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また、就活、あるいは面接というものは、自分をよく見せるために極端な言い方をすると嘘を塗り固めて準備した方が有利であるのだが、そのように自分を偽る事に対して、主人公が抱く漠然とした嫌悪感のようなものの描き方は実に田中ロミオらしいと感じた。 そして物語の最後は、中世ファンタジーの世界で描かれる作品であるからこそ、現代に生きる”冒険者”に対する激励としてストレートに描かれており、大変綺麗にまとまった良い作品でありました。
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