巨大地震が発生。要救助者は目が見えず、音が聞こえない…刻一刻と迫り来るタイムリミット。何度も襲う余震…。ドローンを駆使し救助を試みるも…最後には見事に伏線回収。スリル満点。

新型コロナウイルスの最前線で働く医師が主人公の物語。あとがきでも書かれていたようにこの物語が全てではないことは分かるけれど、あの当時の医療現場の窮状が痛いほど伝わってくる。病床率のことも、どちらかと言うと主人公の妻のように感じていた。それに現場とお役所の乖離が甚だしく、それが非常にもどかしい。未知の感染症と戦った、そして戦い続けている医師の方々には心の底から感謝の意を述べたい。

ワードチョイスが絶妙で読んでいて本当に面白かった！ひとつひとつのエピソードがかなり濃い（笑）にしおかさんの立場なら私もキレてしまうだろうな〜なんてエピソードもありつつ、楽しく読めたのはにしおかさんの文才ゆえのもの。ここ最近疲れてたけど、「がんばろ！」と思える、そんなお話だった！

読み進める内に心がズシーンと重くなっていく、そんな読書だった。色々な立場の人が出てくるけれど、介護疲れゆえの殺人は辛すぎる…それが何十年と介護した結果ならより一層…。それと親が亡くなった後、遺体を自宅に置いたままにした子どもの「ひとりになるのが怖かった。近くにいてほしかった」という発言が悲しくて、悲しくて…。親の介護を自分の子どもに任せてたくせに「いつでも逃げられたはずだ」という発言に怒りが込み上げて仕方がない。お前がそれを言うのか？と。読んでいて本当辛かったな…

1つの事故をきっかけに見えてくる真実＿。真実に辿り着いた彼が導き出した答えは…。未成年だからと法の裁きを受けず、死者を冒涜するような生き方をしてる人間を許せないのは誰でもそうだと思う。ましてやそれが家族同然の関係性なら尚更。正直、自業自得では？と思ってしまった。まさに因果応報。

広い意味での延命治療に関して看取りの方なのに…？なんで…？と色々思うとがあるのが正直な気持ち。。。この本を読んで今まで自分が抱えていたモヤモヤとした気持ちに答えをくれるようなものが多くあって読めて良かった。しかしながら…人の最期に立ち会うのは何度経験しても辛いし悲しい。最期まで"その人の「生き方」を支えていく"ことを肝に銘じる。

いや〜とっても面白かった！これは何度も読み返したくなる！7つのテーマで書かれており、それぞれのタイトルがかなりシュール(笑)表題もその内の１つ。10年間飲みかけの紅茶！？取扱説明書から見える1人の男の人生。トイレの中が一瞬で外国に！？花たちの文通💌入浴剤・バブのシュワシュワは鼓動！？機関車トーマス、気になりすぎる(笑)世界は色で溢れてる！！！こんなにも読んでてワクワクするのは久々の感覚⭐︎

巨大地震が発生。要救助者は目が見えず、音が聞こえない…刻一刻と迫り来るタイムリミット。何度も襲う余震…。ドローンを駆使し救助を試みるも…最後には見事に伏線回収。スリル満点。

時空を超え、ラジオを通して繋がる"声"。昭和と令和、二つの時代に生きる人々。ロマン溢れるラジオならではの良さが詰まった作品！「夕日はとっくに沈んで、いつの間にか二人して夜の入り口に座っていた」