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今回も、平野啓一郎氏の政治思想が伝わってきた。いままで彼のそれに共感することは、正直なところ無かったが、死刑については同意せざるを得ない。「国家は一人の国民の人生の不幸に対して不作為だったにも拘らず、国家がその法秩序からの逸脱を理由に、彼を死刑によって排除し、宛らに現実があるべき姿をしているかのように取り澄ます。」 恵まれず苦しむ者を幼い子どもの時点で助けられる国であるべき。
主人公の城戸だけは何なの?震災の余震に怯える奥さんと子を放って他人のボランティア??信じられない。他人に優しい人は、意外に家族に無神経だったりする典型。 在日三世であることを気にしすぎだし。たとえば100年前に渡来したか1800年前に渡来したかの違いなんて、何万年の人類の移動スケールの中で見たら大した違いはないのに…。奥さんの思想の方が現実的だと思った。
わたしは本当に群れで淘汰されずにやってきた女性の子孫なんだろうか?と思うほどこれが苦手だから、読んでるだけでぐったりしてしまった。でも、「大人になれば表情には責任がある。周りの人のために前向きな表情をしなさい」とのアドバイスだけはスっと胸に落ちたので、これからは気をつけたい
平野さんの分人の考え方と、本心とは何かって話と、繋がるところがあるのかも、と、harukaさんのレビューを読みながら思いました
karutarotonさん、私自身が自分の本心がよく分からない時があって、この話の母も、色々な気持ちの総合で決意したのかなぁと思いました。分人思想も感じられる物語でしたよね。
harukaさん、こんにちは。たくさんのナイス有難うございます。今後ともよろしくお願いします。
ヨンデルさん、こちらこそ読んでいただいてナイスもありがとうございます😊今後もよろしくお願いします。
俺すごい!というのを遠慮なくストレートに書いているところが好印象だった。子どもの頃から段ボール一式の自由研究を提出し、毎年のようにコンテストで受賞して学校中の評判になっていた。これからの日本はこうでないとって。天才なんだから嫉妬を恐れずどんどん主張してほしいな
hiace9000さん、ぜひぜひ!ドライな語り口で面白かったですよ!なかなか楽に死ぬのって難しそう…
harukaさん、読了です。そうありたい、そうあらねばーと感じます。自分の人生の最後を「良き死」で締めくくることが「良き生」の全うなのでしょうね。
仕事と子育ての合間に毎日本を読んでいます。一般向けサイエンス本が好きで、宇宙や生物、自然科学全般よみます。そのほか海外小説、SF、エッセイやビジネス書などナイスやコメントくださる方、ありがとうございます!感想は、ちゃんと読んでからナイス押してます。文章が上手な方ばかりで勉強になります。
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