暴行、殺人、中学生の王子の悪魔のような思考に気持ち悪くなりながらも、なんとかそれに反したユーモアのあるトークと展開に吐き気を抑えられつつ読了。ただ、やっぱりこういう描写は苦手。王子が最後にどういう過程を経たのかもっと詳しく知りたかった。

情報処理の専門用語が多々あって、そこはちんぷんかんぷんだったけど、それでも展開は理解出来た。密室の殺人、どういう結末になるのかと思ったら、想像を超える展開だった。

暴行、殺人、中学生の王子の悪魔のような思考に気持ち悪くなりながらも、なんとかそれに反したユーモアのあるトークと展開に吐き気を抑えられつつ読了。ただ、やっぱりこういう描写は苦手。王子が最後にどういう過程を経たのかもっと詳しく知りたかった。

AI、DNA鑑定、マイナンバー。便利なシステムという名の下に、知らないうちに国家に国民が管理されていくことの怖さを知った。 だから、著者は最後に円華の言葉に乗せて、そういう時代にどう生きていくべきかを伝えてるように思えた。今回の結末もまた驚きだったけど。

何故か恋愛は、実直なテラシンよりヤンチャなゴウさんのようなヤンチャな男性が惹かれる。人間は、ちょっとした刺激をを求めるところがあるのかな。孫の勇太くんいい味出してる。凸凹な家族だけど、温かい家族。最後泣きそうになった。

人生綺麗なこと美しいことばかりじゃなくて、誰もが心に陰陽待ち合わせて葛藤してる。またそれが人生になる。とはいえ、「芥子の実」のイジメの描写はキツかった。

クスっと笑える会話。著者らしい切り返し。 それぞれ個性的な父親がまた面白かった。ちょっと怖い感じも漂わせつつ、コメディ感もあり絶妙。 誰も肩に力の入ってない緩い感じがまた良かった。