面白い。 紹介されていく「あれはなんだったんだろう」といううすら怖い読後感を残す小説群もさることながら、随所に著者の偏執性が隠すこともなく発揮されているのが面白い。わざとなのか、本当に隠しきれない作者の内面なのか。著者は精神科の医師だが、自分が医師に不安な心の内をを打ち明けていたら、話し相手の医師の精神の方が不安定だったと気付いた時の「あれはなんだったんだろう」という感覚。 著者の実体験だという妊婦と夫の話が一番怖かったな〜

面白い。 紹介されていく「あれはなんだったんだろう」といううすら怖い読後感を残す小説群もさることながら、随所に著者の偏執性が隠すこともなく発揮されているのが面白い。わざとなのか、本当に隠しきれない作者の内面なのか。著者は精神科の医師だが、自分が医師に不安な心の内をを打ち明けていたら、話し相手の医師の精神の方が不安定だったと気付いた時の「あれはなんだったんだろう」という感覚。 著者の実体験だという妊婦と夫の話が一番怖かったな〜