読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

itica
読んだ本
17
読んだページ
5536ページ
感想・レビュー
17
ナイス
2070ナイス

2024年10月に読んだ本
17

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • ちゃも

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

itica
前作「爆弾」で連続爆弾事件を起こしたスズキタゴサクの裁判中、ひとりの青年が法廷を占拠した。傍聴人を人質にしての冷静な犯行、隙のない計画に凄いなあとしか言いようがない。犯人の目的は何なのか、事件の行方に最後まで目が離せなかった。もちろんメインは犯人と警察の攻防なのだが、気持ち悪いオーラを放っているタゴサクの存在感が半端なかった。続編もありそうだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

itica

おはようございます😊昨日行ったレストランの庭でペパーミントの花に出会いました。葉はアイスクリームなどに使用されますが、花にはめったにお目にかかりませんよね。シソ科の植物なので地味ですが可愛らしいです。いくつになっても可愛らしさは持っていたいな、と思う今日この頃です🌸

おはようございます😊昨日行ったレストランの庭でペパーミントの花に出会いました。葉はアイスクリームなどに使用されますが、花にはめったにお目にかかりませんよね。シソ科の植物なので地味ですが可愛らしいです。いくつになっても可愛らしさは持っていたいな、と思う今日この頃です🌸
のんびりさん
2024/10/12 10:04

おはようございます☀️ ペパーミントの花初めて見ました。爽やかな気持ちになりました☺️有難うございます!

