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2024年10月の読書メーターまとめ

くるぶしふくらはぎ
読んだ本
6
読んだページ
1374ページ
感想・レビュー
6
ナイス
386ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

くるぶしふくらはぎ
読み始めた瞬間から身も心も北海道の山奥に置かれる。山の中、人間は主人公の熊爪だけ。生きるとは、命とは、闘うとは、諦めるとは。熊爪と関わりがある、人々が交わる街で生きる煩わしさに安堵を委ねる商家。その商家の人々よりも、他の縄張りからやってきた熊、仔熊の頃からその成長を見守ってきた赤毛の熊、熊爪と向き合う熊のほうが、より熊爪の生き方に存在を深く刻む。後に熊爪と深く関わる、片目を失い商家で暮らす美しい娘、陽子ですら、熊よりも儚い気がした。初読み作家ですが昔から読み親しんでいたような懐かしさのある作品でした。
くるぶしふくらはぎ
2024/10/20 16:22

あら、調べたら「介護者D」を読んでました。中身がまるで違う作品ですね。凄い作家です。

エル・トポ
2024/10/20 16:37

介護者D、未読です。読んでみます。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

くるぶしふくらはぎ

2024年9月の読書メーター 読んだ本の数:2冊 読んだページ数:389ページ ナイス数:222ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/319945/summary/monthly/2024/9 小説を1冊も読了していない月が、読メを始めてからお初かもしれないです。「忙しい」とは「心を亡くすこと」なのですなあ。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

くるぶしふくらはぎ
ガウディ建築は、世界中の人が観たいと切望する名建築ですが、建設当時は理解されずに、住人に文句を言われたり、折角作った住宅に人が入らなかったり、いろいろあったんだなあ。この絵本は、バルセロナの建築物を堪能できるできるだけではなく、ガウディの悲哀や希望も語られるガウディ入門書と言っても良いかも。確かに、見るのはいいかもしれないけど、住むのは心がザワザワしちゃうっていうのは、共感しちゃうかもしれないなあ・・・ガウディ大好きなんだけど、何かが潜んでいそうな怖さ、不安を感じさせるフォルム、それが魅力なんだけどね。
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くるぶしふくらはぎ
「最後の鑑定人」のエピソード0。科捜研時代の土門を中心とした連作短編集。主人公は、刑事、大学の講師、科学警察研究所の研究員だったり。捜査の過程で土門と関わり、土門の人柄に影響を受けながら、自分自身を見つめ変わっていく。土門は、科学は嘘をつかない、だからこそ真実を、物証の中に求める求道者。最後の事件で、土門が民間へ移るきっかけとなった事件が扱われる。無骨な土門の人間らしさが沁みる最終章でした。
くるぶしふくらはぎ
2024/10/27 16:20

NHK新プロジェクトX「オウムサリン事件 科捜研vs化学者」を見ていたら、科捜研の人が土門と同じことを言っていた。科学を使う人間が、科学を悪にも善にもする。科学には意思はない。

が「ナイス!」と言っています。
くるぶしふくらはぎ
読み始めた瞬間から身も心も北海道の山奥に置かれる。山の中、人間は主人公の熊爪だけ。生きるとは、命とは、闘うとは、諦めるとは。熊爪と関わりがある、人々が交わる街で生きる煩わしさに安堵を委ねる商家。その商家の人々よりも、他の縄張りからやってきた熊、仔熊の頃からその成長を見守ってきた赤毛の熊、熊爪と向き合う熊のほうが、より熊爪の生き方に存在を深く刻む。後に熊爪と深く関わる、片目を失い商家で暮らす美しい娘、陽子ですら、熊よりも儚い気がした。初読み作家ですが昔から読み親しんでいたような懐かしさのある作品でした。
くるぶしふくらはぎ
2024/10/20 16:22

あら、調べたら「介護者D」を読んでました。中身がまるで違う作品ですね。凄い作家です。

エル・トポ
2024/10/20 16:37

介護者D、未読です。読んでみます。

が「ナイス!」と言っています。
くるぶしふくらはぎ
うわあ、気持ち悪いし怖いし、狂気が渋滞してるし、さすが真梨幸子さんの作品です。引きこもりの息子に悩む主婦、イロハが同窓会に参加してから、くるくると過去の事件が引きずり出てきて、今の状況が如何に狂気の上に成り立っているのかが徐々に明らかになってくる…「厚木臓器売買事件」「妙蓮光の会」。イロハの今と、高校時代が入れ替わり描写されていくうちに、読者はいつのことを読んでいるのか迷路にハマっていく。これがクセになる真梨さんの毒薬なのです。
くるぶしふくらはぎ
2024/10/06 19:33

時系列に合わせて登場人物を、ドラマの刑事さんみたいにホワイトボードに書きたくなる、毎度のことなのですがね。

が「ナイス!」と言っています。
くるぶしふくらはぎ
オールシーズン20着でオシャレを楽しむ、の章は参考にしたいです。写真がキレイで、読みやすいですが、この手の本は、作者がターゲットにしている世代やライフスタイルに注意ですなあ。共感できないのは、作者の傲慢さではなく、自分が老楽の身、ゆえの僻みや妬みのせいでしょう。30代ズボラ主婦さん向けの本。
が「ナイス!」と言っています。
くるぶしふくらはぎ
シスターフッド的な山岳小説。何かを成し遂げたい若者に立ちはだかる高い壁。一人の女性リタは、温暖化で沈みゆく自分の故郷カナダの島を世界に知らしめるために登山家となり、難攻不落の冬山デナリに挑み消えていった。リタは果たして登頂に成功したのか。リタの幼馴染シーラと、異国の地である日本でリタと友情を育んできたカメラマンの主人公緑里が、タッグを組んでデナリに挑む。命ギリギリの凍えるデナリ登山の中で、シーラと緑里の交錯したリタへの想い。「完全なる白銀」をリタは見たのか、二人は見る事ができるか、友情と信頼の物語。
くるぶしふくらはぎ
2024/10/05 09:39

2023年初版 単行本の紙が白いのが印象的 見るからに寒いよオ

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/11(4338日経過)
記録初日
2012/07/22(4542日経過)
読んだ本
1535冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
459251ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
1322件(投稿率86.1%)
本棚
15棚
性別
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