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2024年11月の読書メーターまとめ

アサイ
読んだ本
7
読んだページ
2746ページ
感想・レビュー
7
ナイス
144ナイス

2024年11月に読んだ本
7

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • さみ

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アサイ
ネタバレ前作から3年後。 コロナ禍を経て、元店長が本店へカムバック。 店長の真の姿がいよいよ明かされるのか?!と期待したものの、やはり一筋縄ではいかないのがこの作品。 変わったようで変わっていないような、でもどこか少しずつは変わっているような。 そんなドタバタな日常こそがこの作品の持ち味ということかな。 続編はここで終わらせるのがちょうど良い気がする。
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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

アサイ

2024年10月の読書メーター 読んだ本の数:8冊 読んだページ数:2560ページ ナイス数:139ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/320155/summary/monthly/2024/10

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2024年11月の感想・レビュー一覧
7

アサイ
ネタバレ半世紀近くすれ違い続けた2人の想い。平と悦子の想いが現世で結ばれて一つになることはできなかったけど、せめて悦子にだけでも平の想いが届いたことが分かって救われたような気がした。 平という一見頼りない経糸と関わりあった人々の緯糸。短編が重なり合って最後に一つの形となったときに、切なさを感じつつも、このお話の結末はこれで良かったんだとも思える。そんな読後感だった。
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アサイ
ネタバレ短編連作なのかな?と思いながら読み進め、途中で前に戻りつつ、あれ、この人のことではなかったのかな?などと思いながら最後までたどり着く。 合コンの話で何となくリンクしたようなしないようなという終わり方を迎え、あとがきを読み、なるほどと思う。 読み手側が勝手に繋がりを求めて読んでいくとそこまでの繋がりはないもののどこかで繋がりが見えるという。首折り男という全体を通してでてくるソロを彩るお話と言うイメージ。ラストの佐藤は、なんか良かった。
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アサイ
ネタバレ死ぬ間際に死者の最期の想いを宿すぎょらん。親友のそれを口にして、10年以上引きこもりをしている朱鷺の妹・華子視点から始まり、朱鷺が就職した葬儀社に関わる人たちの視点で次々とぎょらんと朱鷺について描かれていく。 現実離れしている設定だけど、「死」に向かいあう過程も描かれているので受け入れることができる。 母親の「救い救われる存在になれ」と言う言葉がよい。 町田さんの葬儀社にまつわるお話は『夜明けのすべて』で読んでいたけれど、今作『ぎょらん』はそれとはまた一味違う雰囲気の話だった。
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アサイ
ネタバレ前作から3年後。 コロナ禍を経て、元店長が本店へカムバック。 店長の真の姿がいよいよ明かされるのか?!と期待したものの、やはり一筋縄ではいかないのがこの作品。 変わったようで変わっていないような、でもどこか少しずつは変わっているような。 そんなドタバタな日常こそがこの作品の持ち味ということかな。 続編はここで終わらせるのがちょうど良い気がする。
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アサイ
ネタバレ初読みの作家さん。身につまされるような思いを抱えながら読んだ。読みながら辛い気持ちにも悲しい気持ちにもやるせない気持ちにもなった。自分の人生、相手の人生。どこまで受け入れ、どこからが受け入れられないのか。きれいごとだけでは済まない現実。そんなことを否応なしに突きつけられた。 巻末で筆者の丸山さん自身が「摂」と同じ症状の奥様を30年以上介護をされているということを知り、だからこその説得力があったようにも感じた。
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アサイ
ネタバレ巷で「不幸の家」と呼ばれる家と関わりを持つ人々のお話。「おわりの家」からどんどん遡っていき、外側から見たら「不幸」と呼ばれるにいたった経緯がエピソードごとに描かれている。一つ一つの事情を紐解くと決して「不幸」ではなく、むしろ読み終えて「幸せ」な気持ちになれる。最後と最初のリンクの仕方も良い。それにしても引っ越してきたばかりの人に「不幸の家と呼ばれる家と知っていて買ったの?」なんて言う人いるのかな、、、と思ったけど世の中にはそう言う余計なお世話、無責任な発言をして嫌に気持ちにさせる人は確かにいるな、、、
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アサイ
「何者でもない自分」。「何者にもなれない自分」。そんな自分に葛藤を抱えもがく人間を描く第一人者。これがデビュー作から一貫して、私の中の朝井リョウのイメージ。今作でその思いがさらに深まったような気がする。巻末にあった「(ナンバーワンを追い求めた時代の痛みが外側から火傷を負わされるような痛みに対して)オンリーワンでいいと言われた世代の自分で自分の意義や価値をジャッジし続ける行為」は「心の内側から腐っていく痛み」となる。というところに、昭和生まれだけれど学生時代は平成な身としてもわかってしまう自分がいる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/11(4333日経過)
記録初日
2013/01/11(4364日経過)
読んだ本
411冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
127796ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
393件(投稿率95.6%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
神奈川県
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