itica
2024/10/12 13:05

のんびりさん、薄むらさき色が清楚ですよね。ハッカの清涼な匂いも楽しめました🍃

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
17

itica
両親を殺害された少女が、幽霊になってしまった完全犯罪請負人の力を借りて復讐を遂げようとするミステリ。簡単に言ってしまえば、復讐にまい進する少女と事細かく指導する幽霊、と言う構図なのだが、何度も犯人像が覆される。終いには、永遠に真実にたどり着けないのでは?なんて気持ちになる。まるで迷路を彷徨っているようだ。だから面白いとも言える。一筋縄でいかないところが良いんだな。
が「ナイス!」と言っています。
itica
究極の恋愛かもしれない。運命の人に出会ってしまった。けれどタイミングが合わないまま、ずっとずっと頭から離れなかったひと。現在から16年前まで少しづつ遡って行く恋の物語は、ちょっと不思議な読み心地。「できるなら、ふたりの想いが叶いますように」知らず知らずのうちに最後はそう祈っていた。やるせない。
が「ナイス!」と言っています。
itica
シリーズ3。医療刑務所にて3人の外国人患者を担当する由衣。病状を知るにしても言葉の壁に四苦八苦し、習慣の違いや信仰など様々な問題があぶり出される。彼らが何故罪を犯すに至ったのか、その経緯を考えると、時々ニュースで目にする外国人の犯罪を「またか」と苦々しく思っていた自分の視野狭窄を恥じ入る気持ちが生まれる。仕事にのめり込むあまり暴走しがちな由衣だが、一般人だろうが罪人だろうが病気に真摯に向き合う姿勢は評価したい。
が「ナイス!」と言っています。
itica
警察小説としてはSF色が強く、特殊能力を持つ(コトダマ遣い)警察組織VSコトダマ遣い犯罪者と言う構図になっている。まるでハリウッド映画のようじゃないか、と思ったのが最初。しかしコトダマと推理が上手くかみ合っていて案外面白い。それぞれが異なるコトダマ遣いのため、誰が何を操るのか混乱しそうなところはメモっとくべきだったかな。この物語はまだ始まったばかりだよね。だって最強、最悪なコトダマ遣いが現れちゃったもんね。
が「ナイス!」と言っています。
itica
非正規職員として移動図書館を担当する35歳の実(みのり)が移動途中で保護した子犬を預かったことで、職場とアパートを往復するだけの淡々とした日々が変化する。モノクロ写真が少しづつ色付いて行く感じかな。自分が変わることで周囲も変わる。やさしさの波紋が広がって心穏やかになれる良書だった。犬(名:ちゃっけ)の成長と可愛らしさ、賢いけれどやんちゃなところが伝わってくる描写も良かった。
が「ナイス!」と言っています。
itica
「痣」で組んだ真壁・宮下刑事の気が合うんだか合わないんだかの絶妙なコンビの第2弾。暗渠(あんきょ)から流されたと思われる惨殺死体の事件が発端となり、捜査に乗り出すのかと思いきや、お偉方の姪の守役となり、捜査の邪魔にならないように事件経緯を観察する?任務を命じられる。ところがどっこい、深い闇と言うか隠ぺいされた真実があったんだなあ。全く予想もしていなかった方向からの、この結末。面白かったが、本書のような犯罪が無くならない現実が怖い。
が「ナイス!」と言っています。
itica
アラフィフ女性4人の逆転短編集。まさか地獄に落とされようとは、昨日までは想像もしていなかった彼女たちはお先真っ暗。しかし女性たちは生きるために必死だった。苦労の末に掴んだ起死回生物語は、とにかく痛快。あー何かすっきりしたな!
が「ナイス!」と言っています。
itica
短編集だが、それぞれの編の主人公たちは同じ高校の生徒らしい。友人との関係性、いじめ、秘めた恋心や夢、承認欲求など、彼らのデリケートな内面と周囲に対するバリアに、まさしく若さの瑞々しさと痛みを見る。毎回、冬木先生が登場するのでうっかり見過ごしてしまいがちだが、実は「走れ茜色」のふたりが…とか、「灰が灰に」のふたりが…など面白い構成になっているので、そこは必読。
が「ナイス!」と言っています。
itica
超高級そうな料理を初めて食べて、美味しいのか不味いのか分からない…ような心持ち。平成28年、いわゆる勝ち組の意識高い系大学生から始まって、令和5年までの特権階級の若者たちを描く。やたら素晴らしい意見を述べながら、その実、言わされてる感が垣間見える。Z世代とやらの「正しいこと」に縛られる滑稽さ。生真面目な上昇志向は天まで昇りそうだ。この中で唯一異質の沼田は虚勢を張っていただけ?私には縁のない世界であるが、ある意味新鮮だったかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
itica
日本かぶれの留学生・ケビン、ケビンのルームメイトで印象薄い大学生・秀次、高飛車で自己顕示欲の強い刑事・撫子が登場する短編ミステリの続編。ミステリと言ってもケビンに頼りっぱなしの警察って…と思うが、そこが本書の特徴でもある。パターン化感は否めないが、古き良き日本を外国人が語るのは面白い。ただ撫子に全く共感できないのは惜しい。主要人物に魅力を求めるのは欲張りすぎかな。
が「ナイス!」と言っています。
itica
ある青年の日常(内面)を第三者が語っている。で、語っているのは何者?と思っていたら驚くべきことにアレだった。すごく真面目な話なんだけれど、しゃべるのがアレなだけに漫才してるのかってくらい可笑しい。難しい問題をお気軽な感じにしてくれたのかな。「皆でマットを持つ」比喩が秀逸。未来はどうなって行くのかな。窮屈に感じている人が住みやすくなるだろうか。
が「ナイス!」と言っています。
itica
被害者家族と加害者家族は真逆のようでいて、苦しみを抱えて生きると言う点では一致している。何故死ななければならなかったのか、何故殺めてしまったのか、真実を知りたい思いも一緒だ。週刊誌記者である柊志は、幼い頃の兄姉の事件を、ある出来事をきっかけに調べ始める。27年も経って今頃?加害者弟の自覚は?と、色々思わないでもないが、ミステリ仕立ての真相には思わず唸った。書くことの重さを胸に刻んだ柊志は良い記者になるだろう。今はそんなことをしみじみ考える。
が「ナイス!」と言っています。
itica
「五つの季節に探偵は」の続編。探偵として依頼された話もあるが、ほとんどは主人公みどりが遭遇した(首を突っ込んだ?)事件や謎の話だ。家族を犠牲にしている後ろめたさを感じながらも、生まれながらの探偵気質のみどりの推理力が光る短編集だった。「陸橋の向こう側」「太陽は引き裂かれて」は胸の痛みを覚えたが、強く印象に残っている。
が「ナイス!」と言っています。
itica
今を生きる人々と過去を結ぶ懐古的な物語5編。地方でかつて栄えていたものが姿を消し、忘れ去られて行く一方で、ずっと残しておきたいものがある。悲惨な出来事でも忘れてはいけないこともある。(専門的な描写は理解できたとは言い難いが)どれも良い話だった。中でも「藍を継ぐ海」が一番好き。海ガメの壮大な旅が深く心に残った。専門知識を物語に落とし込む伊予原さんに今回も魅せられた。
が「ナイス!」と言っています。
itica
シリーズ4。感動とか憤りとか希望、さまざまな感情に揺さぶられた。常夏荘に来たばかりの小さかった耀子。結婚をして母になった耀子。事業を立ち上げた耀子。健気に生きてきた。そんな彼女を見つめ続けることができて幸せだった。この物語に出会えたことに心から感謝したい。
が「ナイス!」と言っています。
itica
前作「爆弾」で連続爆弾事件を起こしたスズキタゴサクの裁判中、ひとりの青年が法廷を占拠した。傍聴人を人質にしての冷静な犯行、隙のない計画に凄いなあとしか言いようがない。犯人の目的は何なのか、事件の行方に最後まで目が離せなかった。もちろんメインは犯人と警察の攻防なのだが、気持ち悪いオーラを放っているタゴサクの存在感が半端なかった。続編もありそうだ。
が「ナイス!」と言っています。
itica
毒島のいやらしさが存分に発揮?された短編集だった。小説家、出版社など文芸絡みの殺人事件ゆえ、毒島が臨場。口を開けば毒をまき散らしコンビ刑事をげんなりさせているが、タダモノではない毒島が見事に事件を解決。拍子抜けするくらいあっさりしているが、毒島に会えて余は満足であるぞ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/10/16(5517日経過)
記録初日
2009/07/05(5620日経過)
読んだ本
3475冊(1日平均0.62冊)
読んだページ
1082210ページ(1日平均192ページ)
感想・レビュー
2978件(投稿率85.7%)
本棚
5棚
性別
自己紹介

共感したり反発したり、喜んだり悲しんだり憤ったりと本を読むことで生まれる感情は、内面をひいては人生を豊かにしてくれていると感じます。
そして
それらを共有してくださる読書メーターと読友さんたちが心の拠りどころになっています。

感想を読んでくださった方、ナイスやコメントをくださった方、お気に入りに加えてくださった方、どうもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。


✿*゚・.。.:*✿*゚・.。.:*✿*゚・.。.:*

2022年春
退職し、突然降ってわいたような自由時間を使いこなせず、家事以外のほとんどの時間を読書やPCに費やしています。
眼精疲労と肩こりが半端なく、そろそろ動き出さなければと思いつつ、ぐうたらな日々です。
ぐうたら…最高です!((´∀`))









読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう