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2024年4月の読書メーターまとめ

KEI
読んだ本
14
読んだページ
4437ページ
感想・レビュー
14
ナイス
854ナイス

2024年4月に読んだ本
14

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

KEI
本屋大賞という事とタイトルが面白そうなので手にした本。読んでいて、成瀬ならいずれ天下を取るのでは?と思った。誰にも媚びる事は無く、やりたい事は積極的に挑戦する。成績も優秀。200歳まで生きるとかM-1に挑戦する。剣玉での自己紹介、3年でどれほど髪が伸びるのかと剃り上げてしまってもマイペース。ただ成瀬にも弱点はあった。幼馴染の島崎が東京へ引っ越す事で動揺する姿を見せる事。滋賀県愛に溢れる小説だった。面白く読めた。お勧め本です。
アボガドみよ
2024/04/15 19:23

たねやが経営してるクラブハリエのバームクーヘンです~(^^♪

KEI
2024/04/15 20:08

「たねや」!懐かしい!

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

KEI

箱根 宮城野で今年最後の花見が出来ました。

箱根 宮城野で今年最後の花見が出来ました。
KEI
2024/04/11 19:24

まっちゃん 行いが良いからでしょうね😊

まっちゃん
2024/04/12 13:25

参りました!(o*。_。)oペコッ

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
14

KEI
30年前に起きた未解決に終わった2児同時誘拐では1人がすぐに発見されたが、もう1人は3年後に祖父母の元に返された。それも身なりが良く、読み書きが出来、抜けた乳歯までもが綺麗に揃えて箱の中にあった。誘拐される前より充実した暮らしが垣間見られる。その空白の3年間に何が起きたのか?誘拐当初の緊迫する捜査現場の臨場感は読んでいてどうなるのかと惹きつけられた。描かれた画壇の姿に驚く。同級生だった里穂との恋心と再会シーンは感動ものだ。育てた仮の親の愛情と手放す時の思いには涙が禁じ得ない。力作だった。
が「ナイス!」と言っています。
KEI
著者の作品8作目。60代から70代にかけて書かれた本という事で、登場人物達も同年代の男達。身近な所に起こる様々な出来事に対する違和感をしっかり感じ取る力は素晴らしい。歳を取る事に対する諦念を感じると共に、生きる事への本質を見極めようとする姿を垣間見た。12編どれも甲乙付け難かったが、銀行のATMや自動改札口に戸惑う主人公は著者の姿なのかと思わされる【浅いつきあい】少しホラーっぽい【隣家】など引き込まれて読んだ。代表作と言われる【時間】や【五月巡歴】を読みたい。良作。
が「ナイス!」と言っています。
KEI
男は社会で心身をすり減らしながら家族を養えば、外で何をしても構わない。一方、妻は貞淑に家庭を守り、夫を支え、子育てに専念する…という、ザ・昭和の世界。人生の頽齢期に立った男が自分の生活を振り返り、「このまま老いていくのか?妻に秘密を持ちたい」という抵抗と頓挫する様が描かれていた。自分は若い女と恋をしたいと願う一方で娘の恋愛、妊娠に戸惑う様子は、今でも変わらないのだろう。舞台となる昭和30年なら男の平均寿命は63歳なら48歳は人生に焦りもあるだろうなとも思う。面白く読めた。
キムチ27
2024/05/26 07:22

難解というよりも、当時は身に染むように読めました。が再読したら価値観が全く異なり苛々。映画化されたのを見たときもくすんだ感覚にげんなりしました。幾つかお勧めは〜人間の壁、蒼氓、金環食、風にそよぐ葦、傷だらけの山河、心猿かな。結婚、女性に関し書かれたのが多いですが、げんなりしつつも、こうやって日本が近代化の道を辿ってきたのだなあと学びにはなりそう。歴史モノも同じくです。自民政権と閥との癒着とかのダークな歴史も清張や現代の月村、雫井、楡、薬丸さん等と比較したら面白いですよ

KEI
2024/05/26 13:53

キムチさん たくさん読まれましたね。機会があればその中の1冊は読みたいと思います。

が「ナイス!」と言っています。
KEI
怖いより惹きつけられ、最後に哲平一家がこのマンションから出られるのかが気になり一気に読んでしまった。都心の新築マンション、格安、ただ8階の窓から見えるのは墓地と寺、火葬場。それを手に入れた哲平一家に起こる不思議な出来事。じわじわと心理戦の様に姿も見せず、住人達を追い詰めていく。何故、哲平一家のみ閉じ込められたのか?停電なのにご飯が炊ける?何故、運送会社の人達が溶けてしまうのかが疑問。怖かったらサッサとホテルでも何でも出ていけば良かったのに… 面白かったのだがもっとじわじわした怖さが欲しかった。
KEI
2024/04/20 11:25

