻止という面では、あまり活躍しないんだよなぁ。