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2024年11月の読書メーターまとめ

iku
読んだ本
7
読んだページ
1796ページ
感想・レビュー
7
ナイス
317ナイス

11/111/411/711/1011/1311/1611/1911/2211/2511/28114026114289114552114815115078115341115604ページ数419420421422423424425426427428429冊数読書ページ数読書冊数
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2024年11月に読んだ本
7

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

iku
新刊が出る度に読むのが楽しみな高瀬さん。どなたかも書いておられましたが、決して気持ちの良い読後感ではないのに読みたくなる作家さん。自分の胸の裡に溜めていて人にはあまり言えない仄暗い気持ちや感覚をするすると言語化してくれるような、この話に共感できる自分は捻くれてるのかなと思ったり、とにかく今作も共感したり癖になる不穏感満載の読み終えるのが勿体ない高瀬さんらしさ溢れるクールな恋愛観は個人的に好みでした。特にロマンチックな雰囲気が苦手な主人公の表題作、歳の差婚に対する謎な嫌悪感の最終話はもう共感しかなく…苦笑
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
7

iku
とてもお気に入りの喫茶ドードーシリーズ第三弾。 今作も世知辛い現実の世の中のスピードや圧力、その社会を生きる人々の心情をもしっかり描かれながらも、登場人物の女性たちの心情や言葉に共感することが多く、慌ただしい現実の喧騒から離れてふと立ち止まりひとりで過ごしたい時に喫茶ドードーのコンセプト通り、心地よく心が解れ軽くなる良作。 折に触れて何回も読み返したい。いつまでも続いてほしいシリーズですが、店主そろりさんも一旦ひと休みなのかな。今回も心に留めておきたい言葉をたくさん頂いた。
が「ナイス!」と言っています。
iku
誰しもみんなグラデーションのどこかに立っている。自分が何者かなんて人生を生ききってみないとわからないものなのかもしれない。同じようではあっても、同じではない。お久しぶりの砂村かいりさん 男女それぞれの内面や心の揺れが丁寧に描かれとても共感できる部分が多く、セクシャリティ、結婚、子を持つか否か、仕事、人生は他人と比べるものではないと分かっていても無意識に「人並み」「普通」マジョリティ側に拘り、自分や誰かの人生を一方的な思い込みで決めつけてはいないかと立ち止まって改めて考えさせられた作品。読後感もよかった。
が「ナイス!」と言っています。
iku
初読み作家さん。表題作の子連れで出戻りをした娘と折り合いの悪い母親、孫に優しい父親の会話や関係性がとてもリアル。小学生低学年児の息子の子供らしい素直さ、まだまだママが1番な可愛らしさの中にあるちょっとずつ生意気さが見え隠れする様子もとても等身大に描かれていた。「時間が経てば自分が何にとらわれていたのか、何が嫌だったのか、何が許せなかったのか、核心的なものが歪み真実が不明瞭になる」という表現があらゆる過去の事象への核心をついており自身にも身に覚えがあり過ぎた。さらっと読めるが、ざらっとした余韻を残す作品。
が「ナイス!」と言っています。
iku
一見特別に大きな問題を抱えていなさそうで、いつも月夜みたいな人生を送っているように見える人たちの心の中は他人からは窺い知れないものだと改めて思う。 寺地さんの作品はいつもそんなごく普通の人々の中の あるのに、なかったことにされることへの思いを正直に丁寧に掬い取ってくれる。 特別善く生きなくても、何者にもなれなかったけれど何者にもならなくていい自由とか、心救われるような言葉が散りばめられた作品。いつも月夜なんてあり得ないけど、月夜じゃなくてもみんな歩けるんだよという心強いメッセージがじんわりと伝わってきた。
が「ナイス!」と言っています。
iku
デリケートなテーマを扱った作品だからこそ、主人公の心情や周囲の人たちとの関わりや会話をとても丁寧に、誰も傷つかないような畑野さんの優しい表現が心に染み丁寧にゆっくり読んだ。淡い紫色の素敵な装丁も読んでいくうちにそういう意味があるんだと知り、内容と共にますます素敵な装丁だと思った。様々な性的マイノリティや属性を持ち人知れず悩み苦しむ人たちが本書には出てくるが、誰をも否定せず、一個人としてすべての人が意味を持って存在しているのだと優しくも強くてあたたかいメッセージがタイトルにも込められているような気がした。
が「ナイス!」と言っています。
iku
ネタバレ最近注文している君嶋彼方さんの高校生たちが主役の青春群像劇。 青春が青とは限らず、ましてや春とも限られないと思う。最初のストーリーから切なく、まさに一生忘れないであろう青春のひとコマを切り取ったよう。 最初から順番に読みましたが、自尊心、承認欲求、友情、男女交際、そういったものの悩みを抱えた年頃の内面が丁寧に描かれていたと思います。そして何より構成がよかった。なんの違和感もなく読み進め改めてこれぞ青春だなと思いました。 際どい表現部分もありましたが、最初と最後の文章がリンクしているなど秀逸な作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
iku
新刊が出る度に読むのが楽しみな高瀬さん。どなたかも書いておられましたが、決して気持ちの良い読後感ではないのに読みたくなる作家さん。自分の胸の裡に溜めていて人にはあまり言えない仄暗い気持ちや感覚をするすると言語化してくれるような、この話に共感できる自分は捻くれてるのかなと思ったり、とにかく今作も共感したり癖になる不穏感満載の読み終えるのが勿体ない高瀬さんらしさ溢れるクールな恋愛観は個人的に好みでした。特にロマンチックな雰囲気が苦手な主人公の表題作、歳の差婚に対する謎な嫌悪感の最終話はもう共感しかなく…苦笑
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/28(4223日経過)
記録初日
2013/05/28(4223日経過)
読んだ本
432冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
116714ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
387件(投稿率89.6%)
本棚
0棚
性別
血液型
O型
外部サイト
自己紹介

日々の生活の中で読書をする時間がささやかな楽しみです。
子供達が巣立ち、読書をする時間が増えました☺️

こちらで読書好きな方々が読まれた本や感想を拝見するのも楽しみのひとつで、いつも参考にさせて頂いております🙇‍♀️

自分のペースで自分の好きな本を自由に読んで楽しんでいきたいです。
個人的で備忘録的な感想を投稿しております。
どうぞよろしくお願いします🍀

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