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2024年10月の読書メーターまとめ

ko1先輩
読んだ本
38
読んだページ
5943ページ
感想・レビュー
31
ナイス
777ナイス

2024年10月に読んだ本
38

2024年10月のお気に入り登録
1

  • Hong Kong @新潮部2024

2024年10月のお気に入られ登録
3

  • Hong Kong @新潮部2024
  • 三村
  • みつ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ko1先輩
ネタバレ「ひとごろし」が好きである。 今回のテーマは悲哀。それに最も合うのが、「野分」だろうか。老人の悲しみと孫娘の哀しみ。 さて、山本周五郎名品館 沢木耕太郎編ということで4巻全てを読んだ。全て短編である。以下に私の好きな短編を。ちいさこべ、雨あがる、かあちゃん、ひとごろし、おたふく、あだこ、よじょう、なんの花か薫る、若き日の摂津守、茶摘は八十八夜から始まる、人情裏長屋、桑の木物語。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
31

ko1先輩
ネタバレとてもうまいのである。はじめて山本周五郎のうまさを感じた。読者にそう感じさせないように書いているのだろう。私はやっとわかってきたのかもしれない。 私が思ったこと。テーマは、「助け合い」ではない。「助ける」である。
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ko1先輩
ネタバレ「水たたき」のおうらは、「おたふく」のおしずである。でもおうらは悲しい。治ってほしい。「そして、うちへ帰ろう。」
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ko1先輩
ネタバレ「妹の縁談」「湯治」「おたふく」が時系列順。だが、おたふく→妹の縁談→湯治の順で読む方がいい。おそらく書かれたのもその順だと思われる。極端な話、おたふくだけでもいい。まず、おたふくを読んでおしずのことを好きになる。それで妹、湯治でさらに好きになり、あらためておたふくの続きがもう読めないことを悲しむのだ。(「雨あがる」でも書いたが) ちなみにおたふくでは栄二は出てこない。湯治の最後で縁が切れたのだろう。よかった。
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ko1先輩
ネタバレああ、なんとも言えない胸に残る終わり方。まさしく、むかしも今も、だった。
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ko1先輩
ネタバレおくみが見たのは宇乃か?
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ko1先輩
ネタバレ「二十三年」の凄まじさに他が霞んでしまった。思い出したら追記することにしよう。 「だからおかや、おれはおまえに白痴の真似をやめて貰いたいのだ」。  現代の日本においてこれらの話はあり得ない。いや、あってはならない。だからこそ、この直木賞受賞を蹴った唯一の小説を、現代の日本ではあり得ないこの話の数々を世に残さなければならない。 そんなことを思った。
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ko1先輩
ネタバレ図書館で読む。もちろんギケイキのみ。町田康【ギケイキ(第46回)】 【そやから平泉に着くまでは全員禁酒。しらふで生きろ】 町田康ファンならわかるよね。  【諸肌脱いでベランメエ、大仏開眼キーポキポ、広告だらけのいれずみさ】こういうのサイコー!
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ko1先輩
ネタバレ宇乃。最後になって宇乃に持っていかれた。心を奪われたと言った方がいいか。「わたくし、今日のお話しをよく覚えておきますわ、蔵王のお山や、青根の湯泉や、白石川や阿武隈川のことを、――宇乃はいつかそれをみんな見ることができますのね」
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ko1先輩
ネタバレ氷河特急、ベルニナ特急、フォアアルペン・エクスプレス、スイス中央鉄道、GPX、ユングフラウ鉄道。鉄オタでもなんでもないのだが、一生のうちに一度は乗ってみたい。
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ko1先輩
ネタバレkindleと交互に。
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ko1先輩
ネタバレどれも内容の濃い話ばかりです。連作短編というかたちだったのでなんとか読み切れたと思います。特に「むじな長屋」が凄まじいのひと言でした。
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ko1先輩
ネタバレ「ひとごろし」が好きである。 今回のテーマは悲哀。それに最も合うのが、「野分」だろうか。老人の悲しみと孫娘の哀しみ。 さて、山本周五郎名品館 沢木耕太郎編ということで4巻全てを読んだ。全て短編である。以下に私の好きな短編を。ちいさこべ、雨あがる、かあちゃん、ひとごろし、おたふく、あだこ、よじょう、なんの花か薫る、若き日の摂津守、茶摘は八十八夜から始まる、人情裏長屋、桑の木物語。
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ko1先輩
ネタバレ話が思わぬ展開を見せた。この話は少し変わっている。最後、それほどの緊迫感はない。しかしドキドキさせる何かがある。
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ko1先輩
ネタバレ「雨あがる」の伊兵衛とおたよにまた会えた。ホッとする。短編を次から次へと読んでいるわけだが、次はどんな話だろうと毎回ほんの少しの緊張があるようだ。しかし、彼らなら間違いがない。安心して読むことができる。伊兵衛の強さ、優しさは絶対だし、おたよの彼への信頼も絶対である。以下、伊兵衛の台詞。 「いろいろお話をうかがいましたけれども、まことに僭越でございますけれども、また、申し訳のないところもございますけれども、私は御意見に添うわけにはまいりません」。 私はこの文そのものが好きなのだ。
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ko1先輩
ネタバレ江戸っ子。それは意地なのか、人情なのか。両方である。
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ko1先輩
ネタバレ椿三十郎の原作とのこと。
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ko1先輩
ネタバレ今回のテーマは『情』。私はどの話に最も深い情を感じたか。「かあちゃん」である。その底無しの情愛は純粋で、信じられないくらい優しい。
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ko1先輩
ネタバレ「人情裏長屋」。なんとも爽やか。おぶんちゃん、よかった
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ko1先輩
ネタバレ「かあちゃん」。まさしく『かあちゃん』だった。まったく泣かせやがる
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ko1先輩
ネタバレ『なんの花か薫る』 女版「男はつらいよ」。つまり、女はつらいよ。悲しい。切ない。
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ko1先輩
ネタバレもちろん、『ちいさこべえ』は別格。何度も読んでいる。これが本書のテーマである「意地」の真骨頂。宮本武蔵の出てくる「よじょう」がおもしろい。そして、「若き日の摂津守」はスカッとする。「法師川八景」、「こんち午の日」に泣かされる。
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ko1先輩
ネタバレ『鶴は帰りぬ』。キーワードは「あの子」。そして、おせき。 私がこんなわけのわからんことを書く時、そう、とんでもなく感動している。
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ko1先輩
ネタバレこれはおもしろい。ここまでガッツリ要約してくれるとうれしくなってくる。このひとのまとめる力、剛腕に感心した。合ってるかどうかなんてのは関係ない。【ブッダは無我の哲学から僕らの人生が苦しい原因を完全解明してしまったのだ。人生の苦しみの根本的な原因は自分なのだ。全てが変わっていくこの世界で変わらない自分を作ろうとする。そんなことしたら苦しいに決まってるやん。】
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ko1先輩
ネタバレおさんとおふさ、そして伊三。参太とうまく絡む。たしかにこれは傑作だと思う。この構成、この人間関係。奇跡のバランス。
が「ナイス!」と言っています。
ko1先輩
ネタバレ「あだこ」のおいそ、「おたふく」のおしず、「松の花」のやす、「雨あがる」のおたよ。読み終わり、思い起こすとじんとくる。そして底に流れるのは、望月 ミネタロウが『ちいさこべえ 』の中で記した「人情と意地だぜ」という言葉だ。彼女らに気づく彼らの態度である。
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ko1先輩
ネタバレ挫折。いま(直木賞を辞退したという)山本周五郎を精力的に読んでいる。皮肉なものだ。比べてはいけないのかも知らないが、あまりにも違いすぎて、なんだか薄っぺらに感じてしまい、途中で聴くのをやめた。併読の弊害か
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ko1先輩
ネタバレこういったことは本当にあったのだろうか。リボンの騎士を思い出す。
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ko1先輩
ネタバレ密教は「秘密の教え」、または「深遠な教え」という意味。密教の”秘密”は「目の前にありすぎて、気づかなかった」という意味。何に気づいたのかというと、「自分の中にすでに仏があった。でも深遠でわからなかったんだ」ということ。この気づきが秘密”の内容で、仏教が導き出した一つの結論。
が「ナイス!」と言っています。
ko1先輩
ネタバレ「ちゃん、はいんなよ」と良吉なら云う、「そんなところへ坐っちまっちゃだめだよ、こっちへはいんなったらさ、ちゃん」            「たん、へんな」とお芳は気取って云うのであった、「へんなって云ってゆでしょ、へんな、たん」
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ko1先輩
ネタバレこれはおもしろい。ある意味奇想天外。人間自分の特徴をとことんまで突き詰めるとそれが欠点であっても立派な武器になる。てなことを書くと興醒めか。とにかくおもしろい。しかし、ひとごろしってむっちゃストレートで笑った。おようもいいキャラしてるし。
が「ナイス!」と言っています。
ko1先輩
ネタバレなんとも優しいスーパーマンである。 【「と云ってもいいと思いますわ」】。 なんだか救われる。明るい気持ちになる。と云ってもいいと思うんだが、
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/06/11(6009日経過)
記録初日
2008/05/31(6020日経過)
読んだ本
2901冊(1日平均0.48冊)
読んだページ
649919ページ(1日平均107ページ)
感想・レビュー
2487件(投稿率85.7%)
本棚
20棚
性別
年齢
59歳
職業
役員・管理職
現住所
埼玉県
自己紹介

こういちです。ko1さんとか、先輩と呼んでください。
読書メーターに登録して16年になりました。
埼玉県民です。(滋賀県出身です)
妻と娘二人と私の四人家族です。

管理しているコミュニティは、

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です。


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