心がホッとするようなお話で、あっという間に読んでしまいました。"できる、できないは関係ない。とりあえず、やってみるのがスタート"っていう言葉がとても心に沁みました。

心がホッとするようなお話で、あっという間に読んでしまいました。"できる、できないは関係ない。とりあえず、やってみるのがスタート"っていう言葉がとても心に沁みました。

柚木さんの作品は好きで、ほとんど読んでいるので、この本も楽しみにしていたのですが、次々読んでもなかなか興味わかず、5つ目のお話で、リタイア。早く読み終えたいと思いながら読むのがしんどかったです。

指1本のタップで実行できる犯罪、当にそうですね。 SNSによる誹謗中傷で、自殺に追いやられた芸能人もいましたね。軽い気持ちの書き込みで、どんな影響を及ぼすのか考えもしない今の世の中、こう言う犯罪はこれからも増える気がします。 結末はちょっと意外でした。

テーマが、集団レイプ事件なので、重い話でしたが、殺人事件や失踪事件も絡み、途中からどんどん読むスピードが早くなりました。小説ですが、こうやって自分の欲望のはけ口で女性を襲い、保身のため親総出で罪をなかった事にしようとする事例は珍しい事ではない気がします。 最後真実が明らかになって良かったし、鞍岡と志波の繋がりにはジーンと来て、何度も読み返しました。 私の勝手な思いですが、途中まで中山さんの作品かと勘違いしてました。

経験した事のない小学お受験の話、大変さはよくわかりましたが、興味深く読めました。 気力、体力、財力がないと、子供のためとはいえ、渦中に飛び込むには、相当の覚悟が必要ですね。まだまだ学歴重視の世の中ですが、学歴だけでない生き抜く力を持った子供になってほしいと思います。

最初は話に入り込めず、中断しようかと思ったのですが、野草、薬草、発酵の話になって、俄然面白くなって来ました。もうそうなると一気読み。後半は、意外な展開になり 、それも又読むスピードをアップさせてくれました。知識は、人を活かすものですね。