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2024年7月の読書メーターまとめ

アサイ
読んだ本
8
読んだページ
2799ページ
感想・レビュー
8
ナイス
278ナイス

2024年7月に読んだ本
8

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アサイ
ネタバレ1枚のエスキースが30年にも渡って、関連ある人々の間を巡りながら最後に作者のもとへまた戻って来る。そんなエスキースが実は軸であり主人公だったのかなと思わされるお話。 一章の二人の名前が解らなかったから、尚更解りにくかったけど、最後に、あぁ!そういう繋がりだったのか、、、とわかると人と人との繋がりの温かさがより伝わる。二人の関係が良いときも悪いときも経て三十年かかって下絵から二人にとっての良い形にたどり着くのを見ることができて感慨深い。
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2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

アサイ

2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:11冊 読んだページ数:3742ページ ナイス数:275ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/320155/summary/monthly/2024/6

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2024年7月の感想・レビュー一覧
8

アサイ
ネタバレタイトルから感じ取った「不穏さ」が全編通して漂っていた作品。その不穏さの正体が何なのかを知りたくて読み進めていった気がする。死を怖がらなかったアサミをもはや人間ではないと、そこに恐ろしさを感じたからこそ、自分が殺したアサミがどんな人間だったのかを知ろうとしていたケンヤ。最後の最後に「 君は人殺しだよ」と言われて漸く安心したように目を伏せたとあるのは、自分が殺したのが人であったと言って貰えたからなのか。
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アサイ
ネタバレ久しぶりの三浦作品。 とらえどころの無い遠田に戸惑いつつも興味を惹かれ、次第に遠田との時間が居心地よく、遠田書道教室に足を運びたくなっていく続。そんな続と同じように、私も遠田に、そして遠田と続の関係性に惹かれていく。2人の醸し出す空気感がとても好きだった。ラスト付近の遠田の過去が少し唐突にも感じられたが、最終的に2人の関係性が前と同じようでありながらも、それでも少しだけ深まっていたのが嬉しかった。
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アサイ
ネタバレ初読と思っていたけれど、2013年に読んでいたらしいことが今ここで判明。全く読んだ記憶がないのに、登録してある!そして読んでいるこのシーンは読んだことがあるかも、、、という気にも段々なってくる。 『777』が面白かったので手に取った殺し屋シリーズ第一弾。相変わらず人はバンバン死ぬし沢山の殺し屋がでてくるけど、槿=伝説の押し屋だったのか。『AX』の兜=押し屋だと記憶違いをしていたので、あれ?名前って槿だったっけ?と一人で勝手に混乱。 やっぱり殺し屋シリーズは面白い。次は『マリアビートル』を読もう。
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アサイ
ネタバレさすが東野圭吾だなぁと読みながら、読んでから感じる。二転、三転、四転くらいしているけれど、無理矢理感はない。事実(では結局なかったけど)に伴う真実にどこまで入り込んで方を付けるのか。警察や弁護士や検察と言う第三者の立ち位置ではそこにある与えられた「事実」で事を進めていく方が効率的なのだろうが、当事者家族の気付いた違和感の正体を突き詰めた先に今回のような結末が待っていることもあるとしたら。恐ろしいことだなと感じる。タイトルの意味に相応しいラストで読後感も良かった。
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アサイ
ネタバレ1枚のエスキースが30年にも渡って、関連ある人々の間を巡りながら最後に作者のもとへまた戻って来る。そんなエスキースが実は軸であり主人公だったのかなと思わされるお話。 一章の二人の名前が解らなかったから、尚更解りにくかったけど、最後に、あぁ!そういう繋がりだったのか、、、とわかると人と人との繋がりの温かさがより伝わる。二人の関係が良いときも悪いときも経て三十年かかって下絵から二人にとっての良い形にたどり着くのを見ることができて感慨深い。
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アサイ
ネタバレ長引けば長引くほどに「敗け」が色濃くなってゆき、味方に対して疑心暗鬼になっていく。最終的に勝てないことを知っているので、村重が謎を解明しながらも自らの首を絞める結果と繋がっていくのが読んでいてなんとも言えず苦しい気持ちになる。 謎解きの鍵を与え、その場その場の窮地は逃れることの手助けをすることとなっていた官兵衛の真の目的がわかったときは、もうあとには引けない状況に追い込まれていた。フィクションでありながらノンフィクションさながらに思わされた。
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アサイ
残された者が「死」と向き合うことで、それぞれの抱える心の重しからほんの少し自由になる一歩を踏み出していくお話。その一歩を踏み出した先には自由だけでなく、痛さや苦さや哀しさも含まれているけれど、どうしても譲れなかったものを選び、自由を求めた先にある「それら」をも受け容れることが「自分らしく在ること」なのかもしれない。そんなことを思わされる作品だった。
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アサイ
ネタバレ初読み作家さん。 どこか漂う寂しさと自分ではどうしようもない境遇への諦念。それでもそこで生きるしかないことを受け容れ、生を営み続けていく強さ。 それらを持つ長屋の住人それぞれの事情が淡々と描かれていく。最終章で差配・茂十の来し方とそれまで語られていた住人たちの近況が垣間見られて安心したが、「冬虫夏草」の吉だけはあのまま膜の中に留まることを選び続けていったのかと少し恐ろしくもあった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/11(4334日経過)
記録初日
2013/01/11(4365日経過)
読んだ本
411冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
127796ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
393件(投稿率95.6%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
職業
専門職
現住所
神奈川県
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