おかさん 最近、ホラーより世の中 出来事の方が怖いです。

おか
2024/04/20 21:18

あははは 私も 物語の世界に逃げ込んでます、、、

が「ナイス!」と言っています。
KEI
初版が98年だから今から30年近く前のエッセイ。本書以降「◯◯力」が流行ったと思う。物忘れや足腰の筋力低下などネガティブな状況を老人力と称してポジティブにとらえる著者の発想は面白い。氏や南伸坊さんらが「路上観察学会」と称して東海道をぶらぶら歩きながら写真を撮る中で発祥したそうだ。時々笑えてくる話もあり、歳をとるのも面白そうだと思った。あれ、それの固有名詞の無い会話が通じる我が家も老人力満載である(笑)
が「ナイス!」と言っています。
KEI
なになに、毎週末は合コンの予定が入っているとは!そして気が合ったら初対面にも拘らずお持ち帰りするのが12年前は普通なの?本書を読んでオバチャンは驚いた。主人公・智香とシェアハウスしているアラサー友達4人との婚活模様。女性視点からの恋愛、結婚、男性の見方というのがリアルに描かれて、結婚するのも大変なのだなぁと思う。これでは30歳以下の未婚率が3人に1人と言うのも頷ける。智香ら4人がそれぞれハッピーエンドになりそうなので良かった。石田衣良さんらしい都会的な情景描写も読みやすい。
が「ナイス!」と言っています。
KEI
本屋大賞という事とタイトルが面白そうなので手にした本。読んでいて、成瀬ならいずれ天下を取るのでは?と思った。誰にも媚びる事は無く、やりたい事は積極的に挑戦する。成績も優秀。200歳まで生きるとかM-1に挑戦する。剣玉での自己紹介、3年でどれほど髪が伸びるのかと剃り上げてしまってもマイペース。ただ成瀬にも弱点はあった。幼馴染の島崎が東京へ引っ越す事で動揺する姿を見せる事。滋賀県愛に溢れる小説だった。面白く読めた。お勧め本です。
アボガドみよ
2024/04/15 19:23

たねやが経営してるクラブハリエのバームクーヘンです~(^^♪

KEI
2024/04/15 20:08

「たねや」!懐かしい!

が「ナイス!」と言っています。
KEI
何やら人生に屈託がある人が、そのコミニュティハウスにある図書室に行くとベイマックスみたいな司書が「何をお探しですか?」問いかけ、その人にぴったりの本を探してくれる。「付録ですよ」と羊毛フェルトのマスコットもくれる。意外な本に背を押される様に物の見方を変えるだけで前向きになり、一歩踏み出せる様に変わっていく5人の連作短編。2章のアンティークに興味がある諒の話が良かった。読み心地が暖かい。私が時々行くコミハの図書室がモデル!と聞き驚いた。小町さんの様な司書さんはいないが、本書は著者から贈呈されたサイン本だった
おか
2024/04/14 19:49

すごい!あんな図書館のモデルなんて!近くにあって羨ましい❣

KEI
2024/04/14 21:56

おかさん 私もびっくりしました。どうやら生息地が近そうです。娘たちも孫たちも息子さんの中学同窓でした。

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KEI
お名前は知っていたが初読みの作家さん。中学生の珠美の前に突然ムショ帰りの祖父が帰って来た!祖母はそれを聞くと大急ぎで、叔父の家へ避難してしまう。さて、どんなおじいちゃんなのかと思って読み進めると、なんともいなせなグランパだ。珠美のイジメも解決し、校内暴力の少年たちまで懐柔してしまう。【気になるのは、どんな死に方をするかじゃなく、死ぬまでに何ができるかってことだ】と言う敬三(ゴダケン)爺さんがかっこいい。最後の意外な展開に言葉も無いが、皆に愛された素敵なグランパだった。
おか
2024/04/12 14:40

筒井康隆さん 昔よく読んでました。えーと 確か 時をかける少女 なんかが身近かもしれません

KEI
2024/04/12 16:45

おかさん 「時をかける少女」も未読です。筒井さんは全くの初めてでした😅

が「ナイス!」と言っています。
KEI
戦国時代の動乱の中で自分の筆を磨き続けてきた絵師・等伯の生き様が見事に描かれていた。 狩野派との対立や、心の師でもあった利休の自刃、後継ともなる息子久蔵の死と度重なる悲劇にも合いそれでも筆を取る。自分しか出来ない事は?と問いかけながら秀吉と命を賭けて描いた「松林図屏風」は近衛前久に「等覚一転名字妙覚やな」と言わしめた。それは捨てた故郷の能登七尾の松林だった。自筆を見に出掛けたいと思った。読み応えのある作品で大河ドラマにも相応しい作品だった。お勧め本。
おか
2024/04/12 14:34

