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2024年9月の読書メーターまとめ

ぽんつく(まんじゅう)
読んだ本
9
読んだページ
1518ページ
感想・レビュー
9
ナイス
402ナイス

2024年9月に読んだ本
9

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぽんつく(まんじゅう)
女性の、自身の身体をめぐるリレーエッセイ集。とてもよかった。一気読みし、その後好きなのを2回読んだ(好きなのは、村田沙耶香、藤野可織、千早茜、朝吹真理子、能町みね子、柴田友香各氏)。特に村田さんのエッセイの中核となる、幼少期に自分の中から芽生えた無邪気で無垢な自慰行為は安心感に接続するための行為、という表現にやられた。自分の身体のことを人にジャッジされたり消費されたりすることがいかに恐ろしいことか。能町さんの章でオリンピックを通じてのトランスジェンダーヘイト、タイムリーだった。
ぽんつく(まんじゅう)
2024/09/05 09:29

金原ひとみさんのはちょっと「?」となった。でもおそらく、書かれている性被害の爪痕がまだ生々しくて、自分の身体と向き合えないのかもしれない。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ぽんつく(まんじゅう)

『本を読んだことのない32歳がはじめて本を読む』がとにかくおすすめです! 写真は神戸どうぶつ王国のマヌルネコ・アズちゃん。4頭の赤ちゃんを子育て中。今月あたり、会いに行きたいなあ。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:1612ページ ナイス数:449ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/316578/summary/monthly/2024/8

『本を読んだことのない32歳がはじめて本を読む』がとにかくおすすめです! 写真は神戸どうぶつ王国のマヌルネコ・アズちゃん。4頭の赤ちゃんを子育て中。今月あたり、会いに行きたいなあ。2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:14冊 読んだページ数:1612ページ ナイス数:449ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/316578/summary/monthly/2024/8
いつでも母さん
2024/09/01 17:03

アズちゃん、凛々しいですね~😍母の佇まいがカッコイイ👍

ぽんつく(まんじゅう)
2024/09/01 17:57

母さま、これは去年撮った写真なのでまだお母さんになる前なのですけどね。いつでもきりっとしてるアズちゃん!

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2024年9月の感想・レビュー一覧
9

ぽんつく(まんじゅう)
ネタバレKindle Unlimitedにて。ミステリー作家が綴る、青森県のとある集落を舞台にした4つの連作短編怪談。『幽』の怪談文学賞の最終候補作となった1話目はちょっと独立した感じでまだ設定こなれていない感じがした。1冊にまとめるにあたって、大幅改変してもよかったのでは。1人の男の生い立ちをなぞる(1話目にも出てきてはいるのだが)、2話目からの3作が面白かった。特にあまりホラーぽくないヤクザの話が面白かった。子どもが犠牲になる4話目は後味悪い。どこかさみしさと懐かしさを感じさせる文体がよかった。
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ぽんつく(まんじゅう)
ネタバレ1週間も前に発売されてた!と慌てて買いに行って、帰りの電車で読んで鳥肌立った。なんちゅう展開や。黒服きょうだいが春夏秋冬だって、今になって分かった(←アホ?)。そしてやっぱり出た―!西ノ村!!!!! イワン達がまわりまわってそっちに属していることになるとは…これは一筋縄じゃ行かないね。新刊が出るたび1巻から読み直してしまう。面白過ぎじゃろ。最後に二狼さん、でっかくなるのね、かっこいい!! でもみどりさんの千畳敷にすべて持って行かれましたよ……
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ぽんつく(まんじゅう)
映画『プリズン・サークル(TC:収監された懲役囚たちへの回復と人間的成長のためのプログラム=回復共同体プログラムのドキュメンタリー)』の監督による、10代(中3~大学生)との対話集。5回中2回はプリズン・サークル出演者(現在は出所している)2人と犯罪被害者1人をゲストとして迎えている。ほとんどの加害者はそれまでに虐待などの被害経験があり、それによって加害に至っている。その過程を若者たちが対話を通して実感し、犯罪を犯してしまった人の心的体感を言語を通して知る。TCが全懲役囚に対して必須になればと思うけれど→
ぽんつく(まんじゅう)
2024/09/18 20:34

無理やり参加させられたのでは効果はないのだろうな。でも今の抑圧的な習慣は何も生まないだろう。対話に参加した若者たちの、感受性の豊かさと、自分の気持ちを言語化する力のすごさよ。それもこの体験を通して得たものもあるだろう。こちらも「義務教育の授業の一環」出会ったら、ここまでのことをみんなが感じられるというわけではないのだろうな。難しい。

