ネタバレ二巻と違って視点が統一されていたのは良かったが、この巻必要あったのか？？と謎が残る。ヒサコを掘り下げなかったので、中途半端な印象。ヒサコ、やったことが極悪すぎる割に、悪役としてもちゃんと描かれていない。このシリーズは一巻だけで良かったなーと思う。一巻は勢いで行けたのかな、と思うのだが、続く二巻三巻で構成の難が出たのかと。

ネタバレ二巻と違って視点が統一されていたのは良かったが、この巻必要あったのか？？と謎が残る。ヒサコを掘り下げなかったので、中途半端な印象。ヒサコ、やったことが極悪すぎる割に、悪役としてもちゃんと描かれていない。このシリーズは一巻だけで良かったなーと思う。一巻は勢いで行けたのかな、と思うのだが、続く二巻三巻で構成の難が出たのかと。

ネタバレ秀二の機械を壊す設定に無理がある。にせもの夫婦にする理由が思いつかなかったんだろうな……と邪推してしまう。秀二は毒舌を通り越して暴言キャラだし、主人公は行動が強引すぎる。実家との確執はテンプレすぎて秀二母も兄も出す必要があったのか疑問。二巻も借りていたのだがギブアップして未読で返却。キャラが好きになれないし展開が強引すぎるよ！

ネタバレアロウが彼であることは中盤でわかってしまったので残念。面白くはあるんだけど、長すぎた。中盤、もう少し削ってくれていれば「あー彼がアロウね」と思いながらの惰性感を伴う読書にならずに済んだかな？一瞬、これは児童文学にしたほうがいい主筋かと思ったのだが、直接的な性的台詞や表現が多いので児童文学では難しいのだろうな。

ネタバレ最初から奈々の存在が浮きすぎていて犯人（脅迫の）が序盤からバレバレ……というミステリとしてはかなりひどいレベル。犯人を用意するために設定された奈々というキャラは全てがちぐはぐ。放火のほうも消化不良だし刑事がいきなり現れるのはもはや笑った。誰にも共感できないので青春ものとしても辛い。

ネタバレあの和歌がホラーの意味を伴うとは。めちゃくちゃ怖い。主人公、まさかのバッドエンド。フィクションながら策略は「やったのかもなあ」と思える説得力。しかし草壁は実子だし、彼も手にかけたとなると他の皇子を蹴落としていった説得力がなくなってしまう気がする。

ネタバレクリップの話、最高でした。やっぱり拓真と優芽の話はときめくー！拓真が最高のツンデレすぎる。最後の話、詩織と隼人さんがくっついた……って解釈でいいのかな？喜ばしいですが、もう一冊ぐらい時間をかけて綴ってほしかったところ。優芽と拓真の話ももっと読みたかったな。