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2025年1月の読書メーターまとめ

kasim
読んだ本
3
読んだページ
752ページ
感想・レビュー
3
ナイス
235ナイス

2025年1月に読んだ本
3

2025年1月のお気に入り登録
1

  • 秋良

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • 秋良

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kasim
才人、伊坂さん編。作家の選んだアンソロジーというのは、その作家自身を表すのだという興味で読んでしまう。この本はエンタメ系と文学系が入り混じっているが、谷川俊太郎の「コカコーラ・レッスン」とか古井由吉の「先導獣の話」とか、なるほどという感じ。古井の作品は、以前読んだ時は感銘を受けたけど、今回は私、私、私、の自意識臭で自分には辛かった。結局伊坂さんの序文・解説とたむらしげるさんの装画、それを見て思い付きでつけ「深い意味」はないというタイトルの印象がいちばん強いような。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

kasim

年末に一泊旅行をもぎ取り、人生初の岡山へ。お店によって違う包装のきび団子を買いすぎてしまいました。どれも可愛すぎる。ふわふわの味ももちろんよいです。

年末に一泊旅行をもぎ取り、人生初の岡山へ。お店によって違う包装のきび団子を買いすぎてしまいました。どれも可愛すぎる。ふわふわの味ももちろんよいです。
kasim
2025/01/14 23:14

はくもくれんさん、わりとお近くですよね。ぜひぜひ行ってきび団子ゲットしてください❤

kasim
2025/01/14 23:19

ざるこさん、ねー、うっかり桃太郎の下僕になってしまいますよね❤ 駅ビルのお土産エリアはかわいい柄だらけでほんと困りました。こちらこそ今年もよろしくお願いします(^^)。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

kasim
変てこりんで滑稽、それなのに深い悲哀も感じさせる。突然キツネに変身してしまった貴婦人。ザムザと違ってうら若い美女だから、夫は必死に妻を愛し抜こうとする。20世紀初めの上品な紳士である夫は愛情深い一方で因襲的な考えに縛られてもおり、フェミニズム的な解釈もできそうだ。でも、どんどん本当のキツネ化していく妻の人外の美しさと、途方に暮れながら無理やり適応していく夫の悲喜劇は純粋に面白くハラハラする。キツネに害をなしそうというので問答無用に射殺される夫妻の飼い犬がとても不憫だった。
kasim
2025/01/23 19:57

「かれがこういう仕事をしているあいだ、(…)雌狐は(…)深く悔いている様子で、揃えた前足の間に鼻を埋めて夫を見守っていた」とか、「ただ、ちぢこまって、ぶすっとしていて、(…)手を触れるたびごとに、首の毛を逆立てて、耳をうしろに伏せるのだった」とか、子狐の「キラキラした、鋼青色のうつろな目」と「人参のよう」な小さな尻尾とか、キツネの細やかな描写がリアルで上手い。

が「ナイス!」と言っています。
kasim
才人、伊坂さん編。作家の選んだアンソロジーというのは、その作家自身を表すのだという興味で読んでしまう。この本はエンタメ系と文学系が入り混じっているが、谷川俊太郎の「コカコーラ・レッスン」とか古井由吉の「先導獣の話」とか、なるほどという感じ。古井の作品は、以前読んだ時は感銘を受けたけど、今回は私、私、私、の自意識臭で自分には辛かった。結局伊坂さんの序文・解説とたむらしげるさんの装画、それを見て思い付きでつけ「深い意味」はないというタイトルの印象がいちばん強いような。
が「ナイス!」と言っています。
kasim
両親の留守に家庭教師に預けられることになったお転婆のボニーと優しい従妹シルヴィア。しかし家庭教師は極悪で…。まっすぐな主人公に波瀾万丈のプロット、古き佳きイギリス児童文学そのものという感じで、雪の季節のカントリーハウスも完璧な雰囲気。冒頭、貧しいシルヴィアが見知らぬ男に「スミレ色の砂糖衣をかけた」ケーキなど、お菓子がぎっしり詰まった箱を勧められたり、オオカミが客室に飛び込んできたりする夜汽車の旅の場面などもワクワクする。この場面のグリムショー氏、期待できたのになあ。
アナーキー靴下
2025/01/21 23:02

共読嬉しいです! kasim様は子供の頃から読みたかった本だったんですね。存分に楽しまれたようで何よりです。英文学の王道…大変勉強になりました。

kasim
2025/01/22 18:01

アナーキー靴下さま、こちらこそとても嬉しいです❤ アナーキーさまが次々にエイキンを読まれるのを羨ましい~と見ていたので、自分もやっと一冊読めて嬉しいです。昔からよく聞く作品だったので、最初に読むならこれ、と思ってました。共読になってからまたご感想を拝見しなおすとなるほど!とあらためて納得します。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/07/04(4247日経過)
記録初日
2013/07/04(4247日経過)
読んだ本
618冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
216507ページ(1日平均50ページ)
感想・レビュー
484件(投稿率78.3%)
本棚
28棚
性別
職業
専門職
自己紹介

物心ついたときから、本を読むのが大好き。
しかし最近は時間もなく、眼も洒落にならないほど悪くなりました。積読が増えすぎて、日本の借金並みになってます。

ディケンズもドストエフスキーも読み直したい。でも新しいものも読みたい。悩ましい。

ふだん海外文学が多めですが、現代日本の作家も少しは読みたいです。ディケンズの未読長篇も読みたいけれど、これまた長くてなかなか進まず。一応次は『ドンビー父子』の予定です。

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