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2023年11月の読書メーターまとめ

しぇるぱ
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16
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感想・レビュー
16
ナイス
171ナイス

2023年11月に読んだ本
16

2023年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

しぇるぱ
ヒロインは成瀬あかり、滋賀県大津に住んでいる。西武デパート大津店が閉鎖になるそうだ。成瀬は中学生、夏休みのうち、わたし、西部にずっと通う。地元番組にずっと映っていた。島崎(島崎とは家も近所の幼馴染)、わたし、Mー1に出ようと思う。コンビを組もう。一回戦で、意に反して落ちた。成瀬は膳所高校に進んだ。島崎は別の高校へ。膳所高校でかるたの部活に入った。かるたの大会で広島県の錦木高校の男子生徒に出会った。(今まで固有名詞は全部実在だった、錦木高校など架空の高校なのは残念)成瀬、初めて、好き、と打ち明けられた。さて
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2023年11月の感想・レビュー一覧
16

しぇるぱ
過去の悪印象とは全然違うがな。実に魅力的な警察署長だ。ここは千葉県の成田国際空港警察署、新任の署長が赴任してきた。さっそく管内をパトロールして、空港内までやってきた。空港の中でも事件が起きます。違法薬物、第一話、セレブリティ。爆発物、第二話、ATB(エアターンバック)、殺人事件、第三話、イミグレーション、以下省略。署長には相反する噂がある、魅力的な友好的な人物、血も涙もない高圧的な人物。署長であるのに、現場の前線に出て捜査する。刑事と同じく動き回るし、自分で尋問もする。こんな魅力的な主人公を作り出している
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しぇるぱ
大石与一郎は浅井家の家臣、今は秀吉に降って足軽としている。なかなか足軽から取り立ててもらえない。越前に潜入して機密情報を得た。徳川信康が武田と通じている。大賀弥四郎という重臣が武田の窓口だ。秀吉に報告、即、信長に報告、大賀を殺せ。弓で射止めよ。信長から反乱分子として目を付けられている。仕留めました。やっと信長から褒められた。この功により、騎乗の身分、百貫の禄を得た。武田が出陣し、長篠で迎え撃つ。ここでの合戦の描写がこの本のハイライトです。長篠の陣の功により、さらに百貫の加増、二百貫の禄を得た。馬廻り衆に加
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しぇるぱ
五話の短編集です。日明恩はたちもりめぐみと読みます。[ヒマかっ!]も[Get a life!]もそれぞれ短編の題名です。幽霊が見える主人公、幽霊にさわれる脇役、さわれるというより殴れるのが正しい。主人公は桧山光希、家出して、拾ってもらって、建築足場の会社にいる。全編幽霊のお話しなんですよ。幽霊の話なんですが、ちょっと違う。たいがい幽霊の身の上話が語られるもんですよね。そこは少ない。建築足場の会社の社員のお話が愉快過ぎる。魅力的なんですよ。著者の出世作に消防署もの警察署ものがあります。建築足場の会社を含めて
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しぇるぱ
奥多摩で事件があった。若い女の死体が全裸でシーツに包まれて遺棄されている。ドイツ車が関係するらしい。監視カメラから渋谷が犯行現場らしいと判明した。樋口は氏家と一緒に行動している。被害者が未成年ということで、本庁少年係の氏家係長と一緒に行動しているのだ。ペイポリ、その中にポムというサークルがある。ポムでの会話の中から商品化できる材料を拾ってくるのだ。渋谷署の少年担当の中から、ポムの内部で売春のサークルがあると聞きだした。一緒にポムに行ってみる。目星をつけていたのが当たり。強行犯係のお話しというより、少年係の
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しぇるぱ
金蔵は床屋の息子、父親にうとまれていた。絵が上手を見込まれて、豪商仁尾順蔵は金蔵を江戸に出してくれた。狩野派の門弟に加わった。三年の修行で洞の字を得た。林洞意美高の名乗りを得た。土佐に帰って、藩の表絵師に推挙された。たちまち頭角を発揮した。ねたまれた。牢屋に入った。運よく無罪となった。それからは町絵師として生きていく。ここからが本領発揮、大漁旗、幟、から始めて、祭りの祭礼絵を始めた。歌舞伎・浄瑠璃の場面語り、絵にして、赤・金・黒の色が踊り出す。江戸大阪では刷り物の浮世絵だが、ここ土佐では祭りの絵なのだ。。
