児童養護施設の話やけど、普通の職場、普通の家みたいな話として読めた。登場人物がみんないい人で、有川浩さんらしい、大好きな雰囲気でした。猪俣先生が特に好き。梨田先生も絶対いい人。こういう人がいないと駄目やんな。こういう人でい続けられるって凄すぎる。

児童養護施設の話やけど、普通の職場、普通の家みたいな話として読めた。登場人物がみんないい人で、有川浩さんらしい、大好きな雰囲気でした。猪俣先生が特に好き。梨田先生も絶対いい人。こういう人がいないと駄目やんな。こういう人でい続けられるって凄すぎる。

自分は、人間がうじゃうじゃいる中での1人やと思ったとき、何もなくても（何もないから？）死にたくなる。自分なんていなくなったって、って思うけど実は誰かに思われてる。自分自身が気づいてるか気づいてないかは置いといて。雪もこの人に思われてた。気づいてないけど。 この作品では特徴的な2人を描いてるけど、実はどこにでもいる、誰もがもっている感覚をもっている2人。（多分、ほんまに特徴的なのは2人の周りの人たち）。

小学校の高学年くらいの子におすすめしたくなる本。さくっと読めるしわかりやすい。推理小説入門書みたいな。大人は違う作品を読んだ方がいいと思う。