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2024年3月の読書メーターまとめ

itica
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2413ナイス

2024年3月に読んだ本
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2024年3月のお気に入られ登録
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  • 魅乃乎minoco19860125
  • 中玉ケビン砂糖

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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家族葬専門の葬儀場とそれに関わる人たちの物語。死から生を見つめ直す、これからの人生を考える、そんな話だった。親しい人がこの世にいないと言う事実は、衝撃と悲しみと寂しさと言った諸々の感情に揺さぶられるけれど、亡くなった人の想いや受け取った感情が消えるわけではない。だから大丈夫、前を向いて歩いて行けるよ。そんなことを教えられた気がする。自分らしく生きるってどういうことだろう、と考える時間も貰えた。
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

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おはようございます🌞み、みて!咲いてる!購入時以降、10年近く一度も咲かなかった山野草のショウジョウバカマが咲きました😄なぜ今になって覚醒したのでしょう?何か良いことが有りそうでウキウキします💓今日は暑くなりそうですが、桜の開花が楽しみですね💮

おはようございます🌞み、みて!咲いてる!購入時以降、10年近く一度も咲かなかった山野草のショウジョウバカマが咲きました😄なぜ今になって覚醒したのでしょう?何か良いことが有りそうでウキウキします💓今日は暑くなりそうですが、桜の開花が楽しみですね💮
ミナミハハ
2024/03/30 20:56

10年咲かなかったのに面倒見てたitica さんに頭が下がります。私ならとっくにサヨナラしてますね…。綺麗なお花をありがとうございますm(_ _)m

itica
2024/03/31 06:55

ミナミハハさん、惰性で水と肥料をあげていただけで、ほとんど放置していました😅それでも嬉しいです😊

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2024年3月の感想・レビュー一覧
18

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元マジシャンでバーを経営する神尾武史と姪の真世コンビ復活の短編集。神尾の嘘を見抜く分析力は凄いが、どこか胡散臭い雰囲気は以前のまま。前回のように殺人は絡まず、客の問題解決に一役買っている感じかな。「リノベの女」とその続編が好み。突っ込み所はあるが気軽に楽しめたのが良かった。
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生糸を植物を煮出した液で染め、機で織る。他の生を貰って作られる織物は恐ろしく手間がかかる。その工程の中で何を考え学び、何を得るのだろう。私も織ってみたい、触れてみたいと思うような惹かれる描写が沢山あった。しかしメインはそこじゃない。それぞれの悩みや抱えるもの、消極的に生きていることの後ろめたさ、そう言った生きているからこその迷いが痛々しい作品でもあった。心に刺さる。
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妻や娘のために必死に働いてきたのになぜ離婚されなければならないのか。そんな憤懣も男性のための家事学校に通うようになって、自分の中の常識が崩れていく。「男は仕事で稼ぎ、女は家庭を守る」そんな一昔前の考えはさすがに通用しないだろうが、家事は女性の仕事と言う思考はDNAレベルで組み込まれているのか、中々意識が変えられないのは女性も同じだ。家事を「手伝う」のではなく「担う」ことがこれからの時代は必須なのかもね、男性方。
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震災の7年後、仮設住宅で発見された他殺体を追う笘篠、蓮田刑事。密室殺人、復興の名のもとの利権、今なお人々の心に残る震災の爪痕。震災によって変わってしまった風景や人の心。辛い話だった。ただ、殺人事件は思わせぶりの割にはあっさりしすぎていて拍子抜け。そして「震災で何ひとつ失っていない」刑事が度々責められるのが腑に落ちないと言うか、後味が悪かった。
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「買うての幸い、売っての幸せ」を信条として励んできた五鈴屋の人々。苦労の末にやっと自身の幸せをつかんだ幸。本作は五鈴屋に関わる人たちのその後を描いているが、これまでを振り返る読書でもあった。苦難が訪れるたびに心が波立ち、誠意と工夫で乗り切るたびに安堵してきたが、最後の最後でまた感動させられたよ。心が洗われすぎて私は今、菩薩様のような清らかさだ…冗談だけど。いつか幸と結衣が笑顔で再開できますようにと願って止まない。
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前作に引き続き、蓮くん(乳児)共々事件現場や容疑者宅に臨場する育休中の刑事。事件よりも蓮くんの成長過程にばかり目が行ってしまい、育休刑事の育児日記と言えるのではないかと秘かに思っている。でもこれが意外に面白い。しかし残念ながら育休も終わりそうだ。次は「時短刑事」誕生?保育園児を連れて、何なら刑事顔負けの推理をする蓮くん、も良いかもしれない。
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おやつ部(一応、駄菓子研究の名目)の高校生4人が繰り広げる青春+少々の日常ミステリ。駄菓子やスナックなどコンビニやスーパーで手に入る身近なお菓子がたくさん登場する(とにかくお菓子を食べてるシーンが多い)。個性的な4人なのに上手い具合に馴染んで雰囲気も良し。坂木さんらしい作品と言えるかな。
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身近で世話をしてくれる長女(琴美)には当然のように小言を言い、海外から駆けつけてくれる二女には感謝し歓待する。割に合わないけれど、よく聞く話。脳卒中で足が不自由になった父に対し、やがて訪れる介護に憂い、そんな自分を嫌悪する琴美。ああ、でもその気持ちは痛いほどわかるよ。介護は片手間でできるほど楽じゃないし、常に張り詰めた生活だろう。長寿社会の側面を突き付けられて何とも言えない気持ちになる。
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気づかないうちに物は増える。何とかしなくちゃと思いながらも日々の生活に流されて行く。そうして必要に迫られて処分せざるを得なくなった人たちのあれこれ(バトル?)5編。「捨てたい人」の私と、「捨てたくない人」の夫のせめぎ合いをチラチラと思い浮かべながら、ため息とともに読了。あるあるだねー
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育休中の刑事が慣れない育児に悪戦苦闘、だけならまだしも赤ちゃん抱えてお仕事しちゃってる。この設定だけで楽しそうなのに、個性的過ぎる姉に振り回されるところがツボ。妻の正体にもエッ⁉となり、遊び心満載だ。ちょっと読みにくくてページの進みが遅かったけれど、ちゃんとミステリしているのも凄いな。蓮君の成長過程がリアルだった。
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インタビュー形式になっているので読み易く、よりリアルに変な間取りの奇妙な話が現実味を帯びてくる。11の変な家と数奇な運命の人々のいびつな心模様が何とも言えず。前作よりさらに面白かったが、薄ら寒くなる感じも上回ったのではないかな。
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ファシリティドッグ(病院などの施設において恐怖や苦痛を和らげるための犬)のピーボと相棒の笠門巡査部長で事件を解決する。そう、主役はピーボだ。警察病院内で死を前にした犯罪者から情報を引き出す役目をピーボは担っている。賢く気配りのできるピーボは可愛かったけれど、何故だか笠門が好きになれなかった。犬にとっては過酷なお仕事。事件そっちのけでピーボを早めに引退させてほしいなと思ったよ。
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家族葬専門の葬儀場とそれに関わる人たちの物語。死から生を見つめ直す、これからの人生を考える、そんな話だった。親しい人がこの世にいないと言う事実は、衝撃と悲しみと寂しさと言った諸々の感情に揺さぶられるけれど、亡くなった人の想いや受け取った感情が消えるわけではない。だから大丈夫、前を向いて歩いて行けるよ。そんなことを教えられた気がする。自分らしく生きるってどういうことだろう、と考える時間も貰えた。
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次々と起こる凄惨な殺人事件。犯人の後ろに見え隠れする黒幕。予想のできない展開。でも全く予想できないのも辛い。なんで?と思う間もなく主要人物まであっさり死んでいる。何となくモヤモヤしたがエピローグでなるほど、と。特殊犯罪捜査室と言う権力や組織に縛られない捜査機関は、これからどう変貌を遂げるのか。3作目が楽しみだ。
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血の繋がらない母とふたり暮らしの海(かい)。同性が好きな海。それでいい、海は海だ。そうは思っても世間には常識と言う面倒くさい枠がある。時代は少しづつ変化している。でも残念ながら、いじめも偏見も未だなくなりはしない。私もひとりの大人として、自分を振り返ってみようと思った。我が家の近くの高校の下校時、数人の女子に混じっている、ある男子を時々見かけていたが、自然に受け入れられているようだった。楽しそうで微笑ましかったな。
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再読。3作目が出たので興味を持ち読んでみたのだが、感想を書くに至って初めて再読に気づいた。老化が始まったのか?新設された特殊犯罪室の3人で連続殺人魔を追う。狂気じみた犯行、出世しか頭にない警察官と、どちらを向いてもろくなものじゃない。極め付きは「悪魔」の正体が分かったときの何で?と言う驚き。もう何を信じたら良いのか。予想を裏切られること間違いなし。
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人は幾度か人生の岐路に立たされる。今になって振り返れば、あの時こうしていれば人生が変わったのだろうかと思う時がある。やすが料理人として腕を上げながらも、人生の選択に苦悩する姿は痛々しい。しかし自分で選んだ道だ。この先どんな困難が待ち受けようとも、やすなら大丈夫だろう。紅屋は皆良い人ばかりだが、特に大旦那の懐の深さや優しさに感銘を受けた回だった。やすは恵まれているなあ。
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殺人事件が起きて怪しそうな人は幾人も登場するのに、なぜか容疑者が浮上しない。繋がっているようで繋がらない。繋がらないようで実は関わりがある。そんな複雑な人間模様を、一風変わった三ツ矢刑事が冷静に丁寧に解き明かしてゆく。それにしても前回同様、三ツ矢のバディとなった田所刑事のひとり空回りっぷりが気の毒に思える。「三ツ矢に悪気はないので許してね」と内心思いつつ、田所の成長を願っているのだが。
いつでも母さん
2024/03/02 14:57

内心思いつつ←🤭🤭🤭

itica
2024/03/02 15:12

母さん、感情移入しすぎて妄想の世界に入ってます😏

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/10/16(5301日経過)
記録初日
2009/07/05(5404日経過)
読んだ本
3349冊(1日平均0.62冊)
読んだページ
1043348ページ(1日平均193ページ)
感想・レビュー
2852件(投稿率85.2%)
本棚
5棚
性別
自己紹介

共感したり反発したり、喜んだり悲しんだり憤ったりと本を読むことで生まれる感情は、内面をひいては人生を豊かにしてくれていると感じます。
そして
それらを共有してくださる読書メーターと読友さんたちが心の拠りどころになっています。

感想を読んでくださった方、ナイスやコメントをくださった方、お気に入りに加えてくださった方、どうもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。


✿*゚・.。.:*✿*゚・.。.:*✿*゚・.。.:*

2022年春
退職し、突然降ってわいたような自由時間を使いこなせず、家事以外のほとんどの時間を読書やPCに費やしています。
眼精疲労と肩こりが半端なく、そろそろ動き出さなければと思いつつ、ぐうたらな日々です。
ぐうたら…最高です!((´∀`))









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