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2024年6月の読書メーターまとめ

フンフン
読んだ本
7
読んだページ
3413ページ
感想・レビュー
7
ナイス
46ナイス

2024年6月に読んだ本
7

2024年6月のお気に入られ登録
1

  • TS10

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

フンフン
児島襄の大山巌伝が尻切れトンボだったので本書に読み進むことにした。日露開戦前の日露関係から始まる。八甲田山遭難事件にもけっこうな紙幅を割いている。いよいよ開戦となり、軍神広瀬中佐の死や鴨緑江渡河作戦、九連城攻略まで描かれる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
7

フンフン
司馬書では旅順攻撃の乃木大将の愚将ぶりがきわだつが、日本側死傷者の数は、遼陽会戦も旅順第1回総攻撃に匹敵するのだ。遼陽みたいに逃げ場があったらロシア軍はもっと早く撤退していたに違いない。しかも、旅順の東北正面からの攻撃を指示したのは満州軍自身であり、児玉総参謀長が203高地に攻撃目標を転換するよう言い出したのはずいぶんあとのことだった。ロシア側の記録からは、東北正面の損害が旅順要塞に立てこもる将兵に激しい恐怖を与え、早期開城に踏み切らせる要因だったことがわかる。
が「ナイス!」と言っています。
フンフン
児島襄の大山巌伝が尻切れトンボだったので本書に読み進むことにした。日露開戦前の日露関係から始まる。八甲田山遭難事件にもけっこうな紙幅を割いている。いよいよ開戦となり、軍神広瀬中佐の死や鴨緑江渡河作戦、九連城攻略まで描かれる。
が「ナイス!」と言っています。
フンフン
相変わらず同じ著者による『日本占領』と重なる記述が多い。原稿コピペして原稿料稼いでいるのかと疑いたくなる。それにしても平成8年発行の昭和天皇の伝記で「戦後」篇と銘打ったら崩御まで扱うべきでしょ。昭和22年の御巡幸で終わりって何?
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フンフン
山崎ファンの私ではあるが、これはいわゆる戦争3部作よりは劣ると言わざるを得ない。他の作品は、舞台も『不毛地帯』シベリア・日本・アメリカ・中東、『二つの祖国』アメリカと日本、『大地の子』中国と日本と、拡がって、大河小説にふさわしく、主人公の幼少期から晩年まで、時代も長く、戦争をあつかうから劇的情景に富む。これは裁判が主体なので地味になるのは仕方がない。沖縄戦の悲惨さの描写も、吉村昭『殉国』には遠く及ばない。ところで最後までタイトルの意味がわからない。主人公と妻と女性事務官と沖縄ガラス職人女性それぞれが運命?
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フンフン
戦後篇第2巻。同じ著者による『日本占領』と重なる記述が多い。戦前・戦中篇は天皇の活躍が生き生きと描かれるが、本書は、昭和天皇の伝記というより、戦後史の観あり。戦後は、天皇が政治にかかわることはなくなったのだから無理もないが、『日本占領』のほうが本書より前の著作なんだし、『日本占領』に書いたことは大幅に略して天皇の人生に焦点をしぼってほしかった。
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フンフン
1900年の義和団事件でおしまい。大山元帥は1916年まで生きるんだけどねえ。生涯の事績としても、一番大きなのは日露戦争だと思うけど、大山元帥の伝記に日露戦争なしはあり得ないでしょう。結局、児島襄の『日露戦争』読み始めてるけど。
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フンフン
児島襄の『昭和天皇』は昭和49年の作で全5巻の長編だが、終戦で終わっている。本作はその続編。平成7年の作。第1巻は「人間宣言」。一番感動するのは御巡幸だね。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/30(4077日経過)
記録初日
2013/04/26(4111日経過)
読んだ本
845冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
308393ページ(1日平均75ページ)
感想・レビュー
661件(投稿率78.2%)
本棚
28棚
性別
年齢
68歳
自己紹介

日中戦争研究家

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