ネタバレ設定が受け入れ難い。働き手が一人でも欲しい自給自足の孤島で、手や足を切り落として、労働力として使いものにならなくい人間を何人も（というか大部分！）抱えて生活が成り立っていくわけがない。しかもその欠落が、トリックと何か関係があるわけではなく。ただおどろおどろしい雰囲気作りをしているだけなのも不満。 それらの矛盾が気になって、逆に問題のラストは気にならなかった。もはやミステリとして読んでいなかったので。

ネタバレ設定が受け入れ難い。働き手が一人でも欲しい自給自足の孤島で、手や足を切り落として、労働力として使いものにならなくい人間を何人も（というか大部分！）抱えて生活が成り立っていくわけがない。しかもその欠落が、トリックと何か関係があるわけではなく。ただおどろおどろしい雰囲気作りをしているだけなのも不満。 それらの矛盾が気になって、逆に問題のラストは気にならなかった。もはやミステリとして読んでいなかったので。

ネタバレ途中までは面白く読んだが、肝腎の真相に矛盾があるように感じた。気付いた時に死を覚悟するような火事ならば、自分と一緒に楽譜も燃えてしまうだろうから何もする必要はない。生き延びれると思ったならば、楽譜の処分など後で何とでもなる。音大生のリアルや鵜崎のキャラクターなど面白い点もあっただけに残念。