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しぇるぱ
ヒロインは成瀬あかり、滋賀県大津に住んでいる。西武デパート大津店が閉鎖になるそうだ。成瀬は中学生、夏休みのうち、わたし、西部にずっと通う。地元番組にずっと映っていた。島崎(島崎とは家も近所の幼馴染)、わたし、Mー1に出ようと思う。コンビを組もう。一回戦で、意に反して落ちた。成瀬は膳所高校に進んだ。島崎は別の高校へ。膳所高校でかるたの部活に入った。かるたの大会で広島県の錦木高校の男子生徒に出会った。(今まで固有名詞は全部実在だった、錦木高校など架空の高校なのは残念)成瀬、初めて、好き、と打ち明けられた。さて
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しぇるぱ
警視庁捜査一課のおじさん達です。三つの中編、それぞれの主人公は別々です。[砂時計][日和見係長の休日][夢去りし街角]わたしが気に入ったのは、日和見係長の休日、自殺と処理された案件が、あれは自殺ではないと知人から指摘された。いっぺん所轄で処理された案件をひっくり返すのは大変なことです。本人は日和見を貫いています。それなのに、裁定を覆す方向に向かってしまう。自殺ではなく他殺と判明しました。本来なら、大勢を巻き込んで解明すべきですが、自分一人の手柄にしたい、そんな意欲もちらほらします。これは日和見ではないよね
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しぇるぱ
雲林院(うじい)弥四郎は雲林院松軒の息子、剣の道を進むものだ。何年後かの次の章、弥四郎は江戸にいる。来訪者があって、光と名乗る。幼名が光千代で、その名を呼んでくれという。剣客仲間がいて、河原で戦って腕を磨いている。光もその稽古に混じってきた。時は大坂冬の陣、光は豊前小倉の藩主、細川忠利として弥四郎の前に現れた。兄の興秋は廃嫡されている。豊臣方の客将として大阪城に入っている。兄の身を守ってやってくれないか。次の章からはキリシタンとの戦い。弥四郎は中年になっています。この小説の大部分はキリシタンとの戦いを書い
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しぇるぱ
からさんの家 まひろの章が8月に出て、すぐ9月に、からさんの家 伽羅の章が出ました。これはふたつセットで、これ以上の続編はありませんね。まひろの章では、視線も語り手もまひろでした。前巻から三年後、伽羅の章では、視線、語り手はからさんです。まひろと柊也は結婚します。柊也はからさんちの下宿人。同じく下宿人の裕子と駿一も結婚します。駿一はからさんの甥っ子。同じ下宿人のタロウも買い取った工場を音楽ホール、画廊、バーに変えていきます。からさんもガンが転移して、闘病ではなく、従病の方向へ進む。次巻を書く余地はなくなり
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しぇるぱ
ロング・ロードは Wrong Road お話しの趣旨はそういうことなんだよ。弁護士を休業して探偵業に転じたのですよ。大学同期から探偵の依頼を受けた。巨大IT企業ZQの社長から依頼を受けた。車内に怪文書が出回っている。犯人を捜してほしい。社内の壁に紙が貼ってある。いずれも社長を糾弾する内容なのだ。犯人は社外ではないな、社内にいるな。さて、冷静になりましょう。この探偵に感情移入できるか、あまり応援できる人物ではないな。社長はどう、業界の偉人だそうだが、俗物だなぁ。周辺人物はどう、脇役だが愛すべき人物がサポート
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しぇるぱ
著者は動物学者ではありません。画家・絵本作家、山の中に住んでいるから、鳥の巣をよく見つける。文章とイラストは自分でかく。図鑑画も自作のもの、イラストと図鑑画は別のものだが、どちらも達者なもの。動物学者なら、垂れる講釈は別のものだが、ここではひたすら鳥の巣について語っている。鳥類学者なら生態を語り、敵や餌について語るころだが、画家だから鳥の巣にだけ目が向いている。学者の立場では鳥の巣だけ語るのはあまりに片手落ちになりますよね。画家ならそれでオッケー、思う存分語り明かせるというもんです。はい、それでじゅうぶん
