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2024年6月の読書メーターまとめ

アサイ
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感想・レビュー
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ナイス
275ナイス

2024年6月に読んだ本
11

2024年6月のお気に入られ登録
2

  • macky20247
  • Atsushi Kobayashi

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アサイ
成瀬シリーズ第二弾。様々な人との関わり合いによって、今回も成瀬の輪郭がより明確になっていく。相変わらず我が道を行く姿は清々しい。 最終話の島崎目線は、成瀬が成瀬の道をひたすら進み続ける姿を、寂しさや嬉しさを感じつつも見守る私たちと同じ。これからの成瀬がどう突き進んでいくのか、期待しつつ次回作を待つ。
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2024年6月にナイスが最も多かったつぶやき

アサイ

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2024年6月の感想・レビュー一覧
11

アサイ
ネタバレ初読み作家さん。社会人なら誰しもが経験したことのある「就職活動」をテーマにしたミステリー。暴露された「裏」を明るく照らし直し、その「裏」はその人の持つ一部分でしかないことを教えてくれた波多野が、最後の最後で「腹黒大魔王」な一面も確かに持っていて、けれども本当にそうはなりきらなかったところに嶌も救われたんじゃないか、そう思った。
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アサイ
棟方志功の情熱と明るさと勢い、それらが端々からほとばしる1冊だった。読みながら、読んでから、私自身も棟方志功のファンになった。作品も人柄も強烈な個性と魅力、吸引力がある。今まで読んでいたマハさんのアート作品とは少し異なる雰囲気だったのは、棟方志功のキャラクターと東北弁によるものなのかな。志功がなりたいと願い、その先へとたどり着くことになった「ゴッホ」のマハ作品を先に読んでいたので、感慨深い。
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アサイ
ネタバレ救いのなかった上巻を読み終え、下巻でも辛いことが色々あるだろうけど、最後の最後にはシュウジにもきっと救いがある、あって欲しいと思いながら読んだ。が、上巻以上に悲惨で惨くて救いようのない結末だった。生きて幸せになってほしかった。エリとふるさとに帰るラストでは暗い穴ぼこのような目ではなくなっていたシュウジ。それだけが救いなのかもしれないが、それしか救いがないのか、、、と胸が締め付けられる。神父さんがこの物語の語り手だったのだが、シュウジにもっと強く手を差し伸べてあげてほしかった。現実的には無理だったとしても。
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アサイ
ネタバレ微塵の明るさも希望も感じられない閉塞感の漂う上巻。息をつく間もなく読了。兄によってもたらされた悲劇もそれによって家族が崩壊する不運も学校での過酷ないじめも「運命」と諦めて受け入れ、最終的に穴ぼこのように暗い目を手に入れることを願い、その穴ぼこを手に入れたことにまだ気付いていない14歳のシュウジ。この後のシュウジの目に光が蘇るのか、下巻が気になる。
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アサイ
ネタバレうーーーん。ここのところ原田さんの作品は不完全燃焼のまま終わってしまった、、、となることが多い。今作品も然り。結局最初に訪ねてきた女性はなんだったのか。隆の浮気相手か?はたまたあの生活を解消したかった未世子の狂言だったのか。良かれと思って始めたことに、いつの間にかがんじがらめになっていたことに気づいた上でなお、話を持ちかけて再開を試みようとする一樹。掛け違ったままラストを迎え、モヤモヤが残る。
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アサイ
明らかにされた真実は報道されたものと異なる。人は見たいように見るし、報道する側は見せたいように見せる。それが大刀洗の存在によって浮き彫りにされていく1冊。 各章によって印象が少しずつ異なるようでいて一貫しているようななんとも掴み難い記者・太刀洗万智。一冊通して大刀洗の本質が分かったようで分からない。大刀洗万智の10メートル手前な印象。が、実は前日譚があったと知り、読む順番を間違えたかもしれない、、、。
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アサイ
初読み作家さんの作品。 なんとも言えない重苦しい気持ちにさせられた。 なりたいわけでもないのにヤングケアラーにならざるを得ない、知らず知らずになってしまっていた花。振り返ると高校生から20歳までの未成年の期間に背負い込んだものが重すぎる。黄美子さん自身がなにか強要したわけではないけれど、やっぱりあの状況は異常だったんだと。出てくる大人がろくでもない大人ばかりで、でもある意味こういう人たちの存在も社会の現実であるから、薄ら寒く感じる話だった。
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アサイ
成瀬シリーズ第二弾。様々な人との関わり合いによって、今回も成瀬の輪郭がより明確になっていく。相変わらず我が道を行く姿は清々しい。 最終話の島崎目線は、成瀬が成瀬の道をひたすら進み続ける姿を、寂しさや嬉しさを感じつつも見守る私たちと同じ。これからの成瀬がどう突き進んでいくのか、期待しつつ次回作を待つ。
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アサイ
ネタバレ「自分はおそらく姉やあの人たちや、これまでに出会ったあらゆる人々の良心でできあがっている」と言う律のことばがこのお話の全てなんだと思う。ネネに深く関わることになった律や理佐、聡、研司は血の繋がった家族によって不幸な立場に追いやられてしまったという残酷な現実はあるが、そこから前に進んだり立ち直ったりすることができたのは、周りの人たちの「良心」に触れることができたから。残酷さと優しさとが、40年と言う長い時の流れとともに大げさにではなく淡々と描かれていたなと思う。
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アサイ
ネタバレタイトルに惹かれ読み始めたが、予想以上に現実的な話だった。もちろんローズのように高度な言語能力、思考力、感受性を持ち合わせたゴリラの存在自体は非現実的だが、その存在に対しての人間側の反応が「現実的」。アトムでも、限りなく人間に近いロボットを最終的には人間と認められない(認めたくない?)人間側のエゴを描いているけれど、それに通ずるものがあった。ゴリラでも人間でもないというローズの葛藤→第二審での見事な逆転→ゴリラでも人間でもあることを認められたローズ(ローズ自身が自認)という流れは見事だったと思う。
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アサイ
食堂のおばちゃんシリーズ第4弾。変わらない美味しさと優しさ。登場人物のたちの日常が劇的ではないが少しずつ変化していく様子。そのどちらも心地よい。安定、定番の良さ。刺激はないかもしれないけれど、こういうのがいい、と感じる作品。鰯のカレー揚げ、食べてみたい、、、。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/11(4334日経過)
記録初日
2013/01/11(4365日経過)
読んだ本
411冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
127796ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
393件(投稿率95.6%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
神奈川県
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