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2024年11月の読書メーターまとめ

ほたぴょん
読んだ本
3
読んだページ
1086ページ
感想・レビュー
3
ナイス
33ナイス

2024年11月に読んだ本
3

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ほたぴょん
下巻を読んでいる途中で感想を書いているが、上巻はさほど面白くなかった。いくつもの謎が複線で走っているのだが、それぞれの謎が交差する焦点がどこなのかが見えないから、どうも手探り感がある。中巻以降、どこでそれが交差するのか、を楽しませる構成になるので、そうなるとぐっと面白くなってくるが、その構成をはじめから意図していたなら、上巻にも、もうちょっとやりようがなかったか。これから読む人は、ちょっと我慢して中巻までは頑張って読もう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
3

ほたぴょん
393ページ、重興が「愛情」という言葉を使うところで引っ掛かりを覚えた。語彙という意味合いでもそうだが、Aへの愛情とBへの愛情は違う、というのは、明治以降、キリスト教的な考え方が導入されて以降の思考ではないだろうか。「気まぐれオレンジロード」のひかるはLikeでまどかはLoveじゃないけどさ。急に「愛情」という語彙を出さねばいけなくなったのは、つまり展開の無理を感じさせる。大団円に向けた話の運びは淀まない。しかし、であれば多紀と重興の関係に無理に落としどころを見出す必要はあったのか、という思いがした。
が「ナイス!」と言っています。
ほたぴょん
中巻に入って俄然面白くなった。断片的であった謎のそれぞれについて、一段階だけ進んだ真実が明かされることで、「あれって実はこの謎と関連してるんじゃ」と考え出したら宮部みゆきの術中にはまっている。宮部みゆきらしいゲーム的な仕掛けだと思うが、どうしても受動的になりがちな読書という体験をなんとか能動的にしてやろう、という作家としての企みだとすれば、これはえらいこっちゃ、というわくわくもある。じゃあこれがどこに着地していくのか、中巻までと明らかに長さが違う下巻を読みながらわくわくしている。
が「ナイス!」と言っています。
ほたぴょん
下巻を読んでいる途中で感想を書いているが、上巻はさほど面白くなかった。いくつもの謎が複線で走っているのだが、それぞれの謎が交差する焦点がどこなのかが見えないから、どうも手探り感がある。中巻以降、どこでそれが交差するのか、を楽しませる構成になるので、そうなるとぐっと面白くなってくるが、その構成をはじめから意図していたなら、上巻にも、もうちょっとやりようがなかったか。これから読む人は、ちょっと我慢して中巻までは頑張って読もう。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/08(5521日経過)
記録初日
2009/11/07(5522日経過)
読んだ本
855冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
281807ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
648件(投稿率75.8%)
本棚
1棚
外部サイト
自己紹介

がおー。

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