
男は男らしく争って勝つべき、女は家で子育てするべきなどと、生物学的な自然状態を目指しすぎると、個人の自由や幸福は遠ざかってしまう。 でもそれと同時に、すべてを押し付けられた文化として否定する一部のフェミニストも間違っていると。男女には性差があり体力や好みが違う。 ――そんな内容で、強い主張や答えはないけど、バランスが取れていて読みやすかった。
「移民はGDPを維持する上で即効性がある。やがて移民をどこの国も奪い合うようになる!」学者はそう言う。本書も同じ立場だった。 だからこそどの国も反対を押し切り移民を受け入れる。でも、机上の空論ではないかな?? システムが整うまでの何十年ものあいだ、その時代を生きる人々は、治安や宗教の摩擦に苦しむことになる
「超少子化の日本は、移民を増やしていないのにGDPがあまり落ちていない珍しい国。これは高齢者の労働参加が増えたからだ」とあった。 だったら女性も同じだろうか。 本当に女性と高齢者で支えようというなら、非正規やフリーランスの待遇をもっと整えるべき・・
一般向けサイエンス本が好きで、自然科学全般よみます。
そのほか海外小説、SF、エッセイやビジネス書なども。ノンフィクション多めです。
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