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2024年11月の読書メーターまとめ

Melody_Nelson
読んだ本
9
読んだページ
2195ページ
感想・レビュー
9
ナイス
117ナイス

2024年11月に読んだ本
9

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • うりぼう

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Melody_Nelson
4人の女性たちの行動が変容してくる。そして思いがけない展開に。追いつめてくる対象が変わり、だんだん「雅子がんばれ」モードになる自分がいた。彼女たちは何かしら悲惨なのだが(夫の借金&DV、介護、貧困、サラ金、孤独…)、男性の方は性的なものがらみ。それらを巧妙に絡めとった作品。最後はちょっと意外だったが(ややルメートルを彷彿)、独特な愛を感じることもできる…かな。読み始めは嫌悪感だらけだったけど、最後まで読み切れて良かった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
9

Melody_Nelson
家にあったので読んでみる。正直、私の好きなドストエフスキーらしさは見られない。若いころの作品だからか。抒情的な風景などは思い浮かぶけれど、この短編で何を表したかったのだろう。ラストを喜劇のように解釈することもできる。
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Melody_Nelson
こんな政治家がいたんだ!という驚きと同時に、彼を失った無念を感じた。相当危ないところに突っ込んでしまったのだろうけど、政治家が殺された事件なのに深く捜査されない深い闇。こうした真の国士ともいえる政治家って、そうそう出てこないだろうなと思うが、ゆえに、疎ましく思う人々がいるのは想像に難くない。泉さんや紀藤弁護士などと繋がりがあったのね。本書で、泉さんが明石市長だった頃の経験からの大胆な国家改革案を出しているが、少しずつでも住みやすい世の中になることを願う(でも、多分無理だろう…)。
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Melody_Nelson
岸氏に関しては「竹中平蔵の腰巾着」のような認識で止まっていたので、なぜアンチ竹中の森永さんと対談?と思ったのだが、癌にり患し、日本のことを真に考える二人、という共通項かららしい。森永さんの質問に穏やかに答える岸氏だが、共通の認識もあり、勿論やんわり否定する部分もあり、なかなか面白かった。それにしても、財務省のいうことって本当に森永さんの主張の通りなのだろうか…。日航機墜落の話などは知らなかったので、興味深く読んだ。二人とも、できるだけ長く生きてほしいと願う。
が「ナイス!」と言っています。
Melody_Nelson
ひとりになって、頼る人もいなくなったときのことを思うと心細い。不安定な世の中だし、いつどうなるかもわからない。というわけで本書を手に取る。役所の支援メニューはあるのに知られていなかったり(「メニューを見せてくれないレストラン」)、そこに辿り着くのが困難で、民間で支援する人々がいないと厳しいと思った。高齢者が増えていく中で、もっと相互で助け合うようなネットワークができないものか。あと、癌になると矢張り費用が凄いな…と慄いた。
が「ナイス!」と言っています。
Melody_Nelson
4人の女性たちの行動が変容してくる。そして思いがけない展開に。追いつめてくる対象が変わり、だんだん「雅子がんばれ」モードになる自分がいた。彼女たちは何かしら悲惨なのだが(夫の借金&DV、介護、貧困、サラ金、孤独…)、男性の方は性的なものがらみ。それらを巧妙に絡めとった作品。最後はちょっと意外だったが(ややルメートルを彷彿)、独特な愛を感じることもできる…かな。読み始めは嫌悪感だらけだったけど、最後まで読み切れて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
Melody_Nelson
人間の醜悪さや弱さみたいな部分が全開で、数ページで断念したい気持ちに駆られたけれど、やはり最後が気になるので読み続ける。決して気持ちの良い話ではないのだが、プロットは計算されているし(無理筋もあるけれど)、各キャラも立っているので、好みの問題。群像劇となっているので、それぞれのキャラの視点に立った部分がある。この中で気になるのは雅子だが、何に突き動かされて手助けしたのか?終着点が気になる。
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Melody_Nelson
太刀洗万智シリーズ。短編集なのでサクッと読める。読んでいるうちに何となく謎が解ける(わかってしまう)作品もあれば、意外な(とか、やや無理筋な)展開になるものもある(コーンフレークの話など)。太刀洗女史があまりにスーパーで、何でも分かってしまうから、ワクワクしながら読む感じにはならない。かといって、決してつまらないわけでもないのだが。
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Melody_Nelson
アンソロジーなので、殆ど読んだことがある(でも楽しめる)。こうしてコンパクトに編集してあると、みかこさん入門書(?)として良さそう。10代向けとのことだが、高校生くらいなら頑張って読めるはず。Uberに反対するタクシードライバーがUberを使う羽目になる話など面白いし、それぞれの事情というのもわかるはず。みかこさんの考えに同調しなくてもいい。ただ、自分で考えてみるキッカケになると良いなと思う。巻末の「次に読んでほしい本」は是非トライしたい。
が「ナイス!」と言っています。
Melody_Nelson
「高校生が選ぶフェミナ賞」というので興味を持ったのだが、とても暗い…。こういうギクシャクした家族ってあるだろうなと思って読み進めると意外な展開に。ちょっと生々しい感じがしたので、著者の自伝的要素が強いのかとすら思ってしまった。父親の視点で書かれているので、息子たちの心情はこちらの想像となるが、彼の心に空いた穴を塞いでくれたのが、たまたまFNの若者たちだったのかな…。彼の政治信条とは違う気がする。切ない話。ラストに驚く。それからの父親を思うと、やりきれない…。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/09(4362日経過)
記録初日
2012/12/31(4371日経過)
読んだ本
1131冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
337433ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
1121件(投稿率99.1%)
本棚
0棚
性別
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