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ぽんつく(まんじゅう)
「近畿地方のある場所について」の作者ということで、Kindleで購入。インタビュー形式の怪談。タイトルのアンケートが最後に載ることで、ネタバレしてさらにゾッとさせる。面白かったけど、この文量で600円は高い(と思ってしまうのはネットでただでたくさんよい記事が読めるようになったからこそ感じるのかな、反省)。紙の本は装丁が凝っているらしい。
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ぽんつく(まんじゅう)
ネタバレこの絵柄なのに張り詰めた緊迫感を表現しているのはすごいなー。ついに大カトゥンのボラクチンに仕掛けた魔女二人。うわー、どうなるの、こわいよこわい。
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ぽんつく(まんじゅう)
若者たちのSNSの使い方が、わたしとは全く違うんだとわかった。いいと思ったものにイイネをするのではなく、あなたにイイネしたからわたしにもイイネしてくれるよね? ってこと? めんどくさい! 結局それじゃ、承認欲求得られないじゃない。(Instagramほとんどやってないからわからないのかもしれない)SNS哲学とは??となるけれど、SNSに振り回されないために読むのはいいかなと思います。
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ぽんつく(まんじゅう)
「自分を捨てる旅」というweb連載をまとめた旅エッセイ集。スズキナオさんの文章と、それを書かせる視点が大好きだ。ただのお気楽旅行記ではなくて、そのときの社会情勢へのやるせなさや反骨精神が垣間見える感じも。かと思えば「私はしいたけが好きで、特に里山で栽培されているような大きくて味の濃いしいために目がないので、スルーすることはできない」などという文もあるから、ますます好きになってしまう。お身体お大事にして、これからもたくさんの記事を読ませてください(酒飲みキャラの看板は外してもいいと思う)。
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ぽんつく(まんじゅう)
誰かやどこかを、神様のような俯瞰的な目線で長い年月にわたって見つめた記録のような連作掌編集。とても静かな、祈りのような作品だった。話の主人公であろう人もそんなにフォーカスされすぎず、違う人の人生に途中で変わったりなんかもして、世の中すべての人やものや場所に物語がある、そしてそれは書ききれないし読み切れない。でもわたしはそういう、自分と同じような「その辺の一人」や特に観光名所でもない「その辺のどこか」や「なにか」の物語が読みたいんだ、としみじみ思った。
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ぽんつく(まんじゅう)
女性の、自身の身体をめぐるリレーエッセイ集。とてもよかった。一気読みし、その後好きなのを2回読んだ(好きなのは、村田沙耶香、藤野可織、千早茜、朝吹真理子、能町みね子、柴田友香各氏)。特に村田さんのエッセイの中核となる、幼少期に自分の中から芽生えた無邪気で無垢な自慰行為は安心感に接続するための行為、という表現にやられた。自分の身体のことを人にジャッジされたり消費されたりすることがいかに恐ろしいことか。能町さんの章でオリンピックを通じてのトランスジェンダーヘイト、タイムリーだった。
ぽんつく(まんじゅう)
2024/09/05 09:29

金原ひとみさんのはちょっと「?」となった。でもおそらく、書かれている性被害の爪痕がまだ生々しくて、自分の身体と向き合えないのかもしれない。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/03(4307日経過)
記録初日
2013/01/23(4318日経過)
読んだ本
3942冊(1日平均0.91冊)
読んだページ
669140ページ(1日平均154ページ)
感想・レビュー
3932件(投稿率99.7%)
本棚
20棚
現住所
大阪府
自己紹介

「ぽんつく文庫」の屋号で阿倍野区昭和町の日替わり店主の古本屋「みつばち古書部」https://www.irusubunko.com/%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%81%B0%E3%81%A1%E5%8F%A4%E6%9B%B8%E9%83%A8/ に参加しています。
次回の店番は8/16(金)17~21時。

大阪・枚方に「古本と印刷の店 ぽんつく堂」をゆるゆる営業中。
https://twitter.com/pontsukudo
ネットショップ
https://pontsukudo.thebase.in/

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タイムラインに流れてくる情報に頭がついていけなくなっただけなので。
ごめんなさい。
なかなか相互お気に入りもできず、心苦しいです。すみません。

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のんきに生きよう、が最近の座右の銘。
ウォンバットが好きです。

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