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2023年3月の読書メーターまとめ

バーニング
読んだ本
31
読んだページ
9260ページ
感想・レビュー
17
ナイス
86ナイス

2023年3月に読んだ本
31

2023年3月のお気に入られ登録
2

  • のんのん
  • ぽんてゃ

2023年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

バーニング
読み始めは単純に、鈴木涼美が小説を書くとなるとこういうフィールドのこういう展開の話になるんだなという素朴な感想を持つ程度だったが、後半の展開は上手く作っていたと思う。芥川賞候補になったことと、同時に受賞できなかったことも両方理解できる。複数の女と女を巡る話として読めば、現代的で力のある小説なのは間違いない。 https://burningsan.medium.com/65ae29f8bff3
が「ナイス!」と言っています。

2023年3月の感想・レビュー一覧
17

バーニング
後半はやや流して読んだが前半の4つ(斜線堂、小野、櫛木、宮本)は面白く読んだ。深緑の短い掌編はやや実験作的な色合いなので評価が難しいが、小説の筋を作り、かつキャラクターを書く能力に関しては宮本あや子がこの中では頭一つ抜けている感じで他の著作も積極的に読んでみたいと思った。
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バーニング
読めば読むほどやっぱり夫婦ってよくわからんなと思うが、リアルな夫婦だけでなくアニメや漫画やドラマなど様々なフィクションの中に登場する夫婦像やコミュニケーションを軽快かつクリティカルなタッチで掘っていくのはとても楽しかった。
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バーニング
サッカー女子代表としてロンドンオリンピック優勝、ワールドカップ優勝2回を経験した彼女の強さの本質がどこから来ているのかを存分に味わえる一冊。彼女は強いが、同時に一人の人間であるということもよくわかる。一人のアスリートであり、一人の白人女性であり、一人の同性愛者であるということが。
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バーニング
著者も自分も早稲田出身という意味では俺が一年生の時に読みたかったやつじゃん!!!と思いながら楽しく読みました。もう戻りはしないいろいろなことを思い出しちゃいますね。
バーニング
コロナ禍に入ってから『群像で』発表された短編4つを発表順に収録。「悪口」と「ボーイズ」は軽やかな会話と小説の内容がマッチしていて面白く読めた。他2つはどちらも主人公が小説を書く設定だが、あまりうまくいっているようには思えず印象に残らなかった。
が「ナイス!」と言っています。
バーニング
読み始めは単純に、鈴木涼美が小説を書くとなるとこういうフィールドのこういう展開の話になるんだなという素朴な感想を持つ程度だったが、後半の展開は上手く作っていたと思う。芥川賞候補になったことと、同時に受賞できなかったことも両方理解できる。複数の女と女を巡る話として読めば、現代的で力のある小説なのは間違いない。 https://burningsan.medium.com/65ae29f8bff3
が「ナイス!」と言っています。
バーニング
分裂病という症名に精神分析的な治療を施すところには多分に時代を感じるが、少女の認識上の統合がいかにして崩れ、彼女の内的世界がどのように顕現するのかをここまで詳細に語ることができた(記憶しており、なおかつ語り下ろす言語化能力がある)ことに驚きを禁じえない。翻訳としての本書の刊行は1950年代だが、現代でもこの本を読んで感想を述べている人が多数いるのが頷ける。
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バーニング
有名な本だが、事件に深入りすればするほど謎が増えて行き、その謎も全てが解明されるわけではないので結果的に本として読みやすい本ではないとおもう。ただ著者が述べているように、型にはまった事件ものノンフィクションではない形で出版までこぎつけたことには価値があるように思う。著者の事件に対する格闘がなければそもそも謎が謎として浮かび上がることはなかっただろう。また本書の終盤、岩波明医師を取材する中で医療観察法の運用に疑問を感じるところは現代の司法が抱える重要な課題の一つ。
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バーニング
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バーニング
Chapters2023年2月選書
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バーニング
統計学の勉強をするための本ではなく統計による推定を使った読み物といったところ。著者が野球オタクでデータ予測モデルも自作するほどなので、野球について書かれた第3章は個人的な話も多く入っていて面白い。その他 例えば地球温暖化の話をする章でもついつい野球に例えてしまうおじさんとして著者の嗜好が登場するので、そういうのを面白がれる人にとっては分厚いなりの読み応えがある本だろうと思う。
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バーニング
モルモン教徒の父、ホメオパシーを信仰する助産婦の母、そして多くのきょうだいに囲まれて育った女性の自伝的エッセイ。家を抜け出すまでのエピソードはどれもヘビーで、結果を知っているからこそ安心して読めるが生命が危険に晒される場面が何度も登場する。その後大学に行き、イギリスに留学してから経験するさまざまな出来事は、著者を困惑させながらも成長させ、傷を修復していく。そのプロセスを詳細に書くことが、著者にとっても治療的な作業だったのだろうと感じる。
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バーニング
帯にも超入門との表示はあるがこの手の入門書の中では非常に読みやすく、理解しやすい構成になっている。ビジュアルも効果的に使われており、一部のページを除いてワンテーマが見開きで完結しているのもリーダブルで使い勝手が良い。2022年刊行なので最新の制度やサービスについてもフォローされている、当事者、支援者いずれも手元に置いておきたい一冊である。
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バーニング
『ドール』や『クロス』もそうだったけど、人間の執念と狂気を書かせると山下紘加は上手いですね。
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バーニング
5章構成になっていて、4章までがアサーションやアサーティブネスのポイント解説、5章ではさまざまなケース、相手を想定した演習編といった構成。日経文庫らしくビジネスシーンを想定して書かれているので、解説部分も演習部分も基本的に仕事上のやりとりを想定しており、仕事で活用したい人には向いている。相手との意見のすり合わせや相手に合わせたコミュニケーションのテクニックは対人援助の場面でも活用できそうだ。
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バーニング
昨年刊行の『働く母親と階層化』が非常によかったので読んでみた。毎日新聞プレミアでネット連載されていた原稿が元になっているようで、話題が幅広くコンパクトにまとまった新書スタイルといったところ。引用もされているが、中野円佳『「育休世代」のジレンマ』と一緒に読むとさらに解像度が上がりそうだ(中野本はエリート女性に限った描写ではあるが)。
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バーニング
新刊コーナーでなんとなく手にとったが非常に読み応えのある一冊だった。神経科学や生物学、医学、薬学など様々なサイエンスを駆使して精神疾患の謎を解いて行く作業の最先端が紹介されており、個人的にはASDやADHDについて書かれた箇所はこれまでの常識をやや覆すような記述もあり、勉強になった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/12(5581日経過)
記録初日
2007/11/25(6238日経過)
読んだ本
3165冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
910153ページ(1日平均145ページ)
感想・レビュー
1474件(投稿率46.6%)
本棚
167棚
性別
職業
大学生
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://dailyfeeling2003.blogspot.com/2019/06/index.html
自己紹介

現在は東京での大学生活を終えて高松でおしごと中。最近ガイブンとSFが熱いです。

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