はい 頑張りますφ(..)メモメモ

KEI
2024/04/12 14:38

おかさん 是非

が「ナイス!」と言っています。
KEI
NHKラジオ100分de名著で本書の事を知り手にした本。圧倒的な迫力で長谷川信春(等伯)の姿が描かれている。彼が政争に巻き込まれ七尾に居られず、絵の修行をする為に、妻子を連れて苦難の道を行く。織田信長らや戦国の波に飲み込まれつつ、苦節10年再び絵師として狩野永徳とどの様に関わって行くのか…それにしても辛苦を共にした理解ある妻 静子の死は悲しい。 下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
KEI
大昔に読んで再読。表題作を含む5篇の短編。登場人物は何か屈託を抱えている様だ。夏目雅子さんの闘病を思わされる「乳房」、夫としては辛かったのだなぁと思った。丼を持って食欲ない妻の為に蕎麦を買いに行く夫の姿にしみじみする。離婚し幼い頃に別れた娘の合格祝いに会いたいと言われ、戸惑う父親としての心の揺れ、同棲している相手を気遣う男としての姿、伊集院さんらしい、野球観戦の爽やかな別れが良かった。親子は再会するのだろうかと余韻を残して。
じいじ
2024/04/06 06:47

これ、私も「乳房」は伊集院さんの愛妻・夏目雅子さんが重なりました。きっと天国で、このお二人は再会をしているかも…?

KEI
2024/04/06 08:01

じいじさん そうだと良いですね。夏目雅子さんは若すぎました。

が「ナイス!」と言っています。
KEI
なんて温かい気持ちにさせてくれる本なのだ! アドバンス・ヒルに住む6人がゆるく繋がっている連作短編。近くの古い公園にある色が剥げたアニマルライドのカバ🦛。このカバは自分の悪い所を撫でたら治るという都市伝説がある。 名付けてリカバリー カバヒコ。6人が持つ痛みや悩みが癒やされていく経過は読んでいても気持ちが良い。いくつか心に響く言葉はあったが、体に痛みを抱えている私には【不安な気持ちに立ち向かうより、そらすと言うことも大事なんだ】の言葉が良かった。私もカバヒコの体中を撫でたい。お勧め本。
まっちゃん
2024/04/05 10:47

最近左ひざが痛くなってきました。俺も撫でたいわぁ。中々染みる作品の様ですね。入れとこう。

KEI
2024/04/05 11:45

是非、おすすめです❗️撫でて膝の痛みがちちんプイ

が「ナイス!」と言っています。
KEI
真珠の買い付けにビジネスクラスでタヒチ!それも最高級ヴィラでのステイなんて、舞台から垂涎ものである。(行ったことが無いが…)そこで主人公真奈が出会ったのは、10年ほど前にともに暮らし別れた竜介だった。焼けぼっくり火が着いた2人。真奈に子犬な様な年下の貴史がおり、竜介にはオリヴァという一緒に住んでいる女がいた。それぞれの相手に嫉妬する貴史とオリヴァ、さてこの4人の恋の行方はどうなる。大泣きをした貴史が1年後、同僚と笑い合って歩いていた事にオバチャンは安堵した😅 村山さんもここへ取材に来たのだろう!いいな。
KEI
2024/04/01 21:45

官能映画の女優😍なれる‼️

ミカママ
2024/04/01 21:52

ソッチですか(笑)がんばります\(^o^)/

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/03(5352日経過)
記録初日
2009/08/01(5446日経過)
読んだ本
2171冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
682015ページ(1日平均125ページ)
感想・レビュー
2158件(投稿率99.4%)
本棚
199棚
性別
現住所
神奈川県
自己紹介

好きな事。。。
手元には本(積ん読本が無いと禁断症状が出ます)、そして部屋の内外に緑、草花。
静かに本を読んでいる時間が至福の時間です^ ^
誰か家事を代わって〜!


たまに非日常を味わう旅 があれば言うことなし。
海や山、自然がいっぱいのところ、もしくは歴史ある街並み、人の営みを感じさせる所。
国内外を問わず、何処でも出掛けたい。
そこで美味しいものに出会えればなおさら結構。
国内全県制覇を目指していますが未達成です。

本はフィクション、ノンフィクションを問わず乱読しています。
読書メーターで様々なレビューを拝見して読みたい本が増えるばかりの嬉しい悲鳴。

素晴らしいレビューに出会うとため息をついてしまいます。
読むことは好きでも書くことは苦手、でも頭の体操と自分を励まして文字制限以内に書く事を信条にしています。

宜しくお願いいたします。

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