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しぇるぱ
筆者は日本ガチャガチャ協会の代表理事。コロナ禍の中でもガチャガチャは成長しています。アメリカもガチャガチャはありますが、日本と違ってみすぼらしい。日本には100円玉500円玉の硬貨がありますが、アメリカにはない。25セント硬貨が最大で、1ドル硬貨さえ無いのだそうです。これではガチャガチャが成立しない。バンダイ、トミーが参入して以降は、一挙に刷新されました。「コップのフチ子」で業界が変わりました。企画もの、ウケ狙いものがマーケットを得たのです。ガチャガチャの中に欲しいものがあります。うまく出るとは限りません
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しぇるぱ
著者は理系の学者の出。定時制高校のことはどこで知ったんだろう。定時制高校の先生藤竹が科学部を作ろうとする。最初に岳人が釣れた。次にフィリピンの中年のパブのママアンジェラ、佳純はSFオタク、最後は老齢の長嶺さん、この三人で科学部を始めた。科学部のテーマは、火星にクレーターがある。隕石が衝突してクレーターが生まれるのだ。この火星のクレーターを地球で誕生させようとする実験なのだ。この実験結果を学会発表するのだ。学会とは、日本地球惑星科学連合大会、その中で高校生セッションで発表するのだ。結果、大成功。実話を基に、
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しぇるぱ
探偵ものだと思うでしょ、大違い、毛ほどもかすっていません。茶色の板のような月が見えてくる時代のお話しです。化け物、夢魔、幽霊、が出てきて、人を襲います。政府は、警察・軍隊の代わりにアウトソーシングします。傭兵会社、警備会社、探偵社、なんでもよろし、外注します。このお話は、探偵社の社員のお話し。次々と化け物がわらわらと湧いてきます。それを退治するのだが、反撃される場合もある。武運拙く死んでいく場合もある。いえ、たいてい死んでいきます。出てくる化け物、トイレのはなこさん、爆走電車、Uターンばばぁ、などなど。。
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しぇるぱ
片桐は所轄から警視庁本部に転勤になった。捜査共助課。見当たり捜査をするのだ。何百もの写真を覚えて雑踏で見当たり見つけるのだ。何ヶ月も、一年も成果が上がらない。凹みそうになる。課内に稲本警部補がいる。単独行動を許されている。それでいて、課内で一番の検挙数なのだ。やり口を知りたくて、稲本を追跡する。心眼で見ろ、と教わった。捜査一課の課長が変わった。見当たり捜査は効率が悪い。SSBS=防犯カメラ画像のほうがよっぽど効率が良い、という論旨を立てている。捜査一課長に反発して見当たりに励む。片桐は見当たりで殺人犯を見
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しぇるぱ
主人公は神野まひろ、複雑な生い立ち、18歳。三原伽羅、ペンネームみはらから、文筆家、詩人、画家。72歳。まひろはからさんの家へ住み込みで、秘書・家政婦の仕事をすることになった。からさんの家の同居者は、他に三人。セリフはもちろん会話だが、地の文、ト書き相当部分も思いの丈を出して揺れ動く。小説の体をなしているが、エッセイでもあり、ストーリーを語ろうとする意識が薄い。起承転結なんてあったのかしら。時間がゆっくり流れている。これは童話かも。ここからどんなお話が紡ぎ出されると思いますか。ちょっと重いお話し。びっくり
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/02(5530日経過)
記録初日
2009/11/02(5530日経過)
読んだ本
1677冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
548806ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
1648件(投稿率98.3%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
http://sherpaland.net/
自己紹介

行間の詰まった本は苦手です。
パラパラとページをめくって、ページが白いか黒いかで、その本を読むかパスするかが決まります。
ページが白いか黒いかとは、漢字が多いか少ないかということ、改行せずに、どこまでも続く長いセンテンスも嫌いですね。

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