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2024年10月の読書メーターまとめ

HITOMI
読んだ本
6
読んだページ
2000ページ
感想・レビュー
6
ナイス
106ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

HITOMI
息子小太郎の同級生の行方不明事件を皮切りに、職場でのトラブルと相次ぐ無言電話に度を越した嫌がらせ。シングルマザーの亜紀の抱える元夫との問題や、祐介が急遽担当することになったクラスの親同士のゴタゴタ。そして次々に襲いかかる事件。読み応えがあり、終盤にかけてタイトルが不気味さを増してくる。環境よりも恐ろしいのは遺伝と繰り返す風介の存在が温かくて好ましい。闇に放たれた恐怖の芽はより恐ろしさを増して戻ってくるのではと思わせるところが怖いのに、期待せずにはいられない。染井さんの作品で1番好きかも。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

HITOMI
シリーズ3作目。元刑事が殺害され孫娘が連れ去られた。事件は25年前の複数の事件と交差し、特異な共同体が支配した村と村人達の悲しく歪められた人生が痛々しかった。エピローグで待ち続けた娘の帰還を知らされた両親の想いは想像するだけで胸が締め付けられる。今回は鴉の活躍が少なく感じましたが、相棒を組んだ長下部との距離を詰め、事件解決後にボス鴉を交えて自宅飲みする恭一郎に口元が緩みました。義弟との距離を今後詰めれるのか?次回は鴉の大活躍を期待しています。
が「ナイス!」と言っています。
HITOMI
連続して起きた凄惨な殺人死体遺棄事件。捜査にあたる武瑠は20年前の連続殺人事件との類似に気付くなか、従兄弟願示から驚くべき話を聞かされる。刑事としての苦悩に加え、血縁者への疑問と不安、妻に対する疑心。読み進めるほど悪夢の沼に嵌るような息苦しさと歯痒さに苦しめられ、ホラーに突入する勢いでした。グゥーっと追い詰めておいて、肩の力をスーっと抜くことができるラストが救いでした。
が「ナイス!」と言っています。
HITOMI
「業火の地」を先に読んでしまいましたが、シリーズ1作目はこちらでした。鳥越恭一郎の生い立ちや義弟の伊丹光嗣との関係、水町未緒の立ち位置もしっかり理解できました。老人ホームで起こった大量殺人事件が32年前の事件と繋がり、自分達母子を捨てた父親と、プライドばかり高い母親の間で孤独と戦っていた幼い恭一郎の想いが心に迫る。そして親に愛されない子供達の起こした事件。責められるのは事件を起こした子供達だけではないはず。この1冊は切なさで溢れている。
が「ナイス!」と言っています。
HITOMI
初対面の人をしばし放心させる端正な顔立ちで、何やら生い立ちに問題があり、父も血のつながらない弟も警察官だった…人タラシの仮面を被るが実は人を寄せ付けず、心をゆるせる友人は鴉だけって設定は、櫛木理宇さんの作品の中で異彩を放っており、それだけで興味が湧き上がってきます。連続放火殺人事件を追う鳥越恭一郎、相棒も上司も好感がもてた。犯人を追い詰めるシーンは度肝を抜かれ、この主人公最強としか思えない。今後明かされる過去と新たな事件に心が踊ります。
が「ナイス!」と言っています。
HITOMI
何の前触れもなく突然自殺した母親、以来人と関わることが苦手で他人と距離をとる快彦が、殺人事件を起こした従兄弟の亮介と同居生活をすることになり、2人の触れ合いが互いの心の扉を開放していく。亮介が起こした殺人事件の真相が辛すぎて、酷い真実を突き詰められても心が折れなかった快彦にも胸が熱くなった。
が「ナイス!」と言っています。
HITOMI
息子小太郎の同級生の行方不明事件を皮切りに、職場でのトラブルと相次ぐ無言電話に度を越した嫌がらせ。シングルマザーの亜紀の抱える元夫との問題や、祐介が急遽担当することになったクラスの親同士のゴタゴタ。そして次々に襲いかかる事件。読み応えがあり、終盤にかけてタイトルが不気味さを増してくる。環境よりも恐ろしいのは遺伝と繰り返す風介の存在が温かくて好ましい。闇に放たれた恐怖の芽はより恐ろしさを増して戻ってくるのではと思わせるところが怖いのに、期待せずにはいられない。染井さんの作品で1番好きかも。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/07/20(4147日経過)
記録初日
2009/12/11(5464日経過)
読んだ本
2065冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
692699ページ(1日平均126ページ)
感想・レビュー
947件(投稿率45.9%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

本が好きです。
読み漁る本の記録に感想を加えて管理。
ただそれだけが目的なので、
面白半分にコメントとかはご容赦願います。

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