ネタバレハイウェイで突然産気ついてしまったリー。偶然通りかかり否応なく出産を手伝うチャド。究極の修羅場でお互い惹かれ合いながらも一次解散。リーの住居を見つけ猛烈アタックするチャドが逞しい。伴侶を亡くしたもの同士ながら再び愛する人を危険な仕事で失う事を恐れて決心がつかないリーの気持ち以外はお似合いカップルで安心して読めた。

ネタバレいかさま賭博師の父と世界中を放浪した挙句、父の遺言を実行する為イギリスにもどったキティ。父の元愛人ローズ宅に身を寄せるがローズに意外にしっかり保護され謎の女相続人として社交界にも参加。しかし裏では父の遺言を実行しようとして苦労人ヒューゴーに見つかり徐々に身バレしそうになる。悪人はとことん悪い奴、善人は善人でハピエン。積読本解消、処分のために古い本から片っ端に読んで意外と面白く改めて作者さんを見たらアン・グレーシーさん。ストーリーにパンチが効いている。

ネタバレ新型コロナウイルス編：2024年現在。アフターコロナと言われているが無駄な騒ぎが収まっただけで、まだまだ身近な存在で他人ごとではない。はしかも流行してるし現代においても出産の怖さは昔と変わらないんだろうね。

ネタバレ助産師の選択、出産の明日：人生一本路しか選べないけど歩いた道が正解と思える人生を歩みたい。エンディングの構図が作者の息子さんが小さな頃考えて、ずーっと前から決まっていて、それに向かって終着するお話がジーンときた。

ネタバレ救命の未来：舞台となっている医療センター、大規模病院だからかシリーズ中死戦期帝王切開が多すぎて怖い。

ネタバレ新しいNICU：地方で得ることのできる医療サービス、教育福祉サービスはどうしても限られてくる。最高のサービスを求めて都会に移動するか、地方でできる限りのサービスで頑張るか。限りある人材、資源のなかで最適値を探す難しさ。

ネタバレ短編3部作。1作目：パパを亡くした小さな女の子がクリスマスの願いをキャンドルに託すと吹雪の中、何者かに襲われ記憶を亡くした軍人らしき男性が玄関ドアをノックする。2作目：両親を亡くし家庭教師をしている家に過去に結婚を約束した男性が客人として現れる。3作目：独身主義のベスのもとに幼馴染が現れ、両親からの縁談を躱す為恋人のふりをしてもらい・・・。クリスマスらしい短編集

ネタバレ作家キルスティはアクロバットパイロットの亡き夫をテーマにした映画の脚本を執筆中。夫の生きた軌跡を映画化することで永遠の別れに区切りをつけようとしている。夫、デーモン・ラムを演じるのは傍若無人な人物で知られる国民的スターのライラン。彼はデーモンの人となりを知るためキルスティの家に泊まり込み彼の生活した空間を感じたいと要求する。夫を綺麗に弔い自分の気持ちを昇華させるための作品作りにライランが大胆に踏み込み夫婦の秘密を抉り出す。作家と映像側のトラブルがあったばかりのこの時期この作品に出合うのは何か意味深に感じる

ネタバレハイウェイで突然産気ついてしまったリー。偶然通りかかり否応なく出産を手伝うチャド。究極の修羅場でお互い惹かれ合いながらも一次解散。リーの住居を見つけ猛烈アタックするチャドが逞しい。伴侶を亡くしたもの同士ながら再び愛する人を危険な仕事で失う事を恐れて決心がつかないリーの気持ち以外はお似合いカップルで安心して読めた。

ネタバレソーシャルワーカー、NICU：ハヤト君、いいパパに出会えてよかったね。

ネタバレ医療安全管理、医師と助産師：中世期を舞台とした小説や江戸時代の人情小説なんかでもお産で亡くなる女性の何と多い事か。そんな時代があったことを忘れてしまう現代。

ネタバレ医療安全管理：既往帝王切開で前置胎盤合併の手術で産科医が逮捕されたショッキングなニュースが2004年とのこと。あれから20年。産科病院の集約、既往帝切はほぼ帝切、骨盤位もほぼ帝切、産科ガイドライン…きっと激動の20年だった事でしょう。

ネタバレ幼くして両親を交通事故で亡くし年の離れたレーサーの兄に育てられたフォクシー。フリーカメラマンとして兄のチームを取材に訪れる。そこで6年前恋に落ちたランスと再会。大人になりランスとの軽快な言葉の応酬に過去の苦い思いを隠すフォクシー。両親の事故死のトラウマを抱え、兄たちの危険な仕事に複雑な思いを抱くフォクシーの気持ちを理解するランスの優しさを隠したクールさがかっこいい。

ネタバレ里帰り出産、子宮頚管無力症、胎盤、骨粗しょう症：表紙折り返しのペンキだらけのPOPなサクラ先生がかっこいい。

ネタバレ同性愛、性分化疾患、梅毒：同性愛とまではいかなくても気の合った独身同志の友人、家を構えて老後まで過ごしている知人がいるけど、施設入居などの時に多少は波風が立っている様子。パートナーシップという制度も恋愛感情抜きに広く認知されてほしい。

ネタバレプロテニスプレイヤーのスティービーは試合中に意識消失、昔から彼女を追いかけ辛辣なコラムを書いていたジャーナリストのジャッドは真実を突き止めようと彼女に接触。彼女の絶望を察しスキャンダルから隠そうと自分の所有する牧場に二人で逃避行する。かつてのトラウマを抱えるジャッドはスティービーに触発され何度も途中放棄していた自叙伝を執筆し始める。ストーリーは良いんだけど、35年前の作品とは言え病気の記述がとても勉強不足というか滅茶苦茶で将来の巨匠とは思えない。今なら突込みの嵐だと思う。どうしてこうなった？レベルで酷い。

ネタバレ過去のトラウマに苛まれ、その10倍もの人生の時間を無駄にする悲しさ。客観的にはそう感じるけどいざ自分になると・・・。今回は犯人に辿り着くまでがいつもより長かったので聡明な被害者の安否が多分大丈夫だけど、でも気になってドキドキ。今より近未来のイヴが、今よりちょっと前の手掛かりを捜査しているのがとても不思議な感じだった。昔、多分NHKで観た子育て下手な母さんカンガルーと子育て上手な母さんカンガルーの観察番組を思い出してしまった。

ネタバレ難聴、養子縁組：新生児聴力検査の方ではなく妊婦さんの方だった。加齢で五感が衰えてくると身につまされる問題。他人事ではなくなる・・・。

ネタバレ災害医療、腰痛：過去の震災の時、不妊治療後の安静を要するときに避難を余儀なくされて上の階へ歩いて治療が失敗し訴訟されたニュースを見た。10年以上ずーっとモヤっている案件・・・。

ネタバレ離島医療：離島に派遣出張していた友人によれば定期船のない時刻にヘリやセスナで緊急搬送されるのは島民に限らずかなりの割合で観光客だったとのこと。自分も気を付けようっと。

ネタバレポリーは3年前イタリアのホテルで働くサンドロと恋に落ち結婚の約束をしたが代理人が多額の手切れ金を提示しそれ以降彼の消息が途絶える、帰国後妊娠が発覚、実家のサポートを受けながら添乗員として生計を立てるポリーの前に再びサンドロが現れ発覚した子供の親権を主張・・・。イタリア富豪・侯爵・シークレットbaby・陰謀と誤解・・・HQ要素てんこ盛り。

ネタバレVBAC、胎動、子宮筋腫：2016年作品。8年間で既往帝切後の経腟分娩、陣痛促進剤投与など時代の流れを感じる。

ネタバレ久々のキャンディス・キャンプ。この作者さんが初めてのロマ本デビューだったわぁ。相変わらずしっかり者で賢くておっとりお人好しなヒロイン。元夫は結婚により勘当された伯爵の一人息子。夫を亡くし生まれたばかりの子供を抱え呆然としたところにやってきた伯爵家の代理人カーライル。息子を金で引き取ろうと冷たく言い放つカーライルから5年間逃避生活を送る。ついに追い詰められ伯爵家と対峙してみればお互い誤解していたことに気が付き、暴力で拉致しようとしていた敵は別に存在することが判明。シリーズ第一作目。傍若無人な曾祖母が大活躍。

ネタバレスーパーモデルのラナは毒親のいいなりの生活とキャリアから逃避するために容姿を隠してテキサスの小さな町で隠遁生活を送る。ありのままの自分を受け入れてくれる大家のルビーに癒され別のキャリアを築こうと奮闘中、プロ・フットボール選手のトレントが肩の故障を癒す為に叔母のルビー宅に転がり込んでくる。彼に惹かれながらも素性を明かせないラナ。彼女が何故、謎多い生活をしているのか理解に苦しむトレント。プレシーズン・パーティーにパートナーとして招待されたラナの苦悩が身につまされる。

ネタバレ前妻を馬車の事故で亡くした男爵が見初めたのは牧師の娘のロビン。人生最初で最後の社交界を終え自宅に帰るところを男爵の母に気に入られ避暑地ブライトンに招待される。両家の母達も乗り気な縁談ながらロビンの気持ちが整うようにそーっと穏やかに見守っているのが好感度UP。割と単調なストーリーながら作者さんの腕の見せ所的なお話。

ネタバレ胎便吸引症候群、出生届：2016年作品。8年の間に公文書に印鑑が不要になったし時代の動きを感じる。

ネタバレ子宮頸がん、身長差、時間外受診：時間外受診料って高いはず。どの位高いのかはわかんないけど…。

ネタバレ逆子、腎盂腎炎、子宮頸がん：頸がんワクチンが男女対象の任意接種になりつつあり、ちょっと喜んでいる。風疹にしても頸がんワクチンにしても男性、女性片方じゃだめだと思う。

ネタバレ妊娠高血圧症、アレルギー、転科：植物由来で安全ってうたい文句があるけど植物アレルギーもいっぱいあるから！植物プラゼンタってあるけど植物にプラゼンタないから。動物プラゼンタとは別物だから。。。アレルギー持ちの独り言でした。

ネタバレ長期入院、フルコース、未熟児網膜症：2015年の作品。9年間でどの程度進化したのかな…。

ネタバレ前作ヒロイン、ヘレナの兄で公爵の非嫡出子ライカ―。妹の夫で現サマセット公爵の命を救ったことにより国王より子爵を授与されるが賭博場のオーナーでもある。妹の舞踏会で暗がりにいたペネロペを敵と間違いもみ合っているところを周囲に見つかり結婚。幼く世間知らずだったペネロペがライカ―の氷の心をどんどん溶かしてしまう。ストーリーは面白かったけどデビューしたての貴族のお嬢さんが数日でボスの心を掌握するのって少々安易感が否めないでもない。

ネタバレ無痛分娩、長期入院：10巻目にしてまだまだ語り切れないテーマがあるって奥が深い。

ネタバレ研修医、インフルエンザ、出産予定日：最近はインフルもコロナも相変わらず流行しているから大変…住んでいる地域ではポストコロナなんかじゃなくて現在進行形で流行っているんだから困ったもんです。