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2024年9月の読書メーターまとめ

ばーちー
読んだ本
15
読んだページ
3642ページ
感想・レビュー
15
ナイス
10ナイス

2024年9月に読んだ本
15

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ばーちー
ネタバレ社会性のある動物である人間は、他人を責めることで自分の正当性を感じたい「正義中毒」に陥りやすい。その処方箋は、そういう性質が誰しもあることを認識することだ。という趣旨。 人間の脳の性質であり、SNSはそういった面を冗長させたともいえ、炎上商法はある意味で人々に正義の快楽を提供している、といえる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
15

ばーちー
ネタバレ為替について、金利平価などについて確認したいと思って聞いたけれど、その点は聞けず寧ろ、為替の基本原理から最近の値動きは何によって動いているかについて、整理されている。著書は為替ディーラー。世界の経済ニュースとの関連や、投資の格言「don’t fight FED」などにも触れられており、投資を行うなら米国インデックス積立が固く、知識があるならFXに取り組んでも良いのでは無いかというお話。 一般的な内容ではある。
ばーちー
ネタバレコンサルタントが書いたDXの指南書。何かデジタルエクスチェンジに取り組んでみろとか、どのような成功事例があるか?などといった話を経営者からされたら、黄色信号。dxに取り組む前段にデジタルによって何がしたいのかを明確化するプロセスが重要で、業務プロセスのデジタルとビジネスモデル自体のデジタル化を混同してはならず、それぞれ別のアプローチをすべきで、期待値も異なるものであるべきという点が印象的。 なかなか成功確率も高く無いのだろう、という印象を受けた。
ばーちー
ネタバレ36年間官僚として厚生労働省に勤めてこられた方の社会保障の現状と将来の処方箋。社会保障といえば、出産、子育て、介護、失業、医療が主な範疇であるが、本質的には格差是正の役割を大きく担う所で、お金持ちで無くても充実したサービスを受けられる。その課題は人口動静が予期される中で必要な医療サービスを担う労働者が不足していること、などが挙げられる。財政収支についても紙面を(聞いているのだが)割いて如何に借金を将来世代に先送りしているかについて、書かれているが、これは反MMT財政論。この点は評価出来ない。
ばーちー
ビジネスによく使う法律をピックアップして纏めた本。労働基準法から始まって、育休、パワハラ、個人情報保護、煽り運転などのニュースで目にするようになった話を取り上げ解説。会社関係では、会社法、金商法、民法、著作権法について解説。取締役会など会社の統治機構に関するルールと関連事例が解説されている。会社でも(大手なら)講習があるような内容であるが、手元に置いておける本として必要最低限の内容を整理されたものであろう。
ばーちー
ネタバレ今をときめく売れるネット広告社(最近上場して話題)のノウハウ暴露本主にネット通販に於けるABテストや先人ノウハウをぎゅっと詰め込んだ、比較的細かいノウハウ集。売上管理項目の数字にコミットさせて、無料お試しを挟んで、申込フォームを簡素化し、申込フォーム入力確認画面でアップセルの広告を掲載し、申込完了画面で共有ボタンを設置する。広告は要素(キャッチコピー、写真、デザイン)の要素に分けてABテストを行い、最良の組合せを実装することで、掛け算で売上が向上する。本質的にはいかに顧客のクリック数≒手間を省くか。
ばーちー
デジタルマーケティングについて学習。ストック効果で、売上に繋がる迄は時間が掛かることを承知しておくべき。目的迄最短かつダイレクトに接続されるようにするべきで、ランディングページに購入ページや会員登録ページなどがあるべき(すぐに離脱する)。日常生活、初回購入、継続購入の三段階に分け、サービスやビジネスの種類に応じて、各フェーズで打ち手を検討すると良いという趣旨で書かれており、その具体的な打ち手について、整理されている。ネットマーケティングは無料体験などのフェーズが長い印象で、なかなか厳しいという印象。
ばーちー
ネタバレ社会性のある動物である人間は、他人を責めることで自分の正当性を感じたい「正義中毒」に陥りやすい。その処方箋は、そういう性質が誰しもあることを認識することだ。という趣旨。 人間の脳の性質であり、SNSはそういった面を冗長させたともいえ、炎上商法はある意味で人々に正義の快楽を提供している、といえる。
が「ナイス!」と言っています。
ばーちー
ネタバレフリーランスから個人事業主として意識しなければならない節税方法について、脱税との境目についての本。実態の伴う経費でないとアウトである一方で解釈が割れれば、指摘されて修正していけば良いという考え方もある。社会保険や健康保険についても普段意識しないが、それなりに処理が必要。節税といっても所得がかなり増えればそれなりの税金を払った上でないと自由に使えるお金にはならない。
ばーちー
ネタバレ会社を経営する上での資金繰りをはじめとする様々な課題や二項対立に応えていく本。著者は税理士なので税に関する内容が多いが、中小企業を対象としていてスモールビジネスが直面する課題とその解決案が提示されていて面白い。特に共同経営ではなく、ジョイントベンチャーのようにプロジェクトごとに集まって、社長は1人で全て外注して協力し合う。といったビジネスモデルで成功してる事例が紹介されており、印象的だった。
ばーちー
ネタバレ融資や税金について書かれた本はあれど、資金繰りについて書かれた本は珍しいと自負し、融資コンサルタントとして活躍された方の著書。経営者保証に関するガイドライン、制度融資、銀行は融資に行く際に準備する6つの資料について解説されており、簡単にいうならば月次のPL, CFの計画と実績表、返済計画と経営改善資料で、返済のリスケも可能ということである。また、借り換え保証制度や、借り換えローテーション戦略(複数行から、ローテーションで借り換える)についても紹介されており、初めて知ったことの多い本だった。
ばーちー
ネタバレシリーズ第三弾。組織、リーダーシップに関する著書が多く、事業や会社の成功は何をやるかより組織やその体制が最も強く影響する。具体的には、官僚的ではなく従業員の創意工夫が十分に反映される組織風土や試みが成功に繋がるということである。ダロンアセモグルの著書シリーズでもほぼ全く同じことが書かれており、官僚的な構造や保身的なリーダーが組織を衰退させるという点は、事業であっても国家であっても本質的に同じなのであろう。また、過去も現在も将来も同じであろう。 紹介された本のいくつかは改めてよんでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
ばーちー
ネタバレシリーズ第二弾。マーケティングのノウハウは小売りに偏っているので、あまり実感の湧かない部分も多かったが、少しの工夫で売上が大きく変化するドンキのような事例は、人間の心理と連動していて、面白い。 店舗は体験する所になるというトレンドは押さえておきたい。オーディオブックでも図表が充実してるのが嬉しいが、正直見切れない。
ばーちー
なんというか、破壊的な本。要約というものでも無いが、MBAに行った気分になれる。 典型的なアプローチ、成功の法則をひたすらインプット出来る。ちなみにあと2冊ある。
が「ナイス!」と言っています。
ばーちー
ネタバレ日本が典型的な好例で金融緩和に限界がきており安倍ノミクスの2本目,3本目として財政出動、つまり公共投資の拡大により、需要喚起→完全雇用、賃金インフレに繋がると説く。1000兆円の国債は国の借金だが、BS上も国民はその債権者である。税金は貨幣需要を起こす為に課すものであって、歳出を賄う為に徴収するものでは無い。課税は「悪」に対してするものであり、財政均衡を目指す必要は無い。この立場に立てば、何が悪かは価値観の問題であり、国民が決めるべきもの。財務省単独が勝ち敗けと称して決めるべきものではない。
ばーちー
ネタバレmixiの朝倉氏のファイナンス思考。PL脳に陥る事なく、キャッシュフローやBSにも目を配り経営をすることが肝要。といった趣旨(だろうか)これまでの企業の変遷も含めて、後講釈とはいえレビューされており、近視眼的なPL重視の経営に警鐘を鳴らしている。 巻末にはファイナンスの基礎として、BSとPLの基本事項のおさらい(簿記2級のような内容)が纏められており、わかりやすい。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/27(4227日経過)
記録初日
2013/06/03(4159日経過)
読んだ本
188冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
50500ページ(1日平均12ページ)
感想・レビュー
176件(投稿率93.6%)
本棚
8棚
性別
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