自分大好き、超ポジティブシンキングの菖蒲姉さんの北京観光ガイド？と読んでいたら、精神勝利法？とかいう教えが出てきて、驚いた。やっぱり小説か！？難しい漢字で言われたせいで、一瞬引いたけど、よくよく聞くと、けっこういい教えかも！？菖蒲姉さんに幸あれ。

おばあちゃんをテーマにしたアンソロジー。「アリアドネーの庭園」が怖い。これ、将来の私だろうか？「きのう見た夢」が独特のリズム感があって好き。

自分大好き、超ポジティブシンキングの菖蒲姉さんの北京観光ガイド？と読んでいたら、精神勝利法？とかいう教えが出てきて、驚いた。やっぱり小説か！？難しい漢字で言われたせいで、一瞬引いたけど、よくよく聞くと、けっこういい教えかも！？菖蒲姉さんに幸あれ。

たなさんの書くご飯は本当に美味しそう！はーさん、ひーさん二人のお互いを自然に気遣っている様子に癒されます。「そろいの」のグラス、「黙々」の休日の過ごし方が特に好き。合間の2人の違いも楽しく読めた。こんなに違っても、歩み寄れるっていいねー！

川上さんのお話にしては、妙に現実を突きつけられているような気分になるのは、合間に差し込まれるコロナ禍の描写のせい？それとも60代で一人ってのが、近い将来に思えたせい？…あんまり深く考えるのはやめる。「きゃっと叫んでロクロ首」って初めて聞いたけど、いい言葉だと思う。

「負の暗示」が実在の事件を元にしていると聞き、興味を持ったので読む。で、呆然としてます…。人間は自分に都合が悪くなると、こんな方法でも辻褄を合わせようとするものなのか？「男らしさ」というプライドをへし折られた結果なのかなー、男尊女卑って大変な思考なんだね！なんて思ったが、ちょっとずれた感想かしら？他の話も重いお話ばかり。楽しむというより、考えさせられた。