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2024年5月の読書メーターまとめ

iku
読んだ本
7
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2069ページ
感想・レビュー
7
ナイス
178ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • りぃぃ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

iku
小学生の時、無邪気に将来の夢はスーパースターと書いた男、後に18年間引きこもり、所謂、何もない″無敵の人〟になり事件を起こす。男の手記と事件を追う同世代の娘をうまく愛せなかった事による懺悔の傷を抱える女性刑事の心情が交互に描かれ、昭和から現代の時事や社会問題、自身も同年代の1人として、伝わる空気感や鬱屈とした気持ち、昨今よく耳にする8050問題があまりにもリアルな現実ごととして読み進めるのが辛くもなったが事件が解き明かされるに連れてこの世界を生きる1人1人の人間へ向けての尊厳や希望が感じられたのは良かった
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

iku
恋愛 友情 夫婦 家庭この本に描かれる関係や愛の形はどれも正直私の目盛りからかけ離れていて異世界に生きる人々と思う設定や関係、考え方に共感できないまま読み進めたけれど 様々な問いが心に刺さる濃厚な内容 誰もが自分の価値観や目盛りというものを持っていると思うが個人的にはそれらが重なり合う部分が多い相手との関係がベストと思う 主人公の女子高生の交際相手の束縛やデートDVには恐怖を感じつつ束縛と愛情、相手を自由にして尚且つ自分も前を向いて生きていける強さ とは?現代ならではの多様な関係性と視点から考えさせられた
が「ナイス!」と言っています。
iku
ある人にとってはカリスマで憧れの人、ある人にとっては悪魔。インタビュー形式で人気女性ブロガーの素性が次々と明かされていく。終始モヤモヤとスッキリしない。息をするように嘘を吐く、脳内で都合よく事実を変換する等、昨今耳にする自己愛性パーソナリティ障害の特性と対しての対処方法など参考になる。自分の中の違和感の感覚に敏感になり距離を取る事が大事なのかもしれないが、それらしい事を耳障りの良い言葉で並べられたら、タイミングやその時の状況にもより心の隙に入り込み操られてしまいそうで、まさに身近にある恐怖だと思った。
が「ナイス!」と言っています。
iku
小学生の時、無邪気に将来の夢はスーパースターと書いた男、後に18年間引きこもり、所謂、何もない″無敵の人〟になり事件を起こす。男の手記と事件を追う同世代の娘をうまく愛せなかった事による懺悔の傷を抱える女性刑事の心情が交互に描かれ、昭和から現代の時事や社会問題、自身も同年代の1人として、伝わる空気感や鬱屈とした気持ち、昨今よく耳にする8050問題があまりにもリアルな現実ごととして読み進めるのが辛くもなったが事件が解き明かされるに連れてこの世界を生きる1人1人の人間へ向けての尊厳や希望が感じられたのは良かった
が「ナイス!」と言っています。
iku
昭和から現代まで別々の場所で同じ時代を生きた男女2人の人生がやがて交わりだす。 『信じる』ということを常に問い続けながら、人生というものを凝縮したかのようなリアリティに圧倒された。 生まれた時から親や時代、情報に翻弄され続け、何が正しくて何が間違っているのか絶対に分からない今を生きる私達。いいことをしようと心から思っていたって間違うこともあるのが人生だとも思うが、AIや人工知能、SNS、情報過多、今の世の中だからこそ余計に情報の扱いには注意深くありたいと深く考えさせられた。
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iku
今やSNSは身近な存在でもあり欠かせないツールであり、その反面SNS疲れという言葉を耳にしたり、見えない相手からの誹謗中傷など、その弊害も少なからず感じるのが正直なところ。こちらはSNS時代を生きる若者とその感情が4人の若手作家さん達の瑞々しい感性で切り取られ、SNSがあったからこそ生まれた感覚や良さ、繋がりなどSNSを通しての優しい世界が描かれておりどの作品も読み心地が良かった。 木爾チレンさんの作品は特にタグの存在が光っており今の子の感覚により近いのかな。 全編を通しなかなかに秀逸な短編集でした。
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iku
人生や命には必ず終わりが来ると頭では理解しているつもりでも今日と同じような日々が当然のようにやってきて自分の人生はこの先も続いていくものとどこか当然のように思いながら過ごしていた。恥ずかしながら取るに足らない事にぐちぐち悩んだりできる事さえもがかけがえのない日常なのかもしれない。本書ではがん患者さん達との丁寧な対話を通して人間に本来備わっている力、レジリエンスと人間の強さや大きな力をひしひしと感じた。思えば私もmustを無意識に意識してきた人生だった。wantの自分の声に耳を傾け1日1日を大切にしたい。
が「ナイス!」と言っています。
iku
青木さやかさん初読み。 テレビで時々お見かけする飾らないさっぱりとした印象のままに読ませて頂いた こちらからは窺い知れないお母様との確執 ご自身の病気や出産、子育て、ママ友との関係 時間を経てお母様との関係の寛解までが淡々と綴られていた 時折覗かせるお母様との幼少期の思い出話や素直な感情吐露に胸がギュッとなる 私も正直母親には素直になれず何かしらの確執があった時期もあったからこそ余計に本作は心に沁みた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/28(4049日経過)
記録初日
2013/05/28(4049日経過)
読んだ本
387冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
105499ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
342件(投稿率88.4%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
外部サイト
自己紹介

日々の生活の中で読書をする時間がささやかな楽しみです。子供達が巣立ち、読書をする時間が増えました☺️自分とは違う人生を読書によって経験できること、作品から色々な事を気付かされ、考えるヒントをもらえることで自分の人生がより豊かに彩りのあるものになればいいなと思っています。

主に女性作家さん中心で読ませてもらっていますが、こちらで他の方々が読まれた本や感想いつも参考にさせてもらっています🙇‍♀️

自分のペースで自分の好きな本を自由に読んで楽しんでいきたいです。
どうぞよろしくお願いします🍀

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