読書メーター KADOKAWA Group

2024年11月の読書メーターまとめ

遊動する旧石器人
読んだ本
2
読んだページ
568ページ
感想・レビュー
2
ナイス
8ナイス

2024年11月に読んだ本
2

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • buuupuuu

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

遊動する旧石器人
2024年10月25日発行。日本の戦後秩序の中で、難しい立ち位置にあった加耶/任那における研究が、21世紀に入り大きなトピックとして現前していることは、日本で特別展「加耶」が開催される等、言を俟たない。韓国側から朴天秀氏をはじめ積極的に韓日交渉が研究されるようになり、闇は明るくなってきた。そうした流れの中において、本書は2024年現在的な加耶/任那に関する研究成果を文献史学に大きくは依拠しながらも概説的に示してもらえる1冊。韓国側でも、近年加耶に関する書籍が続々と刊行されており、今後も目が離せない地域。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
2

遊動する旧石器人
2024年10月25日発行。日本の戦後秩序の中で、難しい立ち位置にあった加耶/任那における研究が、21世紀に入り大きなトピックとして現前していることは、日本で特別展「加耶」が開催される等、言を俟たない。韓国側から朴天秀氏をはじめ積極的に韓日交渉が研究されるようになり、闇は明るくなってきた。そうした流れの中において、本書は2024年現在的な加耶/任那に関する研究成果を文献史学に大きくは依拠しながらも概説的に示してもらえる1冊。韓国側でも、近年加耶に関する書籍が続々と刊行されており、今後も目が離せない地域。
が「ナイス!」と言っています。
遊動する旧石器人
2024年6月30日第1刷。スピノザの『エチカ』を基にして、境界性パーソナリティー障害患者に対する精神療法・精神分析について述べた1冊。自身は、筆者とは異なり、哲学的側面から精神分析を見ているため、哲学を背景としない精神分析家によるスピノザ『エチカ』の評価については分からないが、少なくとも、『エチカ』の内容が精神分析にも示唆的であることは言を俟たない。問題は、本書が何を主張したいのかが明確でなかった点にあり、『エチカ』的に筆者の精神分析がこのように解釈出来るとした1冊であり、その結論は未来に委ねられる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/09/03(4134日経過)
記録初日
2013/08/28(4140日経過)
読んだ本
429冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
111523ページ(1日平均26ページ)
感想・レビュー
429件(投稿率100.0%)
本棚
11棚
性別
自己紹介

いろんな本を読んでいきたいと思いますー。
050冊目:2014『季刊考古学』第127号 雄山閣(2014.05.27)
100冊目:片山一道2015『骨が語る日本人の歴史』筑摩書房(2015.07.02)
150冊目:吉村武彦2015『蘇我氏の古代』岩波書店(2016.07.26)
200冊目:池上彰2015『学校では教えない「社会人のための現代史」』文藝春秋(2018.03.01)
250冊目:河上麻由子2019『古代日中関係史』中央公論新社(2019.09.29)
300冊目:中村隆文2021『世界がわかる比較思想史入門』筑摩書房(2021.09.18)
350冊目:ハンナ・アレント(訳:志水速雄)1994『人間の条件』筑摩書房(2023.01.24)
400冊目:千葉雅也2024『センスの哲学』文藝春秋(2024.05.07)

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう