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2024年1月の読書メーターまとめ

AICHAN
読んだ本
7
読んだページ
2475ページ
感想・レビュー
7
ナイス
531ナイス

2024年1月に読んだ本
7

2024年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

AICHAN
再読。もう何度も読んでいるが、いつだって「面白い!」と感動する。今は真冬で自転車が使えなくなり、遠い図書館までは行けない。だから、数十冊の本と同じく数十冊のKindle本(電子書籍)を繰り返し読むしかない。だから冬の間にまたこの本を読むことになるだろう。何度目かの再読を終えた今でも、その日が来ることが楽しみだ。「女の裏方を見せつけられると男は全員子供になる」「地方はすべてにおいて地縁血縁がものを言う」「地縁血縁の社会に競争はそぐわない」など、生きていく上で必要な処世訓が散見されているのもいい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年1月にナイスが最も多かったつぶやき

AICHAN

娘が友達の子どもの誕生日のために作ったケーキ。その2

娘が友達の子どもの誕生日のために作ったケーキ。その2
AICHAN
2024/01/22 08:46

いつでも母さん、ありかどうございます。

AICHAN
2024/01/23 00:32

ジャスミンやエルザは、アイシングカラー(食用色素)を生クリームに溶いて色を作って描いたらしい。

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2024年1月の感想・レビュー一覧
7

AICHAN
Kindle本。再読。連作短編集。いやあ、面白い! 何度読んでも飽きない。飽きないどころか、すぐまた読みたくなる。それほど面白いし、著者が提起する新説・奇説の根拠となる資料の名前や内容をすぐ忘れるので、それを確認したくてまた読みたくなるのだ。
が「ナイス!」と言っています。
AICHAN
再読。原田マハのデビュー作。瑞々しいいタッチの文章とのんびりした沖縄の暮らしがいい感じでマッチしていて、素敵なラブストーリーになっている。「カフー」とは果報のこと。島人(シマンチュ)が話す言葉を読んでいるうちに、ある研究者が唱えた、8世紀の古代日本語(日本最古の文献である古事記は8世紀の成立)が沖縄に渡って四百年経って沖縄言葉になったという説を信じる気になる。「カフー」は後に大和言葉が沖縄に流入して訛ったのかもしれないが。物語は美しく哀しく切ない。最後には涙が出る。
が「ナイス!」と言っています。
AICHAN
再読。もう何度も読んでいるが、いつだって「面白い!」と感動する。今は真冬で自転車が使えなくなり、遠い図書館までは行けない。だから、数十冊の本と同じく数十冊のKindle本(電子書籍)を繰り返し読むしかない。だから冬の間にまたこの本を読むことになるだろう。何度目かの再読を終えた今でも、その日が来ることが楽しみだ。「女の裏方を見せつけられると男は全員子供になる」「地方はすべてにおいて地縁血縁がものを言う」「地縁血縁の社会に競争はそぐわない」など、生きていく上で必要な処世訓が散見されているのもいい。
が「ナイス!」と言っています。
AICHAN
Kindle本。川上未映子の作品は、村上春樹にインタビューした本(『みみずくは黄昏に飛びたつ』)を読んだのみで、小説はこれが初読み。同じ中学のクラスメートの斜視の僕と汚い女子のコジマは主犯格の二ノ宮とその取り巻きにひどいイジメにあっている。僕がおかしさに気づき立ち向かい大人に助けを求める…。私の勤める会社にも高校時代からいじめられている青年がいる。だから他人事ではないと感じつつ読んだ。イジメは犯罪である。今のイジメは陰湿だから立件が難しいだろうが、少年なら即、少年院に、成人なら刑務所にぶち込むべきだ。
が「ナイス!」と言っています。
AICHAN
Kindle本。再読。短編集。マティス、ドガ、セザンヌ、モネという印象派の巨匠についての4編。それぞれの画家を支えた人の立場から描くフィクション。原田マハの文章力と想像力の素晴らしさに、あらためて敬意を表したい。1作目の短編は全部口語体。こんなに素晴らしい口語文章を私は見たことがない。マハさんの他の短編集、例えば『星がひとつ欲しいとの祈り』の中の短編でも口語をたくさん使っているが、それも見事だ。この短編集の1話目の口語文章はそれを上回る。素晴らしいとしか書けない。
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AICHAN
Kindle本。再読。私は空海を日本史上最大のハッタリ屋だと思っているので嫌いだが、その生き様には何かひかれるものがある。当時の日本人にはいなかったと思われるほどの論理的思考を持ち、唐から招来した真言密教を綿密に体系立て、思考するだけでなく実行力を発揮して自分の教え(真言密教)を広めようとした。人並みはずれた知恵と知識と実行力があったから、ハッタリをかませてもそれをハッタリとは人々は思わなかった。空海の開いた高野山には、死ぬまでに一度は行ってみたいと思う。
が「ナイス!」と言っています。
AICHAN
Kindle本。再読。表題作ほか4編の短編集。会津藩最後の藩主・松平容保は幕命を断りきれず京都守護職になる。配下に新選組を置き、不逞浪士たちを斬りまくった。薩長土が官軍になったとき、将軍の慶喜は江戸に逃げて謹慎した。謹慎するばかりの慶喜を討つわけにもいかず、薩長土の新政権は会津藩を第一の朝敵として征伐した。明治天皇の父である孝明天皇から篤い信頼を受けていた容保は自分が朝敵になってしまったことに戸惑いながら薩長土の官軍と戦う。そして敗北する。苦しいさだめに生きた哀しい容保の生涯。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/26(5396日経過)
記録初日
2000/01/01(8952日経過)
読んだ本
6517冊(1日平均0.73冊)
読んだページ
2011908ページ(1日平均224ページ)
感想・レビュー
2066件(投稿率31.7%)
本棚
0棚
性別
年齢
66歳
血液型
A型
URL/ブログ
https://ameblo.jp/aichanzw
自己紹介

大腸ガンで喘息でカンジダ症で花粉症で双極性障害でパニック障害でPTSDで対人恐怖症気味でムズムズ脚症候群で睡眠障害でレム睡眠行動障害で下痢型過敏性腸症候群で頚椎症で胸部と腰の神経痛持ちで手足の痺れと強ばりが常にあってリウマチ気味で偏頭痛持ちで耳炎で誇大妄想気味で被害妄想気味で自律神経失調気味で常に目が霞んでいて白内障になりかけていてメマイがあって自分の歯が数本しかなくて、ナルコレプシー(眠り発作)や睡眠時無呼吸症候群や脳梗塞になりそうっぽくて(以下省略)、超貧乏で悩み多き日々を過ごしている情けないオジサンです。

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