バトル展開も終わり単発ネタのロードムービーへ。普通ならだれるところですが、そんな雰囲気を微塵も感じさせないの凄いなあ。とりあえず「もう付き合っちゃえよ!!!」が大好きです。

最終決戦も佳境なんですがなんだかコレジャナイ感が強くてしょんぼり。とりあえず女性陣ほぼ全員ボテバラ＋赤子連れのまま戦うって癖がひどい。

障害持ちだと具体的にどんなことができないのかという実例がよくわかる。しかし、長谷川式とかでも毎回思いますが、意外と難易度高いですよねあの手のテスト。とりあえず、「自画像書いて」は思いっきり問題あり判定くらう自信しかない

純粋数学の難解さと、詩的(笑)で軽妙ぶったど素人の文体が悪魔のマリアージュ。久しぶりに内容ではなく文章力に邪悪さを感じさせられる地獄の読者体験で2章持たずにギブアップしました。

一巻目ほどの鮮烈さはないものの胸をえぐる重苦しい読後感は健在。売れない地下アイドルの子と傷をなめ合いながら過ごす不毛な日々はそれは苦しくも楽しかっただろうなあとちょっとだけ嫉妬

熱すぎるレースがついに決着！で最高なんですがシーフクローとかイブビンティとか道化の仮面を脱ぎ捨てたオベイユアマスターとかが魅力的すぎて、肝心のフォークインの影が・・・

獄中実録は好きなジャンルでよく読むんですが、前世紀のものに比べて囚人間でのいじめや私刑が常態化してるのがうかがわれてちょっと怖くなったり。学校と一緒で管理者には理不尽なくらいの権力持たせとかないとタガが外れちゃうんでしょうかね

過去ブロック回顧に著名人インタビューに名デッキ紹介とマジック30年の歴史を感じさせる大ボリュームで大満足。とは言え、この面子の中にトモハッピーこと齋藤友晴がいないのは流石に寂しいなあ。

懐かしの過去（未来？）キャラが大挙して登場でますます主人公の影が薄く。とりあえず次巻で展開されるであろう滑皮くんの報復編が実に楽しみです。

信長の野望止まりの知識では歯の立たないマイナーな時代と地域をがっつり解説してくれてるのが、楽しいやらしんどいやら。両上杉に古河公方に小弓公方に真里谷武田氏に里見氏が入り乱れてのどろどろ闘争劇が最高です

遂に正面切っての戦争状態へ。ただ双方ともに指揮官が賢明すぎる上に人道主義的なせいで戦争ものの醍醐味たる消耗戦になってないのがちょっと残念。

試験編がよほど不評だったのか、第三次試験は超絶あっさり。しかしながらその短いやり取りだけで、バトルではほとんど発揮されてなかった各人の魅力を見事に引き出してるんだから天才です。

自分たちと同じ能力を持つ複製体との集団バトルって盛り上がる展開なはずなんですけどねえ・・・

ダミアンの奮戦が実にほほえましい一冊。そんなほのぼのの中に戦争のトラウマを克服しようと明るく生きる大人たちの姿をサラッとぶっこんで来るんだから流石です。

少年漫画の華試験編へ。ただこの漫画には正直あってないなあと。一気に増えた登場人物たちがこれからの旅で素敵な物語を紡いでくれますように。

バトル展開も終わり単発ネタのロードムービーへ。普通ならだれるところですが、そんな雰囲気を微塵も感じさせないの凄いなあ。とりあえず「もう付き合っちゃえよ!!!」が大好きです。

人間の「習性」に対する疑問を、利己的遺伝子論をもとにバッサバッサと解き明かす快作なんですが、エンタメと学術のバランスがうまく取れてない感じで読んでてなんかコレジャナイ感がずっと付きまとっちゃったのが残念

目玉の『ソラリス』漫画版もイーガンの新作も刺さんなかったんで全体的に低調な印象。そんな中でも草上仁の「本性」は風刺盛々で実に面白かった。

世評に押されてようやく読了。丁寧に編まれた良作なのは間違いないのですが、1巻時点では、各方面からの激賞に値すらだけのポテンシャルは未だ感じられず。ここからどう面白くなってくのか楽しみです。