舞台がイギリスに移ってかなりエマ味が。なんにせよタラスさんが実に清楚可愛い。あんな嫁さん欲しいなあ

この期に及んで新キャラ登場もこれがまたいいキャラしてて良き。

本多正信の罵倒というか𠮟咤で往時の英明を取り戻す家康が最高。「乱世に於いて大義を失いし者の生き残る術はとかく戦に勝つ事」はなるほどなあと

烈海王と異世界がここまで相性いいとは。小鬼双截棍（ゴブリンヌンチャク）の奇想にオーガとの戦いにピクルを重ね合わせたりと実に芸細。出オチで終わらぬ確かな面白さを感じさせてくれます

ガチャガチャしてるし話もどこに向かってるのかも見えなくてかなりひどい読み味。リアタイしてたら多分ここらで脱落してただろうなあ

こづかいの範囲内ってエクスキュースがなければ嫌味にもなりかねない趣味人たちの生活紹介。何かに打ち込んでる姿はどんなジャンルでも好感が持てます

序盤の哲学すら感じさせる高尚さから完全にいつものグデグデ極まりない福本節に。1巻のころのあの期待感を返して

時代的制約で直接描写には乏しいですが、それを除けばSM小説として完璧な出来栄え。特に「日本に於けるクリップン事件」はマゾヒズムの本質を完璧に打ち貫いた必読の一篇です

舞台がイギリスに移ってかなりエマ味が。なんにせよタラスさんが実に清楚可愛い。あんな嫁さん欲しいなあ

著雍辺り河了貂の捕虜になって解放されるまでのグデグデシークエンスとか明らかに雑な展開多いなあと思ってましたが、東京から福岡への引っ越しによる執筆環境激変でバタバタしてたようでさもありなんと腑に落ちました

羌瘣の復讐篇、読者的には義務イベント乙って感じだったんですが、作者的にはかなり力を入れて筆も乗ってた扱いのようでちょっぴりギャップを感じました

小学館ご一行の態度と言動と無能さが実に不快で感情移入できませんでした。露悪的な表現ってさじ加減が難しいんですね。

悪評芬々のニカは「平成仮面ライダーでいうところの最終フォームだ！」って感じでそれほど気にならなかったのですが、それ以外がかなり壊滅的。野心的な構成に実力が全然追いついてない感じ・・・って本来大御所にかけるべき言葉じゃないはずなんですが。台詞や見得や決めシーンは最高なので実に勿体ないです。

愚地館長の戦いはドロドロの乱打戦と華麗な技術が同居してて見てて毎回盛り上がります。菩薩拳は真似したなあと

「自分を見てくれる大人がいるってことから教えないとだめだな」やっぱりきっちり叱ってくれる面倒な大人ってのは必要不可欠ですね

勇也くんの境遇がむごすぎるそれでも客観的に見れば地獄なはずの家に帰りたいと思ってしまうのが涙を誘います。それはそれとしてあとがきで押川先生が暴露してた悪徳社会法人立て直しの顛末が気になりすぎる。頑張れ押川理事長！

「芋と私」があるある過ぎて面白過ぎる。とりあえずシューストリングorクリンクルカット派で最近だとガストの山盛りポテトフライかサイゼリアのハッシュドポテト派です

凄惨な描写が十八番な作者ですが本巻はその中でも苦痛特化の一冊。拷問描写になれて耐性もあるはずの自分すら顔をしかめてしまうほどの描写は正直人を選ぶんじゃないかと。ただそれを乗り越えさえすれば最高峰の凄惨美を堪能できます

わくわくSE社畜生活と、健康的でお手軽な自炊の両方が楽しめるお得な作品。他作品と比べるのもあれでしょうが、同じ社畜系飯漫画のもちづきさんとのギャップに笑うしかない

大迷走の序盤を抜けて人気も出始めた頃だけあって、作者の回想も活き活きとしてます。そんな中でも羌瘣が「元々はもっとストレートなヒロインとして（中略）天然な陽キャを想定していました」ってのに全部持ってかれました。そっちの世界線も見てみたかったなあ

彼我ともに魅力的すぎるキャラクターを大盤振る舞いの総力戦に、白ひげの完璧な大往生に、力不足ながらも想いの力で頂上決戦に食らいつくルフィに、復活したエースの雄姿にと漫画の到達点とも言いたくなる究極の盛り上がりから、伝説のエースの「犬死」へ。外野が盛り上がすぎたんで逆張りしたかったんでしょうが、そらねえよと。新時代篇への「予兆」はしっかりこんな所にもあったんですね。

モリアの最期の一暴れに、くまの圧倒的絶望感、サンジゾロの漢気にブルックの過去回想と完璧なフィナーレ。当時は正直中だるみ感ありましたが、改めて読み直すと神漫画ですね。

この先待ち構えるカスタロフィーやジョイボーイの存在、伝説の古代兵器、"D"の意志にまで触れて否が応でも盛り上がるベガパンクの演説。その一方で、裏で繰り広げられるルフィ一党の戦いや逃避行が雑音にしからならない取っ散らかったグデグデでなんとも残念。

攻めてんだか日和ってんだか絶妙なベジマイト回がなんだかツボる

長きに亘ったワノ国編大団円で一番盛り上がるべき展開が何だこの読みにくさは。そらアンチも増えるわなあと一人納得

経営とは無関係なイリーガルトラブル編の方が面白いのはビジネス漫画としてはどうかと思いますが、まあ島耕作だしなあ。

これだけの大ネタを逆転の予兆もなくすっと潜り込ませていい気に大逆転させるストーリーテリングのみょうに感服。この頃がカイジの最後の輝きでしたよね

流石にネタ切れ感が・・・。横柄で横着な火葬場職員とか火葬場職員差別とか胸糞なネタ多めで読んでてちょっと辛めです

相変わらず恐ろしく打率の高いアンソロジー。普段SFばっか読んでるので、ホラーってジャンルの特性上オチが尻すぼみというか投げっぱなしジャーマンなスタイルが多いのでちょっとだけ不完全燃焼。中でも上田早夕里「車夫と三匹の妖狐」のノワールな雰囲気が個人的に好きでした。