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2024年10月の読書メーターまとめ

ぶ~の
読んだ本
10
読んだページ
2830ページ
感想・レビュー
10
ナイス
173ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぶ~の
もうやだ。ダサかっこいい。ほぼ嫁の機嫌を損ねないことしか考えてないとか、蜂の駆除をしながら罪悪感を募らせるとか、小者感満載の癖に腕利きの殺し屋って。最初は脳内で葛藤する兜の思考に処世術の勉強になるなぁなんて笑いながら読んでいましたが、家族を深く愛するがゆえの仁義に熱い行動がとても魅力的でした。解説にあった「君の名は。」との重要な共通項ってどこだろう。最終章の最後のやりとりかなあ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

ぶ~の
オノマトペが、オノマトペがっ。もうなんだろうこの唯一無二感。思いっきり笑わされて思いっきりハラハラさせられて最後はニッコニコで本を閉じました。もう最高。期待を裏切らないエンタメ小説でした。余談ですが、涼介がトランペットのウォームアップでやる「ぺぷぷ」。遠い昔、吹部でトロンボーンを吹いていたので、読みながらものすごい久しぶりにやってみたらば唇まわりが筋肉痛。表情筋が鍛えられる本かもしれない…。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
読み終わって本を閉じた途端に大きく息をはきだしてしまいました。すごかった。頭に浮かんだのは奇想天外という言葉でした。起こった事件や出来事の1つ1つは特別珍しいわけじゃない。なのにそこに法廷制度が絡むと、こんなに異色なものになるのかと驚きでいっぱいになりました。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
肩の力を抜いて自分のペースで生きればいいよと背中を押してもらえる作品でした。登場人物は年齢層もシチュエーションも全く違うのに、そこかしこに自分の経験に重なるエピソードが。猿山のボス状態とか思い浮かぶ人物がいるし、兄弟へのコンプレックスはわかりみが凄い。過去を振り返ってしみじみしたり遠い目になったり色々と考えさせられてしまいました。そして柳田に教えたい。男親に対する娘の嫌悪感の永続性に戦慄してたけども、たぶんそれ一生だから。ウヒョヒョ。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
癒される…。1作目ではBAR追分に立ち寄る誰かのエピソードがメインだったけれど、今回はねこみち横丁の日常っぽい感じでした。ねこみち横丁って雰囲気は下町に近いけれど、そこに集う人たちがお互いに詮索しないから居心地がいいのかも。日々の無理しない暮らし方を楽しんでいる感じ。そして毎回食べ物にやられています。オムライス日和の章を読み終わった直後に速攻でオムライス作って食べました。ベルギービールは美味しいよね。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
可もなく不可もなく、でした。日常系ミステリーの1話完結型なのでで読みやすかったのですが、サラッと流れてしまって特に印象に残ってないといいましょうか…。いや、主人公はちょい役専門の50代の男性ということで活躍しててても印象に残らないのは正解なのか…?うむむ。とはいえこれから面白くなりそうな期待感の高まるエピローグに続編があったら読みたいなと思わされるあたり作者の掌の上だったのかも。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
もうやだ。ダサかっこいい。ほぼ嫁の機嫌を損ねないことしか考えてないとか、蜂の駆除をしながら罪悪感を募らせるとか、小者感満載の癖に腕利きの殺し屋って。最初は脳内で葛藤する兜の思考に処世術の勉強になるなぁなんて笑いながら読んでいましたが、家族を深く愛するがゆえの仁義に熱い行動がとても魅力的でした。解説にあった「君の名は。」との重要な共通項ってどこだろう。最終章の最後のやりとりかなあ。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
色んな作家さんのアンソロジーかと思ったらリレー小説でした。各話の主人公は小学5年生。児童文学ということもあって全体的に教訓めいた内容ではありましたが、たまにはこういうのもいいかな。印象に残ったのは「妖怪食堂は大繁盛」。全て同じ学校の図書室でナビゲーターの司書が登場する話ですが、その縛りの中でも廣島玲子さんらしいなあと感じる楽しい作品でした。リレー小説なので各作家さんらしさを感じられたらもっと楽しめたと思うのですが、他の方々の作品は読んだことがなかったのが少し残念。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
悩みながらも冷静に判断して行動する主人公っていいなあ。公安の横暴さに屈せず捜査を進める姿に飽きることなく一気読みでした。更にジェンダー問題・アカハラ・パタハラと様々な社会問題の一部を垣間見ることができて勉強にもなりました。そういえば作中の重要ワードでもあるジェンダーバイアスのくだりで、1作目をかなり読み進めてから主人公が女性だと気づいてビックリしたことを思い出しました。「無意識にジェンダーバイアスかける」を体験してたと気づいたら妙に嬉しくなりました(謎)
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
心がポカポカして優しい気持ちになれる1冊でした。BAR追分はただあるだけというか、人生の岐路に佇んで強張っている心をほぐしてくれる存在な気がしました。ねこみち横丁の面々の空気感が本当に心地良くて愛おしい!会話がツボに入りまくりでした。「できたてのカレー、ちょっとかける?」にやられ、「全・追分がその時思った」にクスリ。「シュッてやらないのか」「シュッてやる気力が…」のやりとりにホッコリ。「交差点にあるクローゼットに預けてあるものを取りに行く。まずは…」に続くセリフがカッコよくて感激。
が「ナイス!」と言っています。
ぶ~の
ちょっとマザー・グースに通じるものを感じました。1たわごと師1ページなのでオチまで順番に読んで10秒くらい停止して、全体を俯瞰してムズムズする感じが癖になりそう。詩なので原文のニュアンスが気になって「The Book of Nonsense」で調べたらWikisource というたぶんイギリスのサイトを発見。そちらはザ・イギリスな感じのペン画のイラスト付きなので見比べるのが面白かったです。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/04(4068日経過)
記録初日
2013/10/01(4071日経過)
読んだ本
498冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
151630ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
312件(投稿率62.7%)
本棚
4棚
自己紹介

なるべく先入観なしで読みたいので、読みたいと思ったこと以外の情報を忘れた頃に読むようにしています。
読んだ本を掘り下げるのがわりと好き。
あんまり面白くなかったと思った本が掘り下げた後に輝き出すことがあるので。

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