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2024年2月の読書メーターまとめ

mawaji
読んだ本
6
読んだページ
1485ページ
感想・レビュー
6
ナイス
83ナイス

2024年2月に読んだ本
6

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mawaji
「神様のカルテ」以降新刊が出るたびに著者の本を手にとっていますが本書は最新刊にして極私的ベストの一冊と言えるでしょう、本当に面白かった。大学医学部に入るには理系選択でも、何科の診療に携わるにしても医療は哲学的な局面に向き合わざるを得ないことが多々あるということで、医学部における文系というかリベラルアーツの比重はどんなものなのであろうかと気になるところです。哲学書にはなかなか手を伸ばしにくいのですが、スピノザの入門書みたいなのを探して読んでみましょう。「人間にできることはほとんどない。それでも努力しなさい」
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

mawaji

読メのみなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。2024年1月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:1320ページ ナイス数:107ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/39064/summary/monthly/2024/1

が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
6

mawaji
夏川草介「スピノザの診察室」を読んで、少しでもとっつきやすい本書をと思って手に取りましたが予想通りムツカシく、ヒーコラいいながら読みました。「一般的観念というのはいわゆる偏見」「存在している個体は、それぞれがそれ自体の完全性を備えている」「女だから、子どもだから、老人だからこうしろというのはその人の本質を踏みにじることになる」という考え方は今の時代は特に大切かもしれません。これからますますAIが幅を利かせることになりそうな昨今、著者やアガンベンのような哲学者の役割はとても重要になってくるのではなかろうか。
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mawaji
デレク&ザ・ドミノスにまつわるあれこれ、どの記事も興味深く読みました。1970年ギター・プレイヤー誌のインタビューでアンプの設定や使用弦、はては好きなピックまで聞き出そうとするインタビュアーの心意気はとても微笑ましく思いました。ボビー・ウィットロックの「クラプトンは常にギターをいじってハードウェアの交換を試みたり、弦高がきっちり8分の1インチの高さであることを確認したり云々」という証言はクラプトンのギター小僧っぷりがよく表れていると思いました。Dr, Genのクラプトンに対する造詣の深さに感服しつつ読了。
が「ナイス!」と言っています。
mawaji
「神様のカルテ」以降新刊が出るたびに著者の本を手にとっていますが本書は最新刊にして極私的ベストの一冊と言えるでしょう、本当に面白かった。大学医学部に入るには理系選択でも、何科の診療に携わるにしても医療は哲学的な局面に向き合わざるを得ないことが多々あるということで、医学部における文系というかリベラルアーツの比重はどんなものなのであろうかと気になるところです。哲学書にはなかなか手を伸ばしにくいのですが、スピノザの入門書みたいなのを探して読んでみましょう。「人間にできることはほとんどない。それでも努力しなさい」
が「ナイス!」と言っています。
mawaji
Xで開催されたスペースで平安時代の文学を深く愛する編集者・たらればさんが勧めていたうちの一冊。大学で優秀な成績を収めても高位高官に結びつくものではない為時の実情や皇統を継ぐためにキサキを懐妊させる円融天皇の責任感など、たいへんよく理解できました。それにしても藤原実資の功績は多大なるものがあるようで、実資という名前が出てくるたびにロバート秋山の顔がちらついてしまってしょうがなかったです。呪詛を恐れた社会で今後は晴明サンタマリアの暗躍が期待されるところです。今年の大河視聴者はかなり参考になるのではなかろうか。
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mawaji
大河ドラマ「光る君へ」鑑賞の参考になるかも知んないなと思って手にとりました。山口先生の伝えようとする思いがヒシヒシと感じられ、とてもおもしろく読みました。係り結びについてはほんとうに目からウロコで、私も本書を読むまで蛍の光の歌詞は「今こそ別れ目」と思ってました。「係り結びの消滅は日本人が情緒的な思考から脱皮し、論理的思考をとるようになったということ」を知ることができたことだけでもこの本を読んだ意義があったというものです。私のおじいちゃんも「大会」のことを「たいくゎい」って言ってたなあと思い出しながら読了。
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mawaji
SNSで書影が目に留まり手に取った今年初のガイブン、大当たりでした。洋の東西、今昔問わず辞書編纂者はフィールドワークで用例採集し語釈に頭を悩ませているのですね。確かに医学や卑語関連の語はネタになりやすいと思われ、中高生の頃は辞書でヒワイな語を確認してはギャーギャー盛り上がったものです、オハズカシイ。大学生になってからもけっきょくpriapismとかあまり目にしない病名ばっかり覚えているのでした。Secretとsecretoryの関連性はとても興味深し。翻訳たいへんだったと思いますが、とても面白かったです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/05(5325日経過)
記録初日
1985/06/06(14243日経過)
読んだ本
2319冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
618192ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
2143件(投稿率92.4%)
本棚
24棚
性別
年齢
64歳
血液型
B型
職業
専門職
現住所
千葉県
外部サイト
URL/ブログ
http://twitter.com/awaji9
自己紹介

☆今年の一冊
令和5年 木内 昇:かたばみ
令和4年 カズオ・イシグロ:日の名残り
令和3年 松田青子:自分で名付ける
令和2年 ヘレン・E・フィッシャー:愛はなぜ終わるのか
令和元年 中島京子:夢見る帝国図書館
平成30年 浅田次郎:壬生義士伝
平成29年 ユヴァル・ノア・ハラリ:サピエンス全史
平成28年 マーク・ルイソン:ザ・ビートルズ史
平成27年 井上靖:北の海
平成26年 木内 昇:櫛挽道守
平成25年 ジャレド・ダイアモンド:人間の性はなぜ奇妙に進化したのか
平成24年 冲方 丁:光圀伝
平成23年 浅田次郎:一刀斎夢録
平成22年 藤谷治:船に乗れ!
平成21年 森見登美彦:恋文の技術
平成20年 小川洋子:ミーナの行進

NHKの「まちかど情報室」を見てこのサイトを知り、平成21年11月5日登録。
とりあえず、今までの読書備忘録として使用中。
小、中、高と図書館から本を借りたこと無し。
大学生の頃、椎名誠あたりをきっかけに一時期読書習慣あり。
仕事を始めてから仕事以外の本はまたぱったり読まなくなった。
2年前くらい、子どものお受験をきっかけに椎名誠の「岳物語」を再読し、模試会場待合室のシーンとした講堂で「くっくっくっ」と笑いをこらえるのに必死になり、周囲のご父兄より怪しがられつつ第二期読書習慣へ突入中。
♪命はひとつ 人生は1回、あぁ、今までの長いブランクが悔やまれますが、とりあえず今の読書ライフを楽しんでいます。

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