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2024年4月の読書メーターまとめ

のこ
読んだ本
4
読んだページ
1282ページ
感想・レビュー
4
ナイス
36ナイス

2024年4月に読んだ本
4

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のこ
シングルマザーたちが空き家を占拠、ロンドンで実際に起きた出来事をもとにした小説。登場人物たち、理路整然としすぎてるし、クリーンすぎる。第二章になってシナコやコータが関わるようになってから、やっと物語が立体的になってきたかな。 イギリスの小さな政府の矛盾点を小説に名を借りて訴えようとしている意図はすごくよく伝わった。 著者が読者に伝えたいことの中で、コータの「アナーキズムは破壊ではない、お上の動きだしを待つのではなく自分たちでやってしまおうという思想」という講釈には、なるほどねーと思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
4

のこ
毎日たくさん練習する稲垣えみ子さん。雑誌「ショパン」の会長との幸せな出会い、ピアノとの関わりを連載するという義務がない人々がここまでやるにはずいぶんと大きなモチベーションが必要なのかもしれないけれど、兎にも角にも今すぐピアノに向かって楽譜を開いてみたいと思わせるエッセイ集だった。
が「ナイス!」と言っています。
のこ
本当に短い小説(掌篇小説)が24編。作者は何を見ても聞いてもどうやってストーリーを紙に落とし込もうか考えながら生活してるんだろうなと思ったら。読者も、多くの説明なくある時代や場所、シチュエーションに放り込まれ、あっという間に終わってしまう。表題作「カーテンコール」はあまたの文化人、役者の会話で成り立っていて、同時代生が要求される作品だった。若い人はこれをどう読むのか知りたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
のこ
テレビ東京のクドカン脚本ドラマ「季節のない街」を見るにあたって、この原作本と映画「どですかでん」を鑑賞。本書はコミュニティでの出来事が短編集として並立していて、映画はひとつの大きな流れの中で個々が動いていると言う作りだった。テレビドラマは映画に比べると長尺なので、映画で取り上げられなかったも加わるかなあなどと、興味深く読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
のこ
シングルマザーたちが空き家を占拠、ロンドンで実際に起きた出来事をもとにした小説。登場人物たち、理路整然としすぎてるし、クリーンすぎる。第二章になってシナコやコータが関わるようになってから、やっと物語が立体的になってきたかな。 イギリスの小さな政府の矛盾点を小説に名を借りて訴えようとしている意図はすごくよく伝わった。 著者が読者に伝えたいことの中で、コータの「アナーキズムは破壊ではない、お上の動きだしを待つのではなく自分たちでやってしまおうという思想」という講釈には、なるほどねーと思った。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/18(4032日経過)
記録初日
2013/04/01(4049日経過)
読んだ本
277冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
74747ページ(1日平均18ページ)
感想・レビュー
106件(投稿率38.3%)
本棚
1棚
性別
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