読書メーター KADOKAWA Group

2024年4月の読書メーターまとめ

まめ
読んだ本
12
読んだページ
3750ページ
感想・レビュー
11
ナイス
159ナイス

2024年4月に読んだ本
12

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まめ
2024年本屋大賞ノミネート作品。どんな時も冷静沈着、やる時はビシッと決めそれでいて偉ぶらない。鈍感な面もあるけれどユーモアも兼ね備えている、そんな彼が主人公の物語。医者の使命は患者の病気を治すことかもしれないけれど、彼の仕事ぶりを見るとそれだけではないものを感じる。人は最期に何を想うか…。その想いを汲み取ってくれる彼のような医者は貴重な存在。原田病院の面々もかなり個性豊かでバラエティに富んでいる。番外編として各々の話も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

まめ

むしゃくしゃした時は本の世界にどうしても逃避しがちだけど、本の世界に入ってる間は嫌なことを頭から追いやれるからやっぱり読書に限る。そしてそんな今はとてつもなくホラー小説を読みたい気分!!!

きゃる
2024/04/17 16:24

むしゃくしゃした時はゾンビ映画を見てました!「残穢」とかおすすめですけど、有名だからもう読んでるか…

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
11

まめ
ここ最近人間関係における鬱屈した気分がなかなか抜けなかったので積読の中から選書。思い当たる節があって指摘されたことに対してチクっとしたけど、本当のことだからなんとも言えない。考え方を少しずつ変えるきっかけにはなりそう。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
SNSで見かけて気になっていた作品。物語の世界ではあるものの、現実にリンクしているような描写が多くそれがさらに怖さを増幅させる。読んだら呪われ、逃げることはできない。捨てても捨ててもいつの間にか戻ってきている"ゆうずど"。第二章は最後の最後で違う意味でゾッとした。第三章もなかなかに後味の悪さを残す。そして彼らの担任が本当に教育者なのか?と疑いたくなるくらい馬鹿げた考えの持ち主。フィクションであり、ノンフィクションでもありそうで恐怖を掻き立てられる。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
デビュー作とは思えないほどのクオリティ高き作品。こんなにもゾクゾクさせられた作品は久しぶりで興奮した!恐怖が突如襲ってくるのではなく、ジワジワと距離を詰めてくる様が実におどろおどろしい。物語が進むにつれ増す恐怖と、最後に全てが明らかになった時の恐怖、二重の恐怖に背筋が凍る。結末ももしや…?と思わせるものだった。意外と……だったりして!?暖かい家は幸せな家族の象徴なのに…🥶
が「ナイス!」と言っています。
まめ
フィンランドの森に佇む素朴なホテルには"異次元へのドア"があるという噂がある__。様々な理由でホテルメドゥーサへやってきた4人。自分だったら行きたいか、読みながら考える。行ってみたいようで怖くもある。でもきっと異次元は遠いようですぐそばにあるもの。万物はすべて様々な形で繋がっている。不思議な物語だったけれど、この世界のどこかに"異次元への扉"があったら良いな、そんな風に思わせてくれる作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
10話の物語からなるホラー短編集。とても静かな作品ばかりで、だからこそ余計に怖さがジワジワと伝わってきた。その中でもダントツに怖かったのが7話に出てくる男の言葉。順風満帆の人生の裏に隠されたものの正体…気付いた時には後の祭り。最終話の輪廻転生の話は不可思議で、でも現実に絶対ないとも言い切れないのが言いようのない不安を掻き立てられる。夢は喜怒哀楽、様々な気分にさせてくれるものであり、脈略がないからこそ怖い。恐怖の根底には夢と記憶が眠っている。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
2024年本屋大賞ノミネート作品。どんな時も冷静沈着、やる時はビシッと決めそれでいて偉ぶらない。鈍感な面もあるけれどユーモアも兼ね備えている、そんな彼が主人公の物語。医者の使命は患者の病気を治すことかもしれないけれど、彼の仕事ぶりを見るとそれだけではないものを感じる。人は最期に何を想うか…。その想いを汲み取ってくれる彼のような医者は貴重な存在。原田病院の面々もかなり個性豊かでバラエティに富んでいる。番外編として各々の話も読んでみたい。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
人が亡くなる間際に残すとされる珠・ぎょらん。その"ぎょらん"を巡る物語。この珠の中には"思い"が詰まっており、良い思い出が詰まっていることもあればその逆もまた然り。"ぎょらん"自体はとても不思議なものではあるものの、つい引き込まれてしまうそんな魅力もある。思いの形も強さも人それぞれ。もし目の前に"ぎょらん"が現れたら……自分はそれをどうするだろう。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
これまた再読は10年ぶり!今回も前作同様5つの話から成る物語。伊良部の学生時代のエピソード&噂が相変わらずぶっ飛んでいる。噂は噂でしかないが、事実なのでは?と思わせてしまうくらい伊良部の変人ぶりは凄まじい(笑)義父のことで悩む患者の治療はまさに子どものイタズラだけど、やってはいけないと言われてることほどやってみたくなるのが人間な気がする…!それに怖いことを平気で口にする伊良部だけど、彼ならやりかねないからそれがまた恐怖を倍増させる…(笑)
が「ナイス!」と言っています。
まめ
再読するのは10年ぶり!10年経って読み返しても面白さは健在。5つの話から成る物語。久々に会う伊良部、その不思議な魅力あふれる彼の存在に大いに楽しませてもらった。彼の元にやってくる患者たちは深刻な悩みを抱えているのに、気づけば伊良部の奇想天外な治療(?)によって悩みがなくなったり、薄くなったりしているのが面白い。本当にそんなんで?と思うようなことも、実際してみたら案外理にかなってるなんてことも。ちょいちょい登場する看護師のマユミも良い味を出している。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
個性豊かな四姉妹。父親を取り合う気持ちが同じ娘として共感できる。決してファザコンって訳ではないけれど、小さい頃は親には自分だけを見ていてほしいという独占欲がより強かった気がする。だからこそ時には嫉妬したこともあるけれど今となっては笑い話。父親が連れてきた1人の人物によってこの四姉妹の家族は再び“家族”になったんだな〜と。関係性を築く中で自然に生まれた愛はきっと永遠に続き、そんな家族を優しくそして穏やかに見守り続けてくれてるんだろうな。
が「ナイス!」と言っています。
まめ
ホテルジューシー、再び!前作に比べて重ためなテーマが散りばめられていて考えさせられることも多かった。友だちからの指摘、何も間違ったことは言っていないけれどだからこそグサっときた。自分が言われた訳ではないのに、だ。社会人になったら学生時代とは時間の流れ方も生活スタイルも何もかもが大きく変化する。友情関係に変化が生じるのも当たり前のこと。ユージーンの指摘ももっともだけどあんなストレートに言われたら立ち直れなさそう。ホテルジューシーの面々は相変わらずでクメばあ、センばあのお茶目さに癒された。ツンツン攻撃っ!!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/08/17(3934日経過)
記録初日
2013/08/16(3935日経過)
読んだ本
1248冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
333400ページ(1日平均84ページ)
感想・レビュー
896件(投稿率71.8%)
本棚
14棚
自己紹介

「未読本の背表紙は、読書という果てしない旅へと誘ってくれます。世界は未読本であふれている。」by 中江有里さん

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう