ネタバレ映画「ジェヴォーダンの獣」の小説。映画を見てからの方が分かりやすいが、すでに入手が困難なので、ついこの間4Kで上映した映画の円盤化に期待するしかない。1789年のフランスにてトマさんが1764年に起こったジェヴォーダンの獣の騒動の真相を思い出す形で開始する。マニさんカッコイイし不憫というかやりきれない。フロンサックが覚醒して憑依されたかのような暴れっぷりは映画を見ないと伝わらない。映画でどうしてこうだったのかは小説を読まないと厳しい。映画にはないシーンがいろいろ小説では描かれていた。ラストは駆け足気味。

ネタバレ知ってて当たり前の感覚で、海外の小説では聖人への祈りの言葉とか逸話を使ってくるので、日本人の感覚では意味不明になる。そんな訳で解説してくれたようだ。クリストフォルス、ゲオルク、マルチン、バルバラ、マグダレーナ、ニコラウス、守護天使ミカエル、ワインの守護者、聖家族の十章からなる。守護聖者と民衆的（民俗的）聖者の話など説明が丁寧で面白かったです。かなり少ないですが写真も載っていましたね。ガッツリとした物ではなく柔らかい感じの文章で読みやすかった。

ネタバレドイツを大雑把に横半分に分けて、下の方の南方面を中心とした内容。ドイツ中心の冬、冬から夏、夏、秋、冬の５章からなる一年行事の祭りの簡単な民俗的な解説の本。ドイツの周辺もあるけれど少ない。写真やイラストも一応あるので。同じ著者の「守護聖者」と通じる部分がある。聖ヴァレンティノの章で、クリスマスのユルクラップと同様と書かれて、それ解説してるとこ何処だとなって探してもまだ見つからない。索引は無かった。柳の鞭で思わず枝垂れ柳が真っ先に思い浮かんだけど、別の柳なんだろうなとちょっと不親切な部分もあるけど面白かった。

ネタバレ映画ジェヴォーダンの獣の原作？作者の祖父の祖父が体験し、祖父の父が書いたものを元にした為解決しないミステリー。物語風。被害が何処で起こったか当時の噂や出来事をあくまで一般人が知り得る範囲で書かれた物。でも1700年台のフランスについて勉強にはなる。身を守る為にバイヨネットという武器を手作りしたとか、こんな事件があったとか、やはり当時の人も女子供に被害が集中しているのを怪しんでいたり。当時の版画や絵、写真など資料もあり、なかなか楽しめました。公式には討伐完了でも実際被害が出て無視されちゃ言いたくもなるよね。

ネタバレ映画「ジェヴォーダンの獣」の小説。映画を見てからの方が分かりやすいが、すでに入手が困難なので、ついこの間4Kで上映した映画の円盤化に期待するしかない。1789年のフランスにてトマさんが1764年に起こったジェヴォーダンの獣の騒動の真相を思い出す形で開始する。マニさんカッコイイし不憫というかやりきれない。フロンサックが覚醒して憑依されたかのような暴れっぷりは映画を見ないと伝わらない。映画でどうしてこうだったのかは小説を読まないと厳しい。映画にはないシーンがいろいろ小説では描かれていた。ラストは駆け足気味。