☆違う羽の鳥／中学時代に亡くなった同級生の名を名乗る女に出会ったキャッチ。☆ロマンス／ミーツデリ☆憐光／15年ぶりに見つかった遺体骨は…☆特別縁故者／子供が聖徳太子の1万円札を貰ってきて…☆祝福の歌／高校生の娘が妊娠、代理母、ウクライナ、実母ではなかった！でも祝福の歌☆さざなみドライブ／自殺志願者たちが… コロナ禍の犯罪のお話。絶望的なものから希望を持てるものまで。面白かったです。

☆違う羽の鳥／中学時代に亡くなった同級生の名を名乗る女に出会ったキャッチ。☆ロマンス／ミーツデリ☆憐光／15年ぶりに見つかった遺体骨は…☆特別縁故者／子供が聖徳太子の1万円札を貰ってきて…☆祝福の歌／高校生の娘が妊娠、代理母、ウクライナ、実母ではなかった！でも祝福の歌☆さざなみドライブ／自殺志願者たちが… コロナ禍の犯罪のお話。絶望的なものから希望を持てるものまで。面白かったです。

タイトルと表紙のぶどうパンに惹かれて。3ページのエッセイで、4ページめに写真。読みやすかった。丁寧に暮らしてるかんじ。食べものがとても美味しそう。全部食べもののエッセイでもよかった。文章がうまいので、さすがエッセイストだなーと。お酒も飲まれるんですね。懐かしい香りがした。

村田沙耶香の世界だった。家族愛に欠けた家で育った姉弟は、家族愛に飢えている。(カゾクヨナニー) 恵奈は理想の家族を得る為、早く大人になりたいと願い、高校生になった時、大学生の彼氏と同棲を始めるが…。怒涛のラストにはちょっと頭がついていけなかった。恵奈が覚醒したのは間違いないのだが。狂ったのか？原始に戻ったのか⁈ 渚さんと蟻のアリスも気味が悪いが、ヒトが入れ替わっているだけというのは、その通りだと思う。(コンビニ人間にもそういうとこあった)　よくわからないのに中毒性のある作家さんだ。

ツイッター小説。字が大きくて太い。サブタイトルが左下にあるのは良いと思う。それにしても、題名が大袈裟だ。タイトルから想像するお話とは違って、ブラックユーモアみたいなお話が多かった。意味のわからないものもあった。読んだからってどうってことない。プロローグ、幕間、エピローグが少々凝った作りになっているのだが、それも響かず。

手作りマヨネーズのポテトサラダのほくほく、出来立てお惣菜のあつあつ、コーヒーの香ばしい香りが、幸せを満たしてくれます。血の繋がりのない3きょうだいが、自分を見つめながら居場所を見つけています。ただわからないのは、ハワイのお母さんが、なぜ日本にヒロを置き去りにしたのか、本人のためというが、気持ちが読み取りにくい。晴太も蒼もヒロも優子も優しい。新しい家族の在り方というのかな、3人共重い過去を背負っているのだけれど、毎日が幸せに包まれるような読書でした。

8人中5人が初読み作家さん。 誰かと一緒に暮らすアンソロジーで、部屋の間取り図が最初に書いてあるのが面白い。家賃や築数も。 1番面白かったのは、坂木司さん「女子的生活」。読者として2度騙されちゃったよ(笑)。朝井リョウさん「それでは二人組を作ってください」吉川トリコさん「冷やし中華にマヨネーズ」は安定の面白さ。三上延という人の、家賃23円、築年数0年(昭和2年竣工)「月の砂漠を」も、シンとした雰囲気で良かった。