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2025年1月の読書メーターまとめ

Moish
読んだ本
4
読んだページ
1598ページ
感想・レビュー
4
ナイス
24ナイス

2025年1月に読んだ本
4

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Moish
帰省のついでにW磯崎神社を訪れる予定があり、読んでみた。このシリーズは初めて。そのため、過去の経緯や登場人物の人間関係がわからない状態。それでも十分に楽しめた。全体の4分の3は事件とは無関係な神社巡りのシーンが続き、最後に現場をちょっと見ただけで、主人公の崇が犯人や動機をズバリ当てるという構成。シリーズのほかの作品でも同じなのだろうか。その神社巡りをしながらの蘊蓄が非常に面白いので、どちらかというとミステリーというより、古代史好きに向いている。今回登場した神社の中にも未訪問の場所があるので、行ってみたい。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
4

Moish
近代ギリシャの詩人、カヴァフィスの詩が発表順に紹介されている詩集。①古代からヘレニズム、ビザンチンに至るまでのギリシャの歴史や神話がモチーフの詩、②密やかな同性愛の詩が交互に登場。前者は史実にのっとっているわけではなく、架空の人物がごく自然に配置され、解説に「架空の人物」と書かれていないと勘違いしそうなくらい。さながら短編フィクションを読んでいるよう。ギリシャ人としての誇りと哀愁を感じ取ることができる。後者は、直接的な表現はないのに官能的。こちらからは、「誇ることができない」という苦い思いがにじみ出る。
が「ナイス!」と言っています。
Moish
大学で西洋美術史を学んだ身にとっても、素通り感の強い中世美術。特にロマネスク美術にはそういう側面があるように思う。なので、終章に書かれた「ルネサンス至上主義」に対する警鐘が胸に響く。それにしても、ロマネスクの彫刻やタペストリーにあらわされた人物や生き物たち(現実のものもそうでないものも)の、なんと魅力的なことか! 作例の写真が適所に配されていて、文章も非常に読みやすい。
が「ナイス!」と言っています。
Moish
2023年のノーベル文学賞受賞作家。それまで日本では翻訳がなく、ほとんど知られていなかった理由がわかる。話の筋は決して難解ではなく、むしろわかりやすいが、「果たして何を伝えたかったのか」がわかるかと言われれば、言葉に窮してしまいそう。受賞理由は「声なき声に声を与えた革新的な戯曲と散文によって」だそうで、よくわからないが、収録3編のうち『ぼくは風』を読むと、なんとなく「ああ、なるほど」と思えたりする。でも好きなのは、リアリズム寄りの『名前』のほう。小説はどうだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
Moish
帰省のついでにW磯崎神社を訪れる予定があり、読んでみた。このシリーズは初めて。そのため、過去の経緯や登場人物の人間関係がわからない状態。それでも十分に楽しめた。全体の4分の3は事件とは無関係な神社巡りのシーンが続き、最後に現場をちょっと見ただけで、主人公の崇が犯人や動機をズバリ当てるという構成。シリーズのほかの作品でも同じなのだろうか。その神社巡りをしながらの蘊蓄が非常に面白いので、どちらかというとミステリーというより、古代史好きに向いている。今回登場した神社の中にも未訪問の場所があるので、行ってみたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/22(4412日経過)
記録初日
2013/01/01(4433日経過)
読んだ本
619冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
227425ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
574件(投稿率92.7%)
本棚
1棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://www.facebook.com/morinobu.ishikawa
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