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2024年4月の読書メーターまとめ

フンフン
読んだ本
6
読んだページ
1662ページ
感想・レビュー
6
ナイス
59ナイス

2024年4月に読んだ本
6

2024年4月のお気に入り登録
1

  • かずさの

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • かずさの

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

フンフン
日中戦争は昭和12年から20年まで8年間にわたって戦われたのだが、太平洋戦争開戦後はその記述は非常に少なくなる。中国戦線の戦闘は第2義的になってしまったのだから当然ではあるが、この不足情報量を補うために出版したという。でも、本格研究者なら公刊戦史読んじゃうし、私にとっては別に目新しいことはない。戦史叢書読まずに済ませたい人向けの簡略史というところ。それにしても単なる事実の羅列で、なぜ緒戦の勝利得たら、中国戦線を大幅縮小して太平洋の要点に堅固な要塞を築く労力をかけなかったのか、最後まで不明。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
6

フンフン
勧善懲悪歴史観の書。どこまでも日本人が極悪非道の鬼畜主の人種で、中国人が純朴善良の人民として描かれる。それで、中国の救い主は毛沢東を主席と仰ぐ中国共産党なのだが、中国共産党が殺戮した中国人の数は日本軍が殺戮した中国人の数をはるかに上回ることはまったく描かれない。どうすれば日本は悲惨な戦争に巻き込まれずに済んだのかという選択肢は考慮の外で、ひたすらに侵略の一本道を進むしかなかったと描かれる。
が「ナイス!」と言っています。
フンフン
日露戦争の満州軍総司令官大山巌の伝記。第1巻は幕末・維新。大山は明治3年に普仏戦争観戦のために渡欧したが、そこで語学の必要性を痛感し、明治4年にフランス・スイスに留学した。そのフランス行きの船が出る7時間前に岩倉具視の視察団を乗せたアメリカ行きの船が出航した。それにはのちに大山の妻となる山川捨松も乗っていた。こういうすれ違いって小説ではよくあるけど、実際にもあるんだねえ。
が「ナイス!」と言っています。
フンフン
勧善懲悪歴史観から脱却しきれていない。新書版に盛り込むには無理が感じられるほどに日本軍の戦時法規違反について検討を加えている。ヘーゲルも言うように、歴史記述は論理的思考力を必要とするものであり、対象をありのままに見て、それを合理的連関から把握する能力を必要とするものである。この点、著者はまったく無能である。
が「ナイス!」と言っています。
フンフン
日中戦争は昭和12年から20年まで8年間にわたって戦われたのだが、太平洋戦争開戦後はその記述は非常に少なくなる。中国戦線の戦闘は第2義的になってしまったのだから当然ではあるが、この不足情報量を補うために出版したという。でも、本格研究者なら公刊戦史読んじゃうし、私にとっては別に目新しいことはない。戦史叢書読まずに済ませたい人向けの簡略史というところ。それにしても単なる事実の羅列で、なぜ緒戦の勝利得たら、中国戦線を大幅縮小して太平洋の要点に堅固な要塞を築く労力をかけなかったのか、最後まで不明。
が「ナイス!」と言っています。
フンフン
自伝は1905年で終わってしまう。日露戦争の募債の苦心談。この債務の支払いに戦後の日本は苦しむことになる。太平洋戦争の場合は日本が惨敗したので、国債が紙くずとなって債権者は泣き寝入りしたが、勝っていたらどうする気だったのか。戦争で荒廃した中国から賠償金なんか取れるはずもないし、高橋是清を失った時点で日本は亡国確定だったね。
が「ナイス!」と言っています。
フンフン
著者によるインパール作戦シリーズ第4作。今回は第15師団(祭)の悪戦苦闘を描く。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/30(3997日経過)
記録初日
2013/04/26(4031日経過)
読んだ本
826冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
300240ページ(1日平均74ページ)
感想・レビュー
642件(投稿率77.7%)
本棚
28棚
性別
年齢
68歳
自己紹介

日中戦